脱フロンで、地球温暖化防止に貢献!自然冷媒の急速冷凍機「パラダイムシフトフリーザー」の開発に成功し、2023年12月より発売!食品ロス削減に、地球温暖化防止。ダブルで環境にやさしい

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急速冷凍機の製造・販売をおこなうゼロイチゼロ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表:河原﨑 剛)は、自然冷媒を使用した急速冷凍機の開発に成功し、2023年12月より「パラダイムシフトフリーザー」の販売を開始いたします。
自然冷媒は、自然界にもともとある物質。地球温暖化やオゾン層破壊の原因のひとつとしてあげられているフロンを使用しない、環境にやさしい冷媒です。発売を記念して、9月15日(金)より、予約受付を開始します。初回予約特典として、30台限定で機械代金を10%オフにて提供いたします。
【URL】https://010-inc.com/

食品ロス削減に効果的!-35℃の冷風が食材をやさしく包み込み、「美味しく」「長期保存」を可能に!
エアブラスト式急速冷凍機「パラダイムシフトフリーザー」は、送風ファンにプッシュプル方式を採用。庫内に設置した4つのファンが、間欠運転と速度の強弱をコントロールすることで、-35℃の冷風(最大-45℃まで可)が、食材をやさしく包み込むように凍結します。そのため、食材を均一に、スピーディーに凍結することに成功しました。

一般的な冷凍の場合、細胞内の水分が氷に変わる氷結晶生成温度帯(-1℃~-5℃)の通過時に、氷結晶が大きくなることで細胞が損傷。それにより、解凍後に水分と共にうまみ成分や栄養素が流れでてしまっていました。しかし、急速冷凍であれば、氷結晶生成温度帯を短時間で通過するため、氷結晶が小さく生成され、細胞の損傷を極少化でき、ドリップの流出を防ぎます。そのため、解凍後も、凍結前と変わらない「鮮度」や「風味」を楽しめます。

<急速冷凍と一般的な冷凍(緩慢冷凍)の違い>

※一般社団法人 日本冷凍食品協会より

<冷凍握り寿司>

以前は、冷凍が難しいといわれていた握り寿司も、握ったまま冷凍できるので、生の状態に近いお寿司に!

庫内の気密性や乾燥手段においてもひと工夫することで、電気代節約にも配慮
■筐体をモノコック工法にし、冷気の漏れを最小に
冷凍庫内のパネルを一体成型することで、高い気密性を実現しました。今回採用した硬質発砲ウレタンは熱伝導率が0.018(W/m・K)で、硬質ウレタンの中では最上位になります。従来庫内温度が-45℃の場合、パネルの厚みが125mm程度必要でしたが、これにより75mmに抑えることができました。そのため、冷凍機の小型化を実現できました。

■庫内の乾燥には、近赤外線ヒーターを採用

庫内に付着した霜は熱交換を妨げ、冷凍ムラや作業効率の低下に繋がります。そのため、霜がつきにくい構造にし、さらに、デフロスト(霜取り)時には、近赤外線ヒーターを使用。空気を温めて溶かすのではなく、水分子に直接作用し、振動による摩擦熱で、融解・蒸発、そして乾燥をおこないます。そのため、排水がほとんどなく、排水管にも冷気漏れ防止の施工を実施。節電効果を高めました。

さらに、近赤外線ヒーターは電熱効果が高いため、立ち上がりも早く、投入電力の85%以上が赤外線になるというメリットもあります。

地球温暖化防止に貢献!自然冷媒を採用した、環境にやさしい急速冷凍機

2050年のカーボンニュートラルの目標達成に向け、温室効果の高い代替フロンから、自然冷媒への切り替えが推奨されています。弊社でもサステナブルな社会実現のために、急速冷凍機には自然冷媒を使用したいと、以前から考えていました。膨張弁などの一部部品の調達や製造などに苦労しましたが、炭化水素系を冷媒とした急速冷凍機の開発に成功しました。炭化水素系は、オゾン層破壊係数(ODP)は0であり、地球温暖化係数(GWP)もほとんど0に近く、環境に非常にやさしいです。
また、従来のR404a冷媒運転と比べ、デマンド値の低減10%を実現。使用電力が従来機よりも低く(当社比)、電気代節約にも繋がります。

<R404aと自然冷媒の電流比較データ>

※当社調べ

※63分に予冷設定温度の-30℃になったため、一旦送電を中止している

■急速冷凍機「パラダイムシフトフリーザー」について

・商品名:パラダイムシフトフリーザー
・外形寸法:幅1275×奥行912×高さ1850mm
・標準価格:オープン価格
・電源:三相200V
・カラー:4カラー
・凍結方式:エアブラストフリーザー
・発売:2023年12月

■「パラダイムシフトフリーザー」名称の由来
パラダイムシフト(paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが、革命的にもしくは劇的に変化することの意(Wikipediaより)。自然冷媒という今までになかった冷媒の使用、また「冷凍しても美味しい」という新しい価値観を広げていきたいという想いを込めました。

<カラーは4色展開>

カラーは4種類ご用意しています。

シンプルなフォルムに、ヘアライン加工を施したステンレスがクールでかっこいい印象に。厨房の雰囲気をワンランクアップさせます。

自然冷媒機器の導入を支援する、国の補助金も受けられます!脱フロン・脱炭素化推進事業
環境省では、国民生活に欠かせないコールドチェーンを支える冷凍冷蔵倉庫、食品製造工場、食品小売店舗に対して、脱炭素型自然冷媒機器の導入費用に対して補助を行う、「脱炭素型自然冷媒機器の導入支援事業」を実施中。導入費用の原則1/3が補助されます(補助予定期間:令和5年度~9年度)。

参考URL:https://www.env.go.jp/earth/ozone/cn_naturalrefrigerant/

これまでの事業例と今後の展望 ―今までのあたりまえを見直し、イノベーションを―
前述の通り、当社では「今までのあたりまえを見直し、イノベーションを」をモットーに、ものづくりやサービス提供に励んでいます。急速冷凍機は、「美味しく」「長期保存」することができます。それにより、食品ロス削減や働き方改革など、さまざまな社会問題解決に役立てることができます。今回の自然冷媒を使用することも、もう少し工夫すれば「社会問題である、地球温暖化解決に繋げられるのでは」と考え、リリースが遅くなっても研究・開発を続けることにしました。
当社の商品やサービスによって、少しでも多くの人が便利に、また社会問題解決に繋がるようなものを今後も提供し続けていきたいと考えています。

これまでの事業例
・釣り客の釣果をさばいて急速冷凍するサービス「010 STATION FISH」
https://010-inc.com/fish/
漁村の活性化を目指し、釣りレジャーをきっかけに、観光客を誘致する取り組みです。熱海市網代にて実証店舗を運営中。

ゼロイチゼロ株式会社について

急速冷凍機販売の専門会社として、2023年3月に設立。「急速冷凍機を、身近に。」というミッションのもと、誰でも、気軽に、急速冷凍機を使える世の中が実現できるよう、機械販売だけにとどまらず、急速冷凍機を使用したさまざまなサービスを提供することを目指しています。

【会社概要】
社名:ゼロイチゼロ株式会社
本社所在地:静岡県浜松市南区鼠野町300
代表取締役:河原﨑 剛
事業内容: 急速冷凍機の製造・販売
設立: 2023年3月
HP:https://010-inc.com

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