高輝度蓄光素材を活用した非電力サイン『ナイトコンシェルジュ®︎』を活用し、利用者や施設管理者から多く上がった要望に対応する新製品の開発と実証を進め、多摩エリアから全国への汎用化をめざしていきます。
東京都では、多摩地域に集積している技術⼒の⾼い中⼩企業や⼤学・研究機関などが多様な主体と交流・連携し、イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作るため、2022年8月に「多摩イノベーションコミュニティ」を立ち上げ、多様なプレイヤーによる交流・連携のための取組を展開しています。
多摩地域でイノベーションの創出に向けて取り組む「リーディングプロジェクト」に、株式会社humorousが提唱する、『電気を使わずに高輝度蓄光素材を活用し、暗闇を安心にする新しいあかり』が選定されました。
採択事業者である株式会社humorous、および連携事業者の株式会社国際開発コンサルタンツ(東京都文京区、代表取締役:牧田博之)、株式会社オサマジョール(東京港区、代表取締役:和田圭弘)は、高輝度蓄光による歩行者の夜間安全ソリューション「ナイトコンシェルジュ」を活用し、現在開発中の新型プロダクトによる実証を多摩エリアにて実施します。省エネ化や再生可能エネルギーなど環境に優しいまちづくりや脱炭素社会へ向け、社会実装を目指していきます。
「ナイトコンシェルジュ」は夜間の視認性を高め、ユーザーの安全をエスコートする目的で開発が始まりました。通常照明に伴う設置や維持費の問題を解消し、電力や定期メンテナンスの必要がなく、サステナブルな空間演出が可能です。2022年には国土交通省のモデル事業として社会実験が行われ、9割の利用者から継続設置を求める声が上がり、実用化されました。4年ぶりに開催された隅田川花火大会の会場運営にも採用されるなど、多様なシーンでの展開が期待されています。
今回のリーディングプロジェクトでは多摩地区の緑豊かなエリア特性に注目し、日中および夜間の公共空間における利用者の安全と快適性、そして維持管理の観点から、新しいプロダクト(特許出願中)の開発および検証、一般汎用化を進めていきます。
⚫︎東京都事業「多摩イノベーションエコシステム促進事業」リーディングプロジェクトに関して
複数の企業等が連携し、多摩地域でのイノベーション創出のアドバルーンとなることを目指し、
研究開発を終えた製品・サービスの社会実装に向けた検証に取り組んでいます
関連サイト https://tama-innovation-ecosystem.jp
⚫︎高輝度蓄光ソリューション『ナイトコンシェルジュ』に関して
関連サイト https://humorous.jp/nightconcierge
※『ナイトコンシェルジュ』はオリジナルの空間演出法として特許出願済、商標登録済です。
代表事業者
株式会社 humorous(ユーモラス)(東京都目黒区、代表取締役:田村勇気)
広告代理店にてプロデューサーとして多くの映画やドラマなどの製作に携わってきた代表の田村が、エンタメのアプローチで社会課題を解決する企画会社として2022年創業。エンタメの演出を活用し課題空間を変身させるR&D事業『ZONE®︎』など、コンテンツ開発を推進。
『あそびゴコロが、世界を救う』をミッションに、既存にない組み合わせやユーモアを有効活用し、心にゆとりある社会の実現を目指します。
連携事業者
株式会社国際開発コンサルタンツ(東京都文京区、代表取締役:牧田博之)
まちづくり(都市計画・都市整備)コンサルタント事業を展開
株式会社オサマジョール(東京港区、代表取締役:和田圭弘)
ブランディング支援事業、広告企画制作などを展開