リハプランをご利用のデイサービスにとっては、併用利用している介護ソフトに登録している利用者情報(基本情報)を、リハプランへ手入力で登録・更新していた作業が軽減されます。LIFE提出用CSVを出力可能となっている13社※の介護ソフトから情報を取り込むことが可能です。
LIFE提出用CSVを活用した業務効率化につながる機能提供は、介護業界としては初めてです。
※1 弊社調査によるLIFE提出用CSVの出力が可能なソフト数
- 課題・背景
デイサービスの業務には、利用者への直接的な介護サービス提供に加えて、計画書・帳票類やサービス実施記録などの間接的な書類作成業務が膨大に存在しており、その間接業務負荷が労働時間の増大に繋がる要因になっています。この多岐に渡る記録・書類作成業務の効率化を図るべく、ICT機器活用の必要性は増す一方です。
公益社団法人介護労働安定センターの調査※によると、デイサービスのICT活用状況は、利用している介護ソフトによって「記録から介護保険請求システムまで一括している」活用ができている割合は、全体の36.3%に留まっていることがわかりました。
このことから半数以上の事業所において、複数の介護ソフトや業務支援ソフトを利用し、利用者情報をソフトごとに個別に登録・更新しなければならないという「二重管理の手間」が発生していることが考えられます。
一方で、令和3年度から運用が開始された「LIFE」において、科学的介護の推進を目的とし全国の事業所から情報を集約するため、介護ソフトから情報を取り込める「統一CSV連携」の仕様が定められました。
その結果、LIFEに提出するための利用者情報を共通のフォーマットでCSV出力する機能が、さまざまな介護ソフトに装備されました。
その様な背景から、各介護ソフトのLIFE用CSV出力機能を活用して、リハプランにそのCSVを取り込み、利用者情報の登録・更新をスムーズに行える機能の開発に至りました。
リハプランをご利用のデイサービスにとって、利用者情報登録に関する業務負担をさらに軽減できると共に、今まで以上に利用者に寄り添う時間を創出できるようになります。
※引用:http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2021r01_chousa_jigyousho_kekka.pdf
63P,令和2年度介護労働実態調査 事業所における介護労働実態調査 結果報告書,令和3年(2021年8月),公益財団法人 介護労働安定センター
- 利用者情報の新規取り込み・更新が可能
本機能はリハプランに新たに登録する利用者情報の新規取り込み、既に登録されている利用者情報の更新を行うことができます。
取り込み可能な項目は、LIFE提出用「利用者情報」CSVで定められている全18項目です。
また、利用者の情報は取り込み前に確認・選択することができるため、予定していない利用者情報を誤って取り込む心配もありません。
利用者情報の更新においては、項目ごとに更新前と更新後の情報を確認できるので安心してお使いいただくことが可能です。
- ファイル選択〜取込み完了まで4ステップ・最短3クリックの簡単操作
お使いの介護ソフトから抽出したCSVファイルを選択するだけで、利用者情報を簡単に読み込むことができます。ファイルの読み込みから取り込み完了まで4つのステップ、最短3クリックの操作で完了します。手入力で登録する場合に比べておおよそ70%の時間削減となります。(新規取り込み100名の場合、入力作業約10時間の削減が見込める試算)
- 充実のアラート機能でミス無く取り込みが可能
個人情報を扱う性質上、利用者情報の登録はミス無く行う必要があり、心理的な負担が大きいものです。心理的負担を軽減するため、様々なリスクケースに対するアラート機能がついています。
例えば、同一利用者の情報を二重で取り込む可能性や、古い情報に更新してしまう可能性がある場合には、取り込み前にアラートが表示されるため、誤った情報取り込みを未然に防ぐことが可能です。
「利用者基本情報CSV取り込み機能」は、リハプランの標準機能としてご提供します。
リハプラン利用ユーザーであれば、新たな申込手続きや追加料金の支払いなくご利用いただけます。
リハプランは、「エビデンスに基づいた科学的介護」の実現を目指して、今後も介護事業所の業務に即した機能開発・改善を行っていきます。
- リハプランとは
リハプランは、機能訓練業務を誰でも簡単・安心・効果的に行える「デイサービス向けリハビリ支援ソフト」です。最新の高齢者データベースをもとに2,200種類、目標・運動プログラムから最適な計画・訓練を自動で提案。リハビリ業務に必要なすべての機能があり、職員の書類業務負担を軽減、介護事業所の差別化・売上アップを支援します。
2022年6月現在、以下のLIFE関連加算に対応しております。(個別機能訓練加算、科学的介護推進体制加算、入浴介助加算、運動器機能向上加算、ADL維持等加算、口腔機能向上加算)
- 株式会社Rehab for JAPANについて
当社は「介護に関わるすべての人に夢と感動を」をビジョンとし、より多くの高齢者が健康的に長生きすることで幸せに長く暮らせる世界(健康寿命の延伸)に向けて、「エビデンスに基づいた科学的介護」の実現を目指すスタートアップ企業です。介護現場のリアルデータを収集し、高齢者が元気になることを科学していきます。
・称号 :株式会社Rehab for JAPAN(リハブフォージャパン)
・創立 :2016年6月10日
・代表者:大久保亮
・所在地:東京都千代田区飯田橋4丁目2-1岩見ビル2階
・資本金:618百万円(資本準備金含む)
・URL
-コーポレートサイト:https://rehabforjapan.com/
-リハプラン:https://rehaplan.jp/training/