【海士町役場】【団結×挑戦】Entôが【第64回 BCS賞】を受賞。離島のホテルでは2例目。

この記事は約4分で読めます。
島根県海士町の隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点「Entô」(呼称:エントウ)は、この度、第64回BCS賞(主催:一般社団法人日本建設業連合会)を受賞しました。今般の受賞は、同賞創設来1000施設を超える受賞施設中、離島のホテルでは、ベネッセハウス(直島、1994年受賞)に次ぐ2例目であり、ホテル全体では49例目の受賞となります。

BCS賞は、昭和35年(1960年)に、「建築物が社会的価値のあるものとして作られ、長く使われ続けるには、都市形成や地域環境づくりに理解を示す建築主、設計者の豊かな創造力、高い技術の施工者の3者の総合力が必要」との思想により創設されました。以後、日本の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全に寄与することを目的に毎年、国内の優秀な建築作品の表彰を行っています。

  • 本表彰主催者によるコメント

【「ないものはない」島の未来を示唆するプリミティブな建築】

ユネスコジオパーク認定の風光明媚な島の港に建つ美しいホテル。既存の一部と繋ぎつつ、特別な機械や装置に頼らず「自らを島の風土にフィットさせる」このミニマムに徹した空間は、CLTのシンプルな構成と合わせ、心地よさを演出している。

  • BCS賞とEntôについて

BCS賞の特徴は、建築主・設計者・施工者の三者による理解と協力を重視する視点にあり、この点において、Entôは、まさに、建築主である海士町、設計者である株式会社マウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所、施工者である前田建設工業株式会社及び株式会社鴻池組の三位一体での取り組みで実現されたものです。

Entôは、島根県隠岐諸島の一つ海士町に、2021年7月1日に、隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点として建てられた施設であり、宿泊機能とジオパークの魅力を最大限体験するための様々な機能をシームレスに包含する日本初の本格的なジオ・ホテルです。

遠き島で、まる裸の地球、島の営みと変容に触れる中で、次なる問いと出会う豊かな旅の拠点として、訪れる皆様に、いわゆる都市型のラグジュアリーとは一線を画す「ないものはない」という新しい贅沢を提案すると共に、地域にも新たな豊かさを創造することを目指しています。

【Entô・BCS賞に関するURL】

BCS賞 | 日本建設業連合会HP:https://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/

Entô公式HP:https://ento-oki.jp/

  • 海士町(島根県隠岐郡)

持続可能な島づくりを目指して海士町は、「自立・挑戦・交流 × 継承・団結」を町政の経営指針に掲げ、「ないものはない」を合言葉に、島国であるが故の価値や生き様を島内外に発信しながら、様々な分野で島の生き残りをかけた挑戦を続けています。

これからも引き続き、島の歴史や伝統文化を「継承」し、島に根付いた半農半漁の暮らし、地域の絆や信頼から生まれる支え合いの気持ちを大切にしながら、「団結」して、みんなでしゃばる(方言:強く引っ張るの意)島づくりを目指していきます。

海士町らしい価値観
「ないものはない」(なくてもよい、大事なことはすべてここにある)
https://naimonowanai.town.ama.shimane.jp/

海士町LINE公式アカウント
島との距離は離れても、気持ちはいつも近くに。海士町に関する様々な情報を配信中!
アカウント名:海士町
LINE ID :@amacho
https://page.line.me/929kznku

海士町公式X(旧Twitter)

https://twitter.com/town_ama
タイトルとURLをコピーしました