カシオ計算機は、産婦人科向けの子宮頸部観察・撮影用のコルポカメラ「DZ-C100」とカメラスタンド「CST-100M」を、9月5日に当社の海外グループ会社であるカシオヨーロッパ(Casio Europe GmbH、ドイツ・ノルダーシュテット)とカシオエレクトロニクス(Casio Electronics Co. Ltd.、イギリス・ウェンブリー)より販売開始します。併せて、撮影した画像を管理できるパソコン用ソフト「D’z IMAGE Viewer C(ディーズイメージビューワー シー)」も同日より提供を行います。
当社は、子宮頸がんの早期発見をサポートするコルポカメラ「DZ-C100」と、操作性・利便性を追求したカメラスタンド「CST-100M」、画像管理用のソフト「D’z IMAGE Viewer C」を昨年3月に国内で提供を開始しました。「DZ-C100」を用いて3種類の画像(通常/グリーン/偏光)をワンシャッターで撮影できる点や、液晶モニター上でタッチした領域にピントを合わせるタッチフォーカス機能、「CST-100M」の限られた空間でも収納・移動しやすい点などが高い評価を得ています。
今回、コルポカメラ「DZ-C100」とカメラスタンド「CST-100M」の欧州医療機器規則(EU MDR)とUK医療機器規則(UK MDR)における、それぞれの適合性調査が完了し、EU適合宣言書※及びUK適合宣言書※の発行により、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、イギリスなど欧州地域での販売を9月5日より開始します。
※ EU適合宣言書とUK適合宣言書は製造者である山形カシオ株式会社が発行しています
当社は、既に海外で販売している皮膚科向けダーモカメラとダーモスコープに続き、産婦人科向けコルポカメラも国内外での展開を進め、医療機器事業の成長拡大を図るとともにグローバルで医療分野へ貢献してまいります。
※「D’z IMAGE」のロゴ及び「DERMO CAMERA」(ダーモカメラ)はカシオ計算機株式会社の商標です。