長野県立大学・長野ＩＴコラボレーションプラットフォームとの連携協定締結

一般社団法人VENTURE FOR JAPAN（代表理事：小松洋介、以下「VFJ」）は、2023年5月30日に公立大学法人長野県立大学（以下「長野県立大学」）・一般社団法人長野ＩＴコラボレーションプラットフォーム（以下「NICOLLAP」）と連携協定を締結しました。本協定は、地域における起業家の育成、地元企業の振興・発展、教育研究活動の推進等において、3者が相互に連携・協力することを目的としています。
VFJは長野県立大学と連携・協力して、起業家志望の学生を県内企業へ送り出す取組を行うとともに、NICOLLAP と連携・協力して、県内における企業の成長及びローカル・スタートアップのエコシステム形成に貢献します。

長野市との連携・協力の内容

VFJは長野県立大学・NICOLLAPと以下事項について相互に連携・協力していきます。

(1)地域における起業家の育成に関する事項

(2)地域企業の振興・発展に関する事項

(3)教育研究活動の推進に関する事項

(4)その他３者間協議により取り組むべきと判断した事項

「VENTURE FOR JAPAN」プログラムの特長

本プログラムは、アメリカにて行われている、起業家志望の若者がローカル・スタートアップの経営ポストとして2年間就職するプログラム「VENTURE FOR AMERICA」に倣い設計しています。起業家を志す若者や成長意欲の高い若者が、成長機会を求めて業界をリードする地方の中小企業やベンチャー企業の経営者直下の事業責任者等として2年間限定で就職し※1、「若者」と「企業」そして「地方」の成長を目指します。若者は、経営者直下の事業責任者等という非常に難易度の高いポジションで働くことになりますが、任されるからこそ大きく成長します。初期研修（5日間）、半年ごとの中間研修（2日間）、定期的な読書会、アカウンティングやファイナンスの勉強会、メンタリングやコーチング及び著名起業家との対話の機会の提供等、強力なバックアップ体制を準備しております。2020年以降は参画企業も東北を超えて日本全国に広がり、これまで25名の若者が本プログラムに参加しています。

※1.求職者が継続の意思を示した場合、2年経過後も継続して働くことは可能です。

連携協定の締結に寄せて

【一般社団法人VENTURE FOR JAPAN　代表理事　小松洋介より】

当法人は「起業家志望や成長意欲の高い主に新卒・第二新卒を地方成長企業の経営者直下の事業責任者として就職し、短期間で起業できるほどの力を身につける新しい働き方」を提供しています。この度の協定を受けまして、長野県立大学様でアントレプレナーシップ教育を受けた意欲的な学生さんたちの卒業後の新しいキャリアとしてVENTURE FOR JAPANの挑戦機会を提供し、長野ITコラボレーションプラットフォーム様と連携させて頂きながら起業家育成を通して長野県の経済発展に貢献してまいりたいと思います。

【公立大学法人長野県立大学　理事長　安藤国威様より】

本学は、アントレプレナーシップを身につけ地域社会のリーダーとなる人材を育成しています。今回VENTURE FOR JAPAN様のプログラム提供により起業をめざす学生のキャリア形成支援を行い、また、長野ＩＴコラボレーションプラットフォーム様が開拓した新規事業にチャレンジする地域企業やベンチャー企業へ起業家志望の学生をつなげることで、地域企業の活性化に貢献してまいります。

【一般社団法人長野ＩＴコラボレーションプラットフォーム　理事　荒井雄彦様より】

当法人では、長野県が掲げる信州ITバレー構想の実現を目指し、長野県内産業と、新たな技術及びそれを活かせる人材とのオープンイノベーションを推進しております。この度の包括連携協定では、長野県内中小企業の新規事業立ち上げに向けた機運を高めること、そして県内学生の起業家精神を育み、新規事業を率いる人材として活躍できる仕組みづくりに注力し、長野県の経済発展に貢献してまいります。