人・動物・自然 すべての生命にSmileを 350名の社員が、未来の森を育てる「MODRINAE」プロジェクトに参加 一人ひとりが、どんぐりから育てたウバメガシの苗を2年後に植林します

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アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、株式会社ソマノベース(和歌山県田辺市、代表取締役社⻑:奥川 季花 様、以下:ソマノベース)の「MODRINAE(戻り苗)」に参加し、パーク運営に関わる社員約350名が、1人ずつどんぐりから苗を育て、2年後全員で植林することを目指します。

 パークを運営する株式会社アワーズ(大阪府松原市)は、企業理念「こころでときを創るSmileカンパニー」のもと、SDGsが目指すWell-being(よりよく生きる)を追及し、すべての生命にSmileが溢れる明るい豊かな社会を地域のみなさまとともに創造していきたいと考えています。

 どんぐりから苗を育て、2年後に植林するという活動は、地域の森林を再生し、生態系のバランスを取り戻すことに貢献します。生態系の多様性を保ち、自然環境の回復を促進して、人・動物・自然のSmileを次の世代に受け継ぐ活動を行なっていきます。

 今回、パーク開園45周年を記念し、動物のデザインと、本人のネームが入ったMODRINAEをスタッフ1人1人に配布し、それぞれが自宅で育てています。今後はスタッフ同士、苗の成⻑の様子を共有できる仕組みを作り、成⻑の違い、育てる環境や育て方の違いなどをシェアし、継続的にいのちを見つめ、考える時間を作ります。また、パークを訪れるゲストのみなさまや、地域のみなさまにもこのMODRINAEの取り組みにご参加いただき、活動の輪を広げていけるような企画を考え、2年後の植林についても、植えて終わるのではなく、そこで暮らすいきものや、植物のいのちを見守っていけるような企画を考えていく予定です。

MODRINAEは、誰もが山づくりに参加できる新しい観葉植物です。どんぐりから苗木を育てるセットになっており、購入者の元で育った苗木は、ソマノベースが引き取り山へ植林します。育てる期間は約2年間。その後、苗木が植林される和歌山県の木材を使用した製品を購入することも可能です。

ソマノベースのはじまりは、平成最大の水害とも言われる紀伊半島大水害にあります。被災した代表の奥川さんは

災害リスクの低い森づくりの必要性を強く感じ、「土砂災害による人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げ、ソマノベースを設立しました。

土砂災害リスクの低い森づくりを実現するには、林業業界内外が連携して共に取り組むことが必要だと考え、様々な事業を展開してきました。林業界や森林との関係人口を増やすためのイベント企画や商品の開発、小学生に向けた森林教育、どこでも植林に貢献ができるサービス「MODRINAE」の企画など、これまでの多岐にわたる事業の知見を活かし、災害リスクの低い山づくりの実現に向けて活動しています。

アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。

  • 【SDGsについて】

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」 のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。

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