この事業は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
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イベント概要
・開催概要 「琵琶湖グラスから海洋ごみ削減について学ぶ」ツアー(実施実験)
1. 湖岸で琵琶湖グラスを採集
2. 海洋ごみについて考えるセミナー(先生:Aカンパニー 南あき)
3. 琵琶湖グラスでオリジナル作品を作るワークショップ
4. レストランで食事~石田三成と近江にちなんだ料理~
5.レストランで朝食後にチェックアウト
・日程 2023年8月1日(火)14時から8月2日(水)11時 1泊2日
・開催場所 琵琶湖コンファレンスセンター(滋賀県彦根市新海浜2丁目1-1)
・参加人数 30名、協力団体
・協力団体 岩谷産業(琵琶湖コンファレンスセンター)、Aカンパニー
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参加者みんなで湖岸でごみ拾い
今回、実証実験したのは、「琵琶湖グラスから海洋ごみ削減について学ぶ」1泊2日のツアーです。
参加者は、琵琶湖コンファレンスセンターの呼びかけで集まった地元の子どもたちです。
早速みんなで、湖岸にでかけてごみ拾いをしながら琵琶湖グラスを探しました。子どもたちからは、「こんなにいろんな種類のごみが落ちてるんだ」「琵琶湖や海を守るためにごみは捨ててはいけない」などの声もあり、海洋ごみ問題を身近に感じる機会になりました。
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琵琶湖グラスから海洋ごみについてお勉強!
琵琶湖コンファレンスセンターに戻ってきてからは、琵琶湖グラスや海洋ごみについて勉強です。琵琶湖グラスとは、琵琶湖で見つかるガラス片のことで、波に揉まれて過度の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いを呈します。今回、湖岸で見つけた琵琶湖グラスも、実は何年も前に誰かが捨てたごみと聞いて子どもたちもびっくり。私たちが何気なく捨てたごみで、琵琶湖や海の生き物が苦しみ、私たちの食べ物にも影響があることを学びました。
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琵琶湖グラスを自分だけの作品にアップサイクル!
勉強のあとは、湖岸で拾った琵琶湖グラスで、ペンケースやアクセサリーケースなどにアップサイクルしました!完成した作品を子どもたちは嬉しそうにお母さんやおばあちゃんたちに見せ、自分だけのたった一つの作品ができました。
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琵琶湖の恵みをいただきました!
夕食は、琵琶湖コンファレンスセンターのレストランでビワマスや鮎など琵琶湖の恵みをいただきました!
美味しい食事をいただきながら、今回食べた魚などの食材がこれからも減らないように、ごみはポイ捨てせず海や琵琶湖をきれいにしていかなけらばならないと実感しました。
2日目の朝はみんなでバイキングを食べて、今回の環境学習ツアーの実証実験は無事終了しました。
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参加した子ども・保護者からの声
「アクセサリー作り楽しかった。」「琵琶湖グラスがごみと知ってびっくりした。」「想像していたより色んな種類のごみが落ちてたのが悲しかった。ごみは捨ててはいけないと思った。」「家族で参加できて、学習もしながら思い出も作れて楽しかったです。来年もあればぜひ参加させたい。」「環境問題を他人事と思わず自分ごとに考えられる良い機会になったし、子どもにとっても良い勉強になったと思う。参加して良かったです。」
今回の実証実験に参加された方のご意見を反映し、今後、琵琶湖コンファレンスセンターでは旅行サイトなどで本格的にツアーを販売します。ツアーは大型連休を中心に不定期で開催される予定で、初回は9月のシルバーウィーク開催を目指します。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトin滋賀県
活動内容 :「琵琶湖と海はつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海洋ごみ」を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析などを、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。