日本初※乳液を高圧処理し直接顔に噴霧できる技術を確立

この記事は約3分で読めます。
株式会社ナリス化粧品(本社:大阪市福島区 代表取締役社長:村岡弘義)は、既に確立している乳化物を高圧で衝突させて微粒子化させるオリジナルの技術を発展させ、日本で初めて顔面に直接スプレーできる窒素ガスを用いたエアゾールタイプのオールインワンスキンケアの開発技術を確立しましたので、以下に報告します。
※株式会社TPCマーケティングリサーチによる外部調査において、日本初、かつ日本で唯一、窒素ガスを用いた乳液(白濁ミルク)状のオールインワンミスト化粧品であると検証されました。調査実施は2023年4月です。

当社初 高圧処理をした原液をそのまま使用
エアゾールタイプの化粧品には、LPGガスや窒素ガスを用いたものがあります。LPGガスを使用したものは、噴霧した際の粒子が細かく、肺などに吸入した際に健康を害する恐れがあるため、顔に直接使用することができません。窒素ガスは、LPGガスよりも粒子が粗いために、直接顔に噴霧することができます。今まで、一般的に窒素ガスを使用した化粧水は存在しましたが、乳液状の化粧品をエアゾールのスキンケア品として確立したのは、当社が初めて※です。化粧品開発において、油分と水分を混ぜ合わせることは基本の技術ですが、本来混ざることのない水と油を混ぜる方法は、各社の技術が異なります。当社が今まで行ってきたのは、水分に油分を多く含ませるオリジナルの高圧処理技術で、高圧処理した油分を化粧水に希釈するものでした。今回、当社としては初めて、希釈せずに約20%の油分を含んだ乳液を開発することに成功しました。当社の化粧水は、1%~2%の油分の配合量が通常であり(極一部の化粧水では3%程度のものがあります)、約10倍の油分を配合できたことになります。この高圧処理技術は、オイル状のべたつきを軽減することができるため、油分が多いにも関わらずべたつきのない良い使用感を実現します。この乳液をスプレーで噴霧できる技術を確立したことで、短時間で、心地よいスキンケアをすることができます。

日本初、乳液生まれの直接顔にスプレーできるスキンケア
働く女性の増加により、日々の忙しさのなかで、複数の機能を持ったオールインワンタイプの化粧品が生まれ、市民権を得ています。当社ではオールインワンゲルよりも素早く、また満足度の高いスキンケアを目指して、直接顔に噴霧できる乳液生まれのエアゾールスキンケア品の研究に着手しました。ジェル状のスキンケア品よりも油分を多く含むオールインワン乳液は、時短だけでなく、保湿感の面でも、スキンケアの満足度を上げてくれるものと考えます。

研究者の思い

研究者:藤原美乃里研究者:藤原美乃里

私自身2歳児の母であり、家事育児と仕事の両立のため、奮闘の毎日を送っています。母となり、スキンケアにかける時間は、どうしても少なくなる傾向がありますが、スキンケアは自分に向き合う行為でもあり、大切にしたいと考えています。スキンケアは時間が長ければよいというものでなく、短い時間でも効果に満足度が高ければ、自分を癒すこともでき、日々を前向きに過ごすこともできます。今後も忙しいママのニーズに寄り添う研究を続けていきたいです。

タイトルとURLをコピーしました