書籍の定価は、180,000円(税込 198,000円)(書籍)、書籍とCDセットの定価は240,000円(税込 264,000円)(書籍+CD)となっており、ご購入受付中です。書籍目次の詳細や販売については以下の弊社サイトをご覧ください。
https://cmcre.com/archives/112806/
【新刊案内】世界の充電インフラ 最新業界レポート - 停車中・走行中給電、電化道路、バッテリー交換 -
Charging Infrastructure
◎刊行に当たって
世界では100kWh級の大容量バッテリーを搭載した車両が増えたことで、充電器の出力も200kW、350kWと「大出力化」がトレンドになっている。
日本でも、出力200kW超の充電器も一定の安全性は確保できると判断し、50kW超と同じ扱いにする方向で規制を緩和する方向である。
近年、バス・トラックなどの商用車のEV比率が増加傾向である。
EVバス市場を牽引する中国勢は自国だけでなく、欧州、米国、韓国、さらには日本市場にまで席巻している。欧州市場では、2022年には宇通客車が欧州で売り上げ首位になっている。
EVトラックでは、輸送を行う小売り、倉庫、物流事業者がEV車両の開発に加わるプロジェクトが盛んである。欧州と中国が中心に市場を牽引しており、補助金などの普及促進策を受けて販売台数を伸ばしている。
その中国では、電池交換方式のEVとそのサービスの激しい競争が起こっている。バッテリー交換ステーションの仕様は少なくとも10種類以上あり、乱立している。中国政府の後押しにより、2025年までにNIO、Aulton、Geelyで合わせて1万9,000のバッテリー交換ステーションが設置される計画である。
また、ワイヤレスEV給電の分野では、WiTricity、Electreon、Hevo、IPT Technology、Momentum Dynamicsなど、数多くの企業が覇権を争っている。近年では、世界各地で、バス・トラック向けのワイヤレス給電のプロジェクトが実施され、実際に公道を走行してデータを取得し分析されている。さらに、送受電間距離を広げ、将来期待されている自動運転型にも、より実装しやすい装置に改良するような磁界結合方式の装置の研究開発が進んでいる。
一方、電化道路(接触/非接触)は、現状では、世界各地でいくつかの異なる技術が開発され、実用可能かどうかの検討がされている。社会インフラへの実装を視野に入れ、安全性や経済性などが検証されている。
本レポートは、充電インフラという観点で停車中・走行中給電、電化道路、バッテリー交換などの世界各地の開発状況をメインに調査した。今後の展開を見据えたうえでの次世代ビジネスにつながるレポートになっている。
CMCリサーチ調査部
■ 世界の充電インフラ 最新業界レポート - 停車中・走行中給電、電化道路、バッテリー交換 -
■ 発 刊:2023年5月19日発行
■ 定 価:本体価格 180,000円(税込 198,000円)
本体 + CD セット 240,000円(税込 264,000円)
■ 体 裁:A4判・並製・224頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-39-2
➢ 各国の主な電化道路(接触/非接触)プロジェクトの開発メーカー、調査内容などを網羅!
➢ ワイヤレス給電の各種方式、開発メーカー、提携する自動車メーカーを一覧にまとめた!
➢ EVバス市場を牽引する中国、及び、欧州と北米に参入する企業とは!ビジネス戦略とは!
➢ 急速充電、電池交換式、架線充電など、様々な充電方法が検討されているEVトラック!
➢ 世界の停車中・走行中ワイヤレス給電用システムの市場予測、及び、業界の背景を追った!
➢ 「路面型太陽光発電」の技術開発の動向は! 仏ColasのWattway Packの事業展開は!
➢ 普通・急速充電器のスポットの増加、世界的にトレンドになっている大出力化の背景とは!
➢ 中国と台湾で普及が進む、バッテリー交換の主要プレイヤーの今後の計画、政府の動向!
https://cmcre.com/archives/112806/
【本書の構成および目次概要】
☆本書の詳細な目次はこちらから!
https://cmcre.com/archives/112806/
第1章 普通・急速充電器
1 概要
2 業界分析
3 ChaoJi
4 ケーブル
第2章 バッテリー交換ステーション
1 概要
2 バッテリー交換の種類
3 中国
3.1 概要
3.2 中国政府の動向
3.3 充電時間
3.4 コスト
4 動向分析
5 企業動向
第3章 ワイヤレス給電
1 概要
2 ワイヤレス給電の各種方式
3 各社のワイヤレス給電技術の特徴、方式、提携先、効率など
4 業界分析
5 企業動向
第4章 停車中・走行中給電
1 概要
2 停車中給電
3 走行中給電
4 業界分析・市場規模
5 コイル
5.1 概要
5.2 ワイヤレス給電用コイルの種類
5.3 技術的課題
6 漏洩磁界の低減技術
6.1 概要
6.2 業界分析
7 リッツ線
7.1 概要
7.2 業界分析
8 企業動向
第5章 電化道路
1 概要
2 各国の主な電化道路(接触式)プロジェクト
3 各国の主な電化道路(非接触)プロジェクト
4 企業動向
第6章 太陽光発電舗装
1 概要
2 業界分析
3 Wattway
4 中国・済南市の「太陽光発電道路」
5 SolaRoad
6 企業動向
第7章 EVバス
1 概要
1.1 EVバスの充電方法
2 業界分析
3 企業動向
第8章 EVトラック
1 概要
2 業界分析
3 企業動向
第9章 石油メジャー
1 概要
2 企業動向
第10章 自動車メーカー
第11章 各国の動向分析
1 中国
1.1 概要
1.2 中国政府の政策
1.3 充電用インフラ設備の動向
1.4 EVバスの自動運転実証試験(深圳)
1.5 EVバスの自動運転実証試験(広州)
1.6 動向分析(ワイヤレス給電)
1.7 企業動向
2 ドイツ
2.1 概要
2.2 ドイツ政府の政策
2.3 動向分析
2.4 eHighway システム
2.5 EHighway プロジェクト
2.6 ワイヤレス給電プロジェクト
2.7 企業動向
3 米国
3.1 概要
3.2 米国政府の政策
3.3 バイ・アメリカン
3.4 動向分析
3.5 インディアナ州
3.6 ユタ州
3.7 ミシガン州
3.8 アリゾナ州
3.9 eHighway(ロサンゼルス)
3.10 カリフォルニア州ランカスター実証実験
3.11 企業動向
4 英国
4.1 概要
4.2 On-Street Residential Inductive Charge
4.3 Electric Road System
4.4 WiCET(Wireless Charging of Electric Taxis)
5 フランス
5.1 概要
5.2 INCIT-EV
5.3 企業動向
6 イタリア
6.1 概要
6.2 Arena of the Future
6.3 企業動向
7 スウェーデン
7.1 概要
7.2 スウェーデンの電化道路プロジェクト
7.3 Elväg Gävle
7.4 eRoadArlanda
7.5 EVolution Road
7.6 SmartRoad Gotland
7.7 Gothenburg Green City Zone
7.8 電化道路 E20(Hallsberg–Örebro)
8 ノルウェー
8.1 概要
8.2 ElectriCity
8.3 企業動向
9 スペイン
9.1 概要
9.2 企業動向
10 韓国
10.1 概要
10.2 韓国政府の政策
10.3 動向分析(EV バス)
10.4 動向分析(ワイヤレス給電)
10.5 企業動向
11 台湾
11.1 概要
11.2 台湾政府の動向
11.3 動向分析
11.4 企業動向
12 インドネシア
12.1 概要
12.2 インドネシア政府の政策
12.3 企業動向
13 ベトナム
13.1 概要
13.2 動向分析
13.3 企業動向
14 マレーシア
14.1 概要
14.2 企業動向
15 日本
15.1 概要
15.2 日本政府の政策
15.3 企業動向
☆目次の詳細とお申し込みはこちらをご覧ください↓
https://cmcre.com/archives/112806/
◎CMCリサーチ刊行関連書籍のご案内
☆ 詳細とご購入はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/78988/
☆続々追加中!
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/seminar/semi_cmcr_f/