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1、10年以上のガチ愛用者多数?!カラコンの現状を調査
まず「現在、カラーコンタクトを使用していますか?」という質問に対し、全体の過半数(56%)がカラコンを使用していることが判明。
次に“カラコンの使用歴”に対しては、全体の4分の1が10年以上使用しているという結果に。驚くことに中でも30代では、10年以上使用している人が4割を超えていることが分かりました。また、40代でも3割近くが10年以上使用していると回答。
アンケートで10年以上の使用してきたという回答が多かった30〜40代は、1990〜2000年代頃の平成ギャルブームで”元祖カラコン”が流行し、韓国発の「サークルレンズ」や、その後日本でも流行する自然なフチありタイプのものが発売された時代に10〜20代の青春を謳歌した世代。
その背景からも、流行に乗って若い頃に使い始めて以来、カラコンを手放せすことができず、10年以上愛用している人が多いのではないかと推察できます。
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2、もはやカラコンは日常使いが常識?約4割が職場や学校でもカラコンを使用
では一体LIPSユーザーはいつ、どのタイミングでカラコンを使っているのでしょうか。
「職場や学校へ行く時にもカラコンを使用していますか?」という問いに関しては、全体の約4割が「はい」という結果に。
年代別でみると30〜40代は、比較的カラコンを普段使いしている人が多く、【カラコン=日常生活で使用する】が定着していることが垣間見られます。
さらに“カラコンの使用頻度”の質問に対しては、ユーザーの3割が「毎日使用している」と回答した。次いで、結婚式やデートなどの「イベントごとにピンポイント」に使用するが25%、3位は「休日のみ」が22%でした。
毎日と休日を合わせると約5割を超え、使用しているユーザーは特別な時ではなく、日常的に使用していることがわかります。年代別にみると、カラコンを使用している層が厚い30代は4割の人が毎日使用しているという結果からも読み取れます。
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3、カラコンのスペックについてを調査
使用しているカラコンについて「度あり」か「度なし」かを調査すると、「度あり」が6割を超え、年代が高くなると度の入ったカラコンの使用率も上がる傾向に。
「普段よく使用しているカラコンの装着期間」ついては、8割が1日(ワンデー)タイプを使用していることが分かりました。カラコンだけに限らず、クリアレンズでもワンデーが主流となっているの点も背景にあると考えられます。
【度あり×ワンデー】の層が大多数であることから、カラコンがメガネの代用の役目も果たし、生活をする上で欠かせない存在であることも伺えます。
さらにLIPSユーザーはどこでカラコンを購入しているかを調査すると、カラコン専用のECサイトとLIPSショッピングやAmazonなどのECサイトが、全体の6割を超え、半数以上がオンラインで購入していることが分かりました。日常で使うものとしてカラコンが普及したのには、こうしたECサイトで購入ができるようになった環境も大きな要因なのではないでしょうか。
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4、カラコンもナチュラルがキーワード。メイクトレンドともリンクするか
LIPSユーザーのカラコンを使用する理由を深掘りしていきます。
結果は以下のようになりました。
カラコンを使用する理由として最も近いものは…
1位:瞳を大きく見せて、印象を変えたいから(42%)
2位:メイクと同じ感覚(22%)
3位:瞳の色を変えたい(16%)
年代別で見てもダントツの1位が瞳を大きく見せたい、印象を変えたいという結果に。日本では、三白眼など白目の割合が大きいことよりも黒目がちな方が好まれていると言われています。また瞳が大きい=かわいいという潜在意識が強くあることも要因ではないでしょうか。
LIPSのカラーコンタクトランキング1位(2023年9月上旬時点)
「TOPARDS 1day」
@nana1557さんの投稿より https://lipscosme.com/posts/2408649
普段よく使用するカラコンのテイストについては…
1位:ナチュラル系(43%)
2位:色素薄い系(20%)
3位:ちゅるん系(14%)
上記の結果から、カラコンが流行した初頭に多く販売されていた、あからさまにカラコンだと分かるようなデカ目系や黒目系、ハーフ系はあまり好まれておらず、瞳を大きく見せたい・印象を変えたいけえど「ナチュラルに、自然に」が今の主流であることがわかります。以前よりもナチュラルさが重視され、抜け感が求められているメイクのトレンドにも通じる部分なのではないでしょうか。
また、みずみずしくうるおった、いわゆる“ちゅるん系“のカラコも3位と人気でした。メイクのトレンドに牽引され、瞳にも透明感が求められているようです。もはやカラコンもメイクの重要な要素のひとつと認識されていると言えるのではないでしょうか。
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5、着色直径よりもカラーを重要視する傾向
ではLIPSユーザーはカラコンを選ぶ時に何を重視しているのでしょうか?
1位:カラー(37%)
2位:着色直径(22%)
3位:レンズデザイン(18%)
結果からも、やはり”カラー”を重視していることが分かります。カラーの人気で言えば「ナチュラルに盛りたい」という傾向から、年代関係なく1位ブラウン・2位グレー・3位オリーブという結果に。
また、着色直径を重視している人も22%と2位にランクインしていますが、近頃では以前よりも控えめな着色直径が小さめのカラコンが増えている印象です。ひと昔前の大きいほどいいということではなく、「ちょっとだけ盛りたい」「ナチュラルにかわいく」というユーザー意図の表れなのかもしれません。
一方「カラーを選ぶ時に自身のパーソナルカラーを意識しているか」いう質問に対しては、意外ですが半々という結果に。
さらに毎日同じブランドと色を使用しているユーザーが若干多く半数を超える結果となりました。また、毎日違うブランドと色を使用しているユーザーが約半数おり、メイクやファッションを楽しむような感覚で毎日カラコンを選んでいるのではないでしょうか。
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6、カラコン市場、40代ターゲットが狙い目?
最後に、カラコンを使用したことがないユーザーに調査をすると
4割が「使用したことがないが、使用には興味がある」との回答。カラコンへの関心の高さが伺えます。
その中でも10代と40代で興味があるという回答が圧倒的に多い結果に。
韓国アイドルが流行っている今、流行感度が高い10代は納得ですが、意外だったのが40代。
今年の3月には40代のアイコンとなっている滝沢眞規子さんプロデュースのカラコンが発売されるなど、カラコン=若い世代が映えるために使うという概念がなくなり、年代問わずカラコンを楽しむ時代なのかもしれません。
今後はカラコンに馴染みがある世代の年齢も上がってくるので、よりカラコン需要は高まることが想定されます。これからはより年代に焦点を当てた商品開発などが必要になってくるのではないでしょうか。
取材協力/髙丘美沙紀
※こちらの内容は、『LIPS labo』のnoteからもご覧いただけます。
https://note.com/lips_labo/n/n3165b9288624
(過去の調査についても、ぜひ合わせてご覧ください)
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調査結果詳細
調査方法:アンケート調査
調査期間:2023年8月4日(金)~8月9日(水)
調査対象:LIPSユーザーである10代〜50代の男女
対象者数:2,033名
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引用時のお願い
本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として下記のような記載お願いいたします。
例:「『LIPS』による調査」「『LIPS』調べ」など
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LIPSについて
2017年1月にサービスをローンチし、2021年には「コスメ・メイクのクチコミ検索アプリダウンロード数No.1」(出典:App Annie 日本国内 iOS & Android、合計:2021年1月〜12月)を記録。2022年10月には「なりたい自分を、もっと自由に。」のコンセプトを体現するロゴへリデザイン。性別・世代を問わず、メイクや美容を通じて個々人の「幸せ」や「なりたい姿」を自由に追求できるプラットフォームに。さらに2023年1月には累計1,000万ダウンロードを突破。メイクやスキンケアに関する商品レビューやユーザー間コミュニケーション、人気ランキング、新商品情報やプレゼント企画など様々な機能やコンテンツを無料で提供しております。
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会社概要
社名:株式会社AppBrew
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事業内容:美容プラットフォームアプリ「LIPS」の企画・開発・運用
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