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製造業の後継者不足
中小企業庁の発表では、2025年までに、70歳を超える中小企業・小規模事業者の経営者は約245万人となり、うち約半数の127万人(日本企業全体の1/3)が後継者不在と言われています。現状のままいけば、2025年までの累計で約650万人の雇用、約22兆円のGDPが失われる可能性があり、地域を支えてきた小規模事業者の廃業は、超高齢社会を迎える地域社会において地域経済の衰退に直結する非常に大きな社会課題です。
また、東京商工リサーチの調査によると、2022年の後継者難倒産は409件、うち製造業は3番目に多い82件。
製造業は他業種に比べ、特に後継者が不足している業界といえます。
参考:http://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1197571_1527.html
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日本のものづくりを次世代につなげたい
株式会社Maker&Factory’sHUBは、2021年に金属・樹脂部品販売の商社として創業しました。2022年1月にはM&Aにて自社工場を設置し、鉄工所部門の稼働を開始しました。創業メンバーは平均年齢30代で、同業界に10年以上従事し、1000社以上の企業と取引経験があります。業界が抱える様々な課題を認識しており、若手ならではの目線で業界に貢献したいと考えています。本業である金属加工事業では、経験を活かし、IT化・DXの推進、即戦力化教育、若手人材の雇用、自社製品開発等を行い、業界の課題を克服した運営に挑戦しています。
これまでの経験をもとに、新たに製造業のスモールM&A支援事業を行う事で、業界の後継者不足を少しでも解消し、次世代に繋げる一助となることを目指します。同業界の経営者はまじめな方が多く、会社を売ることをあまり良く思っていなかったり、恥ずかしいと思っている方も多い中、当社が仲介に入る事で、M&Aへの抵抗感を減らし、譲渡者・譲受者双方にメリットのあるM&Aを進め、業界の活性化を狙います。
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売り手、買い手双方にとっての新しい選択肢
売り手側へのメリット・・・売り手企業が長年積み重ね、当たり前になっている事やノウハウを、同業者目線で客観的に洗い出し、企業の魅力・価値を最大化出来る。
買い手側へのメリット・・・ブラックボックスが多く、属人化しがちな製造業において、譲受(売り手)企業の価値を正確に把握し、確実にシナジーの見込める企業かどうかの判断材料を多く提供することが出来る。
また、仲介専門業者でなく、事業会社ならではのポジショニングにより、低価格での仲介を実現しています。
現在のスモールM&A市場では、士業事務所やM&A仲介会社などが主になって仲介を行っています。お金のプロやM&A専門業者が間に入る事による安心感は確かに高いと思います。一方で、私たちは売り手・買い手双方の事業の本質を重視し、製造業界のプロとしての価値を提供する、新たなM&A仲介の選択肢となります。
【お問合せ先】
株式会社Maker&Factory’sHUB M&A部門:日向
メールアドレス:hyuga@mf-h.com 電話:0533-56-2237