虎の門病院が進めるAI画像解析技術を活かした先進的脳ドックプロジェクトにCogSmartと参画

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エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久、以下「エルピクセル 」)は、この度、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院(所在地:東京都港区 院長:門脇 孝)が進める、AI画像解析技術を活かした先進的脳ドックプロジェクトにて、AIによる認知機能低下リスク分析と対策アドバイスを可能にした認知症リスク検査サービス「BrainSuite®(ブレインスイート)」を展開する株式会社CogSmart(本社:東京都千代田区、代表取締役:樋口 彰(1) 、瀧 靖之(2) 、以下「CogSmart」)とともに参画することをお知らせします。

脳と身体はつながっています。脳MRI画像には、運動や食生活などの生活習慣や血圧管理が脳に対して及ぼす影響、物忘れやふらつきといった症状がある際の専門医への受診判断に貢献する情報などが詰まっていますが、これまで十分に活用されているとは言えませんでした。AI画像解析技術を利用して、関連する情報を定量的にとらえるとともに、脳と身体の関連を多角的に評価し、分かりやすくお伝えできるならば、よりよい生活習慣の改善や血圧管理、早期の専門医への受診に結びつく可能性があります。

虎の門病院ではこの点に着目し、このたびAI画像解析を利用した受診者参加型の先進的脳ドックプロジェクトを立ち上げることとしました。これにあたり、CogSmartは「BrainSuite」による海馬体積等の自動計測にて協力します、また、エルピクセルは、白質等の評価における医師によるばらつきをなくすべく、「EIRL Brain Metry」(3) を用い、MRI画像から白質高信号領域等の自動計測とスコア化に協力します。

 
【取締役ファウンダー  島原 佑基コメント】

エルピクセルは「医療AIとともに、安心と革新を」をコンセプトに、強みである生物・医用画像解析技術を活用したAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」の開発を進めてきました。この提携によりAIの普及がさらに加速し、より多くの医療機関様、患者様に、安心と革新を提供できるように努めてまいります。

【CogSmart 代表取締役社長 樋口 彰様コメント】

CogSmartは「脳医学とテクノロジーの力で、誰もが健やかに、そして心豊かに暮らせる社会をつくる」をパーパスとして、「BrainSuite」サービスの普及を進めて参りました。本プロジェクトではエルピクセル社と連携して、虎の門病院の先進的な取り組みに参画できることを大変光栄に思います。受診者目線で脳画像の解析評価を行い、生活習慣改善などの行動変容に繋げることで、より多くの方々が脳と身体の健康を保つことができるよう、尽力致します。

(1)日本法弁護士・英国法弁護士(Solicitor in England and Wales)/東北大学加齢医学研究所 分野研究員

(2)東北大学加齢医学研究所 教授 医師・医学博士/東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長

(3)販売名 医用画像解析ソフトウェア EIRL Brain Metry 認証番号 230AGBZX00107Z00

【AI画像診断支援技術について】

高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は膨大化しています。AIを活用した独自のアルゴリズムによって、脳MRI、胸部X線などの医療画像情報を解析し、効率的で、正確な診断が出来る環境の提供を目指します。

EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/

【エルピクセル株式会社について】

エルピクセル株式会社は、ライフサイエンス領域の画像解析に強みを持ち、医療・製薬・農業分野において画像解析技術、とりわけ人工知能技術を応用することで、高精度のソフトウエアを開発してまいりました。医師の診断を支援するAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、創薬に特化した画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。

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