難民も日本も、皆でたくましく。Welcome Japan、「境界線上の映画祭:ジュールズ・ダッシン監督(原作ニコス・カザンザキス)『宿命Celui qui doit mourir』を鑑賞する」に後援

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 一般社団法人Welcome Japanでは、「境界線上の映画祭:ジュールズ・ダッシン監督(原作ニコス・カザンザキス)『宿命Celui qui doit mourir』を鑑賞する」(主催:国際カザンザキス友の会、共催:東方キリスト教圏研究会、明星大学国際教育センター)に後援する運びとなりましたので、お知らせします。

 本イベントの開催日時は、2023年8月5日(土)14:00-18:00、会場は「明星大学27号館ミニシアター」、定員60名、入場無料です。

■イベントについて(主催者より)
  本イベントでは、ダッシン監督の『宿命』を鑑賞し、その歴史・文化的背景を踏まえて、人間や文化が境界を越える時に生じる問題を参加者みんなで考えます。
第一次世界大戦戦後のギリシャ・トルコ国境の村を舞台とし、両国の紛争で生じた難民受入をめぐる悲劇を扱う本作は、近代ギリシャの文学者ニコス・カザンザキスの『キリストは再び十字架にかけられる』(邦訳あり)を原作とし、合州国出身の映画人ジュールズ・ダッシンが「赤狩り」後、フランスに移って撮影した、「境界」を越えざるを得なかった人々をめぐる映画です。
戦火の伝播と難民との共生は、日本で生きる人々にとっても、ますます喫緊かつ困難な課題になっています。このイベントを通じて、綺麗事では済まされない、真の国際人基礎力とは何かを共に育んでいきましょう。

■イベント概要
イベント名:
「境界線上の映画祭:ジュールズ・ダッシン監督(原作ニコス・カザンザキス)『宿命Celui qui doit mourir』を鑑賞する」

・日時: 2023年8月5日(土)
・会場: 明星大学27号館内ミニシアター (最寄駅:多摩モノレール 中央大学・明星大学駅)
     〒191-8506 東京都日野市程久保2-1-1
・定員:60名(要事前連絡)
・会費:入場無料

・プログラム
13:30:受付開始
14:00:挨拶
             ヨルゴス・スタシナキス 氏 / 国際カザンザキス友の会会長(ビデオ・メッセージ)

             スティリアノス・フルムディアディス 閣下 / 駐日ギリシャ大使館臨時代理大使

             吉川弘晃 / 明星大学国際教育センター特任講師
14:30:講演:佐藤良樹(マケドニア大学客員研究員)
             -「ニコス・カザンザキスと『宿命』」(ZOOM)
14:45:映画上映:「宿命」(Celui qui doit mourir)
16:45:休憩
17:00:対談:福田耕佑(大阪大/学振PD)×吉川弘晃(明星大/特任講師)
            -「いま、『宿命』から何が見えるのか?」 
17:30:会場討論
18:00:閉会(懇親会無し)
※プログラムは前後する可能性があります。

・主催: 国際カザンザキス友の会、明星大学国際教育センター
・共催: 東方キリスト教圏研究会
・後援: 駐日ギリシャ大使館、日本ギリシャ協会、日本ギリシア語ギリシア文学会、GreeceJapan.com、一般社団法人Welcome Japan

・参加方法:下記の受付フォームから申込ください。
               受付フォーム:https://onl.la/w9bMQMj

・お問い合わせ:「国際カザンザキス友の会日本支部」のメールアドレス宛にお問い合わせください。
                  メールアドレス:amisdekazantzakis.japon@gmail.com

■Welcome Japanについて https://welcomejpn.org/
 一般社団法人 Welcome Japanは、「難民も日本も、みんなでたくましく」をパーパスに掲げ2021年11月に設立した、「難民包摂による日本社会の多様化」と「難民自身のWell-being」の実現のため、日本社会全体で多様な包摂の拡充を目指す中間支援組織です。
 難民問題が深刻化の一途を辿り社会全体による包摂が求められている中、日本の難民包摂に向けたマルチセクター連携を加速させるべく、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ともコミュニケーションを取りながら多岐に渡る分科会を組成し重要アジェンダに関する対話を重ねています。また、分科会での検討過程や調査資料を社会発信にも繋げ、多様な社会変容に向けた求心力・遠心力を生みだしていきます。

※本プレスリリースは、株式会社PR TIMESの「非営利団体サポートプロジェクト」の協力の下、配信しています。

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