認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(所在地:東京都文京区、代表理事:伊藤道雄、以下ACC21) は一般社団法人アジア宗教者平和会議東京(以下、ACRP東京)と共同で、5月31日(水)の夜8時からYouTubeにて、「『路上で暮らす子どものいない未来へ」クラファン終了直前トークライブ』を生配信します。
5月31日は、「路上で暮らす子どもがいない未来へ|フィリピンのストリートチルドレン37万人をZEROにしよう!」という呼びかけで両団体が200万円を目標に挑戦しているクラウドファンディングの終了日です(同日23時59分まで寄付を受付、詳細:https://congrant.com/project/sczero/5899)。
トークライブの中では、5月下旬にフィリピンの活動現場を訪問したACRP東京職員らから写真を交えたレポートをするほか、ストリートチルドレンのための活動に取り組むACC21等の事業担当者によるディスカッションを予定しています。
クラウドファンディング最終日に、フィリピンのストリートチルドレンZEROへの私たちの思い、そしてこれまでご支援いただいた皆さまへの感謝の気持ちをお伝えできたらと思います。
ぜひお気軽にご視聴ください。
【開催日時】2023年5月31日(水)20時~21時
【配信方法】Youtubeでのライブ配信。お時間になりましたら、下記視聴用リンクから配信いたします。
https://youtu.be/ADrNf3kPYKs
【配信内容】
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フィリピンの活動現場を訪問したメンバーから緊急レポート!
(ACRP東京 出射見奈子ほか) -
ディスカッション|ストリートチルドレン支援活動のリアル
(ACC21辻本紀子×ICAN福田浩之・柴田康平) -
フィリピンの“ストリートチルドレンZERO”に向けた私たちの思い
【お申込み方法】
お申込みは必須ではありません。下記ページ(Peatix)からお申込みいただいた方には、前日までに視聴用URLをメールでお知らせいたします。
\クラウドファンディング「路上で暮らす子どもがいない未来へ|フィリピンのストリートチルドレン37万人をZEROにしよう!」とは?/
フィリピンには“ストリートチルドレン”と呼ばれる、路上で暮らす子どもたちの姿があります。彼らの親の多くは、農村で食べられなくなり都会に出てきた人々ですが、技能はなく、日雇いの仕事などで生活をしのいでいま
す。その子どもたちは、路上で物売りや物乞いをして家族を支えています。
空腹感を紛らわすため、残飯を漁ったり、中毒性のあるシンナーを吸ったりする子どももいます。親の虐待から逃げ出して路上で生活する子ども、性的搾取を受ける子ども、罪を犯して少年鑑別所に収容される子どもたち―。夜はビルの陰や道路わきの側溝で睡眠をとることもあります。子どもたちはまさに、「人間の尊厳」が踏みにじられ、社会の片隅に追いやられています。 2015 年の調査では、フィリピンにはこのような暮らしを余儀なくされて
いるストリートチルドレンが約 37 万人いるとされています。
ともにフィリピンで、路上で暮らす若者の自立を支援してきた ACC21 と、貧しい女性や子どもたちの支援に取り組んできた ACRP 東京は、新型コロナウイルス感染拡大が始まった 2020 年から、ますます深刻になる路上の子どもたちの状況に心を痛め、日本の私たちにできることを考え続けてきました。
そして、「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成期限である 2030 年までに、SDGs の基本理念 「誰一人取り残さない」をフィリピンで実行し、 “ストリートチルドレン”が ZERO になるよう、「フィリピンの“ストリートチルドレン ZERO”キャンペーン」を立ち上げ、その第一段として、2023年4月12日(水)から5月31日(水)までの約2カ月の間に、クラウドファンディングを中心とした寄付の呼びかけを行っています。
クラウドファンディングへのご寄付は、5月31日の23時59分まで受け付けています。ぜひご寄付やシェアでのご協力をよろしくお願いいたします。
\トークライブ関係団体プロフィール/
◎ACC21とは?
認定 NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、アジア各国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。フィリピン・マニラで“2030年までにストリートチルドレンをゼロにする”を目標に現地NGOや政府の人たちとの協働を進めるとともに、現地NGOと協働で若者の自立支援にも取り組んでいます。
◎ACRP東京とは?
2017年に 「アジア宗教者平和会議」の事務局が日本に置かれたことを機に設立されました。「アジア宗教者平和会議」の諸会議や大会の運営のほか、日本国内の諸宗教組織や NGO/NPO諸団体と協力して、平和活動を行うとともに、自然災害および紛争などの被害者への救援活動を行っています。そしてフィリピンでは ACRP 旗艦プロジェクトのひとつとして、 貧しい女性や子どもたちの人身売買の阻止活動に取り組んでいます。
◎アイキャンとは?
認定NPO法人アイキャン(ICAN)は、一人ひとりの「できること(アイキャン)」を増やし、みんなで持ち寄ることで、フィリピンの路上で生活する子どもたちや、ゴミ処分場周辺で暮らす人々の生活向上に取り組む国際協力NGOです。アイキャンは1994年に設立され、フィリピンを訪れた会社員が子どもたちの置かれた現状を目の当たりにして、「何かできることがあるはず」という思いから始まりました。人々の「ために」ではなく「ともに」という価値観を大切にして活動しています。
【お問合せ先】
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21
電話:03-3945-2615
メール:info@acc21.org(担当:辻本)