GEOTRA、大成建設と共同で「3D 都市モデル上での都市人流の再現」に成功

株式会社GEOTRA（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：陣内寛大、以下GEOTRA）は、東京都の「令和4 年度先端技術を活用した西新宿エリアにおける歩行者移動分析実証事業業務委託事業（以下、本事業）」に、大成建設株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長：相川善郎、以下大成建設）と共同で取り組みました。
本事業において、GEOTRAの持つ高粒度な人流データ「GEOTRA Activity Data」と大成建設が持つ「3D都市モデル」の加工技術を連携させることで、3D都市モデル上に都市人流を再現することに成功致しました。
この技術連携を皮切りに、今後も3D都市モデルにおける新たな利用価値の御提案を続けて参ります。

１. 背景と経緯

本事業は、東京都西新宿エリアが持つ「移動がしづらい」、「公開空地等の活用が不十分」という課題に対し、定量的なエビデンスを補完するために人流データを活用する、というプロジェクトです。

GEOTRAは「GEOTRA Activity Data」を提供しました。「GEOTRA Activity Data」とは、GEOTRAが開発した合成データ生成モデルを通じて作成される、生活者のひとりひとりの移動導線がわかる高粒度な人流データです。現実世界の統計的な移動の特徴を維持し、移動データとしての正確さを持ちながら、個々人を特定出来ないプライバシーにも配慮したデータです。

「GEOTRA Activity Data」の活用により、社会実験（FUN MORE TIME SHHINJUKU）の効果検証を実施しました。

○社会実験の効果検証例

２. 3D都市モデルとの連携について

効果検証を視覚的により分かりやすく、また、複合的な分析、シミュレーションの可能性を模索するため、「GEOTRA Activity Data」を3D都市モデルに組み込みました。大成建設が保有する3D都市モデルの加工技術により、「GEOTRA Activity Data」が3D再現されました。

詳細はこちらよりご確認頂けます。

【デジタルツイン】先端技術を活用した西新宿における人流分析

令和4年度東京都業務委託「先端技術を活用した西新宿エリアにおける歩行者移動分析実証事業業務」での検証成果を紹介します。（資料提供：東京都）今後のエリアマネジメント活動に、先端技術や人流データの活用が期待されます。

○3D都市モデルでの人流再現（提供：東京都）

・本件問合せ先

株式会社GEOTRA　営業戦略部（sales@geotra.jp）

GEOTRAは、“データの力で、社会を前に進める”をコーポレートミッションとして掲げ、データの力を用いて、モノやヒトの動き、を始めとした世の中の様々な事象を可視化する事が、社会課題解決を加速化し、社会をあるべき姿に向かって前進させる大きな原動力になると考えております。
本件の詳細は、GEOTRAホームページ（https://www.geotra.jp/）をご参照ください。