『スポGOMI甲子園・長崎県大会』を開催 激闘を制したのは昨年の雪辱を晴らした「獅子奮迅」チーム 当日は参加者全165人で、143.65Kgのごみを集めました!

この記事は約4分で読めます。
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全55チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・長崎大会』を7月16日(日)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

  • イベント概要

・日程   2023年7月16日(日)10時00分~12時30分

・開催場所 平戸文化センター一帯

・参加人数 1チーム3名×55チーム=165人

・協力団体 スポGOMI大会2023in平戸実行委員会

・特別協賛 アサヒ飲料株式会社

  • 優勝は佐世保工業高等学校の「獅子奮迅」!拾ったごみの総量は圧巻の23.28kg!

全55チームが参加した長崎県大会。昨年、準優勝で雪辱に燃える「獅子奮迅」が序盤から効率的にごみを集め、圧倒的なリードを奪いました。しかし、チームが離れて行動するなどのペナルティでマイナス100ポイントの判定。競技終盤、他出場チームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、「獅子奮迅」チームは、ごみ総量23.28kg/2791.0ポイントを獲得。マイナス100ポイントがあったにも関わらず、ごみ総量10.03kg/1596.5ポイントの準優勝チームに圧倒的な差をつけて優勝となりました。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

  • 長崎県大会で集められたごみの総量は143.65kg

昨年は白浜海水浴場で行われましたが、今年は全国大会を見据え、平戸文化センター一帯。競技エリアは「平戸港」「平戸オランダ商館」など市内での開催となりました。日頃から清掃活動が実施されているため、出場チームから「ごみが見つからない」と焦る声があがっていました。しかし、どんなところにごみがあるのか想像を膨らませ、上位チームは次々とごみを集めていきました。

長崎県大会を終え、総量143kgを超えるごみを回収し平戸文化センター一帯をきれいにするとともに、出場チームの皆さんは、世代を超えて海洋ごみ削減への意欲や一体感を高めました。

  • 優勝チームコメント

競技が始まった時には、ごみがなくて焦りました。去年はごみの重さが重要と思ってポイントで負けてしまいましたが、前回の反省を生かしてペットボトルを中心に拾いました。潮が引いているところにたくさんのごみがあり効率的に集めることができました。去年は準優勝という結果ですごく悔しかったので、今年は絶対に優勝して東京に行くという気持ちで参加しましたが、まさか自分たちが優勝できるとは思っていなかったので、すごく嬉しいです。一見キレイに見える街中にもごみがたくさんあるとわかって驚きました。11月に東京で行われる全国大会は、長崎県県代表として優勝を目指します。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
企業や地方自治体などと連携し、この数十年で増え続けている海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していく取り組みです。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

海と日本PROJECT【日本財団】
日本全国の海に関する様々な情報を日本財団「海と日本PROJECT」がお届けします。おでかけにぴったりなイベント情報や、海の現状を知る最新調査報告など、海を知って、海を思い、海に集うための情報が満載です。

タイトルとURLをコピーしました