株式会社豊國、Hexabaseの新規事業向け開発支援サービスを採用

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企業向けクラウドサービスを提供する株式会社Hexabase(呼称:ヘキサベース、代表取締役CEO:岩崎英俊、所在地:東京都千代田区、以下ヘキサベース)は、航海計器・機器や工業計器の販売・修理を手がける株式会社豊國(代表者:山路惠司、所在地:広島県呉市、以下豊國)が、Hexabaseの新規事業向け開発支援サービスを採用して、航海計器・機器・工業計器向け問い合わせ専用モバイルアプリを開発したことを発表します。
このモバイルアプリは、24時間365日お問い合わせできるシステム開発プロジェクトの第1段階で、モバイルアプリと連動する顧客管理システムの構築・ホームページ全面リニューアルを約4か月×月額約100万円で実現しました。

一般的に、このような開発プロジェクトはトータルで10ヵ月の開発期間、数千万円規模の開発コストが必要になります。クラウド上のインフラ構築やシステム監視・バックアップ・セキュリティ対策なども必要となるからです。今回はHexabaseを活用することで、開発コストと開発期間を1/3に抑えることができました。

■ 航海計器・機器や工業計器のQRコードからマニュアル閲覧・問い合わせ・点検依頼
豊國の問い合わせ専用モバイルアプリは、航海計器・機器や工業計器に貼り付けたQRコードを読み取ることで、マニュアル閲覧・問い合わせや点検依頼・修繕履歴の確認ができます。モバイルアプリと連動する顧客管理システム(CRM:Customer Relationship Management)を構築してお客様情報の集約・共有を実現しました。さらに、ホームページを全面リニューアル・問い合わせフォームの最適化も実現しました。

ヘキサベースは、モバイルアプリの開発・管理システムの構築・ホームページ全面リニューアルを担当しました。

豊國は、これによりお客様が24時間365日お問い合わせできるシステムを構築し、お客様の業務を止めない、迅速かつ効率的なサポート体制を実現しました。今後、2025年を目標にシステムの外販を目指すとしています。

実現した内容

  • QRコードから問い合わせできるモバイルアプリを開発

  • お客様情報管理システム(CRM)の構築

  • ホームページを全面リニューアル

  • 問い合わせフォームの最適化

導入効果

  • お客様が24時間365日お問い合わせ可能に

  • 迅速かつ効率的なサポート体制を実現

■ Hexabase 新規事業向け開発支援サービスの概要
現在、ビジネスを取り巻く環境の変化への対応と、さらなる成長・人材活性化を目指して多くの企業が新規の事業開発に取り組んでいます。一方で、こうした取り組みを進める企業は、市場ニーズを捉える難しさ、リソース不足、経験とナレッジの不足といった課題を抱えています。特に、新規事業に必要なデジタル活用とシステム化のナレッジが十分でなく、新規事業の企画・展開がなかなか進まないのが実情です。
そこでヘキサベースは、新規事業の調査・立案 ⇒ 立ち上げ ⇒ 仮説・検証 ⇒ 事業拡大という段階に合わせて、スタートアップ企業のノウハウを盛り込んだ、新規事業開発のデジタル活用とシステム化を支援するトータルサービスを提供しています。

新規事業開発サービスの特徴

  • 新規事業のフェーズ別の支援メニューを月額制で提供

  • モダンAppギャラリーで、新規事業の展開に必要なサンプルアプリを紹介

  • サンプルアプリをオープンソース化し、低コストでMVPを立ち上げ

  • システムバックエンドにクラウドサービスHexabaseを活用、最短2週間でアプリを提供

■ 株式会社豊國の代表取締役 山路 惠司氏よりのコメント
ヘキサベースの新規事業向け開発支援サービスを採用したことで、約4ヵ月という短い期間でモバイルアプリから管理システム・ホームページの全面刷新まで実現できました。新規事業向け開発支援サービスは月額制で利用できることから、私たちの実現したいビジョンの伴走者として活動してもらえました。
今回の取り組みは、豊國の新規事業の第1弾となります。今後も、継続的なサービスの改善を実施することで、船舶機器や工業計器をお使いになるお客様の真のパートナーとして活動していきます

■ バックエンドクラウドサービスHexabaseについて
Hexabaseは、モダンなWebシステム開発を加速させるBaaS(Backend as a Service) です。Kubernetes上に構築した独自のマイクロサービス基盤を用いて、企業業務システムやビジネスの開発で必要となるデータベースやユーザー管理・ワークフローなどのバックエンド機能をクラウドサービスとして提供します。Hexabaseを活用することでシステムを開発・利用する企業は、のフロントエンド開発フレームワークを活用することで柔軟なUI/UXを持ったSPA(Single Page Application)の開発に注力できます。また継続的な改善によりビジネス要件にフィットするシステムを実現できます。

参考事例:地場企業のDXをスピーディに実現し、さらに新規事業へ展開
新潟県の自動車販売企業A社は、社内のアナログな代車管理業務に悩んでいました。ホワイトボードで管理していたため、書き換えの手間がかかるのです。その場所に行かないと情報を確認できない問題もあり、それが自動車販売の機会損出になっていました。
代車管理ツールはすでにいくつか出回っていましたが、使いやすいものではなかったため、思い切って自社開発しました。バックエンドクラウドサービスHexabaseを活用して2ヵ月で開発、社内のフィードバックを反映して3ヵ月で本稼働させました。
現在は、まったく新しい事業として、このクラウドサービスを外販しています。

地方の中小企業でも、このようにスピーディにDXが実現でき、それをクラウドサービスとして展開できるのは、高速開発・マルチテナント展開が可能なバックエンドクラウドサービスHexabaseのおかげです。

■ 会社概要:株式会社 Hexabase

  • 代表者:岩﨑 英俊

  • 所在地:東京都千代田区

  • 事業内容:システム開発、クラウド、ITソリューション、コンサルティングなどのサービス開発・販売

  • 設立:2016年1月

  • Web:https://www.hexabase.com/

株式会社豊國

  • 代表者:山路 惠司

  • 所在地:広島県呉市

  • 事業内容:航海計器・機器、工業計器、油空圧機器、気象・観測機器の販売・修理

  • 設立:1955年

  • Web:https://www.toyo-kuni.co.jp/

※ Hexabaseは、株式会社Hexabaseの登録商標です。

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