西部ガスグループビジョン2030策定の背景
人口減少や少子高齢化、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた潮流など、西部ガスグループを取り巻く事業環境は急速に大きく変化しています。こうした将来を見据え、西部ガスグループはあるべき姿を実現するために3つの戦略(①地域のカーボンニュートラルの実現への率先した取り組み、②サステナブルな暮らしや地域社会を支える価値の共創、③未来志向での価値創造の基盤強化)を定めました。
▼西部ガスグループビジョン2030
https://hd.saibugas.co.jp/news_release/detail/2021/pdf/nr053.pdf
ここで描き出したビジョンは、私たちのみでは到底達成できるものではなく、地域の皆さまと共に創り上げる「共創」が欠かせません。
『人を、街を、社会をつなぎ、未来をつくる。』という宣言の下、地域の皆さまとの「つながり」をチカラに、ありたい姿の実現を目指しています。
そうした決意をあらためて皆さまに宣言し、「つながり」のチカラを広げていくべく、今回新たにCMを制作するに至りました。
CMに込めた想い
<西部ガスぐるぐるグループCM 30秒>
■ビジョンの要となっている「つながりをチカラに」という決意を、周囲を巻き込んでいくというイメージを基に「ぐるぐる」という言葉に置き換え、次世代を担う子どもたちにもわかりやすく柔らかな表現にしました。
■渦巻いたぐるぐるキャンディ(以下、ロリポップ)をシンボリックに用い、つながりのチカラを象徴する「ぐるぐる」を具現化しました。
■キャッチーな音楽とともに、冒頭で現れたロリポップを起点として画面をスライドさせ、最終的に冒頭のロリポップに戻ってくるというポップさを意識しました。また、最終的に起点に戻ることでも「ぐるぐる」を表しています。
■ビジョンの中で定めている3つの戦略の取り組み項目を、以下のようにそれぞれの場面で表現しています。
ビジョンの取り組み項目 |
CMでの表現 |
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① |
エネルギーの低・脱炭素化の推進 |
→ |
資源をぐるぐる |
② |
安心して住み続けられるまちづくり |
→ |
まちをぐるぐる |
③ |
変革意識と多様性を高める人財戦略 |
→ |
人をぐるぐる |
■ジオラマの世界にミニチュアとして登場するのは西部ガスグループ従業員や協業先の皆さまで、撮影には約30名が出演しており、CM制作においても周囲を「ぐるぐる」巻き込んでいくことを志向しました。
【CM概要】
■タイトル : 「西部ガスぐるぐるグループ」篇(30秒)
■オンエア情報 : 7月21日(金)~ 福岡・熊本・長崎で放映開始
■提供番組 : FBS福岡放送「福岡くん。」毎週日曜日12:35~
CM制作風景
ミニチュアの撮影風景。位置や角度をミリ単位で調整していきます。
選りすぐりのロリポップたち。画面の中にロリポップを配置しながら選定していきました。
(使わなかったロリポップは、スタッフでおいしくいただきました)
人物の撮影風景。グリーンバックで演技を行い、ジオラマの中に合成しました。
<西部ガスぐるぐるグループCM メイキング動画>
西部ガスホールディングス 道永幸典代表取締役社長のコメント
今回の西部ガスグループの企業PRCMは、一見すると、マザービジネスであるインフラ事業を想起させる真面目なイメージから一転、ポップさが前面に表れているように映ると思います。しかし、そこに込めた想いは前述の通り、一貫して「エネルギー」「地域」「人」と、ビジョンの達成に向けた決意表明となっています。これはビジョンの土台となる、西部ホールディングスの企業理念に掲げている「地域貢献」「責任」「和」、これらを果たしていくと言うことでもあります。
皆さまに親しんでいただけるように敷居は低く、その実、中身に込めた志は高く。私たちの想いが伝播していくことを強く期待しています。
このCMを通して、ビジョンの実現に向けて西部ガスグループが一丸となることはもちろんのこと、想いを共にする個人、企業、行政の皆さまとも一丸となって、より良い未来を目指していきたいと考えています。
企業名 : 西部ガスホールディングス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 道永幸典
本社所在地 : 〒812-8707 福岡県福岡市博多区一丁目17番1号
設立 : 1930年(昭和5年)12月1日