江戸時代に活躍した浮世絵師、歌川広重。広重の描く風景画は人々を魅了し、その名と技法は引き継がれていきます。本展では、初代、二代、三代の歌川広重が描いた大津を見比べて、広重の画風の系譜と各人の個性に迫ります。大名跡、広重が創意工夫して魅力を伝える大津、ぜひご覧下さい。
1.展示名
第12回学芸員のこだわり展示「三人の歌川広重―伝統と個性―」
2.会期
令和4年7月12日(火) ~ 9月25日(日)
3.開催場所
B展示室 館蔵品紹介コーナー ※常設展示観覧料が必要です。
4.展示資料(いずれも当館蔵)
・広重五十三次名所図会 大津(複製)
・二代広重 東海道 大津(複製)
・三代広重 東海道名所改正道中記 大津(複製)
- 展示資料について
右から広重五十三次名所図会 大津、二代広重 東海道 大津、三代広重 東海道名所改正道中記 大津(画像は一部)
- 学芸員のこだわり展示について
滋賀県立琵琶湖博物館の歴史系(考古、歴史、民俗)の資料には、温湿度や照度を厳密に管理する必要があるものが多数あります。これらは適切に保管するため、ふだんは各収蔵庫に収蔵されていますが、歴史系学芸員が収集、整理、研究した状況をふまえて展示資料を選択し、期間限定で公開しています。企画内容を吟味し、毎回1〜2か月程度、年間6〜10回程度実施しています。
- 滋賀県立琵琶湖博物館について
開館時間: 9:30 – 17:00(最終入館 16:00)
※事前予約制
休 館 日:毎週月曜日(休日の場合は開館)、その他臨時休館あり。
観 覧 料【常設展示】
一般800円、高校生・大学生450円、小学生・中学生無料
【企画展示】
一般300円、高校生・大学生240円、小学生・中学生150円
琵琶湖博物館は、湖をテーマにした博物館としては日本最大規模の琵琶湖畔に建つ博物館です。「湖と人間」をテーマに、琵琶湖の生い立ちや人と自然との関わりについて家族で楽しみ体感しながら学べる展示が特徴です。