オートモビリティ企業グループのプレミアグループが、「アスエネ」のTCFDコンサルティングサービスを導入

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アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「当社」)は、プレミアグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田 洋一、以下「プレミアグループ」)に「アスエネ」のコンサルティングサービスを提供しました。

  • 「アスエネ」導入の背景と目的

プレミアグループは購入、利用、整備、仕入、買取をはじめとしたクルマに関する様々な工程においてサービスを提供する「オートモビリティ企業グループ」です。その多くは全国の加盟店等(販売店約27,000社、修理工場約4,000社 ※2023年3月末時点)に提供する、BtoBtoCサービスである点が特徴です。また、モビリティ事業者の会員組織「カープレミアクラブ(カープレミアディーラー/カープレミアガレージ)」を立ち上げ、会員事業者に向けた事業経営のオリジナルサポートサービスも提供しています。

プレミアグループは東証プライム上場企業のため、TCFDの開示が義務付けられています。しかし、TCFDの枠組み(ガバナンス、戦略、リスクなど)をすべて自社単独で追っていくことは難しかったため、コンサルティングの必要性を感じ、「アスエネ」のTCFDコンサルティングサービスの導入を決めました。

  • 導入の決め手

プレミアグループにおける「アスエネ」のTCFDコンサルティングサービスの選定の決め手は、大きく2つありました。

1. 様々な業界のサポート実績と知識量
TCFDを開示しただけではなく、開示を事業機会に生かせるよう、脱炭素経営における戦略から事業展開までを横断的に相談できるのは、他社にはない魅力だと感じました。プレミアグループは、TCFDの開示を機に、今年7月にサステナビリティ委員会を立ち上げることができました。

2.TCFDの開示から、脱炭素経営に向けた定着・改善に繋げることができる
サプライチェーンを含めたスコープ3の算定については、多くの加盟店・代理店を抱える中で苦戦中なので、「アスエネ」も併せて導入しています。​​CO2排出量の算定・削減の効率化と、脱炭素経営の実現に向けて、継続的に取り組んでいくパートナーとして期待しています。

  • 今後の展望

プレミアグループとしては、新規事業開発で民間工場や中小企業だけでは解決できない、インフラ整備やアフターサポートの課題を解決していきたいと思っています。EVのアフターケアや二次流通も含めて、日本ならではの仕組みを構築し海外にも発信していきたいです。海外の事例や技術もうまく活用しながら、脱炭素に向けてパートナー企業を巻き込み、循環型社会の実現に貢献します。

プレミアグループについて
社名:プレミアグループ株式会社(持株会社)
上場市場:東京証券取引所プライム市場(証券コード:7199)
代表者:代表取締役社長 柴田 洋一
所在地:東京都港区虎ノ門2-10-4 オークラプレステージタワー19階
設立:2015年5月(グループ創業は2007年7月)
資本金:1,674百万円(単体/2023年6月末現在)
事業内容:株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等
URL:https://www.premium-group.co.jp/

  • 「アスエネ」について

「アスエネ(旧:アスゼロ)」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3*のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。

<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績によるSX*コンサルティング
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品別CFP*機能により、製品・サービス単位のライフサイクル全体のCO2e排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスエネサービスサイト:https://earthene.com/asuzero

  • 「アスエネESG」について

「アスエネESG(旧:ESGクラウドレーティング)」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。

<主な特長>
・サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能
・サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減
・有価証券報告書の開示に対応したコンサルティング
・表彰・PRで認知と集客の最大化
アスエネESGサービスサイト:https://earthene.com/rating

  • アスエネ 会社概要

会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」
   ESG評価クラウドサービス「アスエネESG」
   カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」の運営
資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
   パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
   Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
   Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/

【採用について】
ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しています。
採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment

【アライアンスについて】
当社サービスの展開を共にお取り組みいただけるパートナーを募集しています。
協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/corporate/form/contact

<注釈補足>
* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える

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