時代の変化が激しく正攻法では解決できない課題が増えるなかで、企業や自治体が新しいことを生み出すために、本体から離れた組織をつくり事業を推進する「出島組織」や「出島戦略」が注目を集めています。本イベントは日本中の出島組織が集結し、それぞれが抱える課題や知見を共有しながら、知恵の交易を行う日本初のサミットです。参加組織の中で条件を満たす組織は長崎市が「出島組織」として認定し、出島組織認定証を授与します。加えて「出島組織のための特別出島ツアー」も実施。「なぜ幕府は江戸ではなく遠く離れた長崎に出島を作ったのか?」「なぜ辺境の出島から新しい文化がたくさん生まれたのか?」など、出島組織におけるビジネスのヒントを探ります。
出島組織とは
大企業や自治体などの組織のなかで、本体とは距離をとり新しいことを生み出すためにつくられた部署やチームのこと。経産省や経団連も推奨している概念で、本体と離れているから意思決定のスピードが速いということや、スタートアップや外部の組織と連携しやすいといったメリットがある。
会場となる出島
1634年江戸幕府の対外政策の一環として長崎に築造された人工島で、鎖国時代に唯一西欧に開けていた港。現在は当時の街並みや館の様子が再現されている。当時は世界中の東インド会社の寄港地(出島的な地域)とつながっていたために、長崎の出島には世界中の最先端の文化が集まっていた。
■イベント詳細
タイトル:出島組織サミットin出島
日時:2022年11月12日(土) 11時~17時(東京からの日帰りも可能です)
場所:長崎県長崎市出島町6−1 出島内 旧長崎内外クラブ
参加者:50名限定(1社2名まで)
参加条件:
・出島組織に所属し新たな価値創造に取り組まれているかた。
・出島組織をつくろうとされているかたも参加可能です。
参加費:10万円(税別、2名参加の場合) 7万円(税別、1名参加の場合)
公式webサイト:https://dejima.team
申し込み:公式サイト内にて申し込み ※先着順となります。
■イベントスケジュール
11:00-11:30 -OPENING 趣旨説明・長崎市長からの挨拶
11:30-11:50 -INTRO 出島組織とは何か
11:50-12:20 -SESSION1 全参加社の紹介
12:20-13:20 -ネットワーキングランチ
13:20-14:20 -スペシャル出島ツアー
14:20-14:50 -ツアー振り返り
14:50-15:40 -SESSION2 出島組織3社によるトークセッション①
15:40-16:30 -SESSION3 出島組織3社によるトークセッション②
16:30-16:50 -出島組織認定式
16:50-17:00 -おわりに・夜の長崎ガイド
※新型コロナウイルスの影響などで内容の変更や延期などの可能性もございます。
■出島組織認定の条件
サミット参加組織を、出島を有する長崎市が出島組織として認定し「出島組織認定証」を授与します。
出島組織の活動推進やPRなどにご活用いただけます。
・出島組織であることが確認できる資料をご提出いただくこと。
・長崎市がめざす「21世紀の交流都市」の一員として、長崎市や他の出島組織と協力しあうこと。
※詳しくはお問い合わせください。
■出島組織サミットで取り組むこと
出島組織サミット実行委員会では「出島組織サミットin出島」をはじめとして、以下のことに取り組みます。「出島組織サミットin出島」にご参加いただくと、すべてのプログラムにご参加いただけます。
①出島組織サミットin出島
年に一度、長崎の出島で出島組織がネットワーキングするためのイベントを開催します。
②出島組織のための出島ツアー
出島組織運営のヒントを学ぶために、出島組織のための出島ツアーを開催します。
③出島組織認定
条件を満たす出島組織を、出島を有する長崎市が「出島組織」として認定します。
④出島組織研究
出島組織のあり方を研究・体系化します。現代における長崎の出島の価値を捉え直し発信します。
⑤オンライン出島組織ネットワークの運営
サミット参加者同士での告知や情報交換、相談などができるオンラインコミュニティを運営します。
⑥出島組織マッチング
出島組織同士でのコラボレーションを推進・プロデュースします。
■出島組織サミット実行委員会
会長 鳥巣智行(株式会社Better 代表取締役)、副会長 倉成英俊(株式会社Creative Project Base)
監事 中村直史(五島列島なかむらただし社)他1名、会計 宮嶋貴子(株式会社苺堂)
事務局:850-8053 長崎市浜町11-19 OIDEOIDEビル3F
■株式会社Creative Project Base説明
設 立 2020年7月
事業概要 プロジェクト専門会社。新しい価値を創出する様々なプロジェクトの企画・立案・プロデュースを行う。人々の好奇心を誘発する本棚「Curiosity Go Round」販売、良いタイトルの本だけを取り扱う本屋「good title books」運営、通説の逆だけを学ぶ早稲田NEO「逆塾」プロデュース、天理市インバウンド向けスローガン「Time Travel City」製作、国体から名前が変わる最初の国民スポーツ大会「SAGA2024」プロジェクトアドバイス、鍋島藩の藩校を現代にUPDATEした「弘道館2」プロデュース、「電通アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」所長、アフリカの非電化村に太陽光パネルで電気を届ける「一般社団法人Good on roofs」理事、20代の投資促進プロジェクト「104コンソーシアム」プロジェクトサポート、Forbes JAPAN「電通Bチームのニューコンセプト採集」連載プロデュース、ジェンダー問題に取り組むWEリーグの「WE ACTION MEETING」ファシリテート、2つの国のお米で作ったおむすびで2つの国を結ぶ「United Rice Ball」推進、答えのない創造的な問題を提供する「変な宿題」発案、など。代表取締役の倉成英俊が電通勤務時代に設立した「電通Bチーム」(個人的なB面=私的活動、副業、趣味、特技、前職の経験などを持つ社員で形成)のメンバーを中心とした多業種多国籍の多彩なメンバーと多ジャンルのプロジェクトを推進し続けている。8/10に単著 「伝説の授業採集」(宣伝会議)発売。