このたび、患者の体力的負担が少ない画期的な内視鏡手術の世界的名医 大圃(おおはた)研氏(NTT東日本関東病院内視鏡部及び消化管内科部長)の公開セカンドオピニオンの登壇が決定した。
公開セカンドオピニオンは『がん撲滅サミット』の生んだ画期的な企画であり、一人でも多くの患者の皆さんの社会復帰と継続的治療を望む声に応えるために2015年の第1回大会からスタートしたものだ。会場に訪れた患者やご家族の皆さんの熱心な質問に対してステージに登壇した日本を代表する医師や研究者が即答する真剣勝負の場として、会場には熱気があふれることで有名だ。
しかも同サミットの公開セカンドオピニオンは同じ医療機関内のチーム医療ではなく複数の医療機関を横断するチーム医療を実践している点で後発の類似的企画に比べて他の追随を許さないものがある。
今回、昨年に続いて3度目の登壇となる大圃研氏は、これまで専門に分かれていた胃・食道・大腸がんという3つの部位の治療を一人で難なくこなす、いわゆるスーパードクターとして『情熱大陸』をはじめとするドキュメンタリーや情報番組でも取り上げられた世界的名医である。
その大圃氏は言う。
「大腸がんは、様々ながんの中でも比較的たちがよい、“見つけやすく、治しやすいがんです。どういった方がかかり易いかなど家族性や生活習慣とのかかわり、予防方法が かなり解明されていて、患者様と 医療者の双方にとって戦いやすい敵です。大腸内視鏡検査さえしておけば初期の段階でみつける事ができ、初期に見つけさえすれば再発の可能性はほぼ無く治すことができます。そして、初期のがんはお腹を切る必要はなく、大腸内視鏡 治療 で治すことができます。大腸内視鏡で治療をすれば 、その前後で何の変わりもない生活を送る事ができます。つまり、きちんとした内視鏡検査・治療さえしていれば、大腸がんは皆さんの生活になんら影響を与える事がない、恐るるに足らないがん、だという事です」
さらに大圃氏。
「そうはいってもやはり悪性腫瘍、“がん”です。比較的緩徐に進行するとはいえ、当然放置すれば命を奪われてしまいます。進行した状態であれば外科手術や抗がん剤治療などによる通院加療が必要になりますし、手術をしても人工肛門が必要になる場合もあります。治療ができたとしても、その後 再発 してしまう 可能性は進行の程度に応じて高くなってきます。やはり早期発見 ・早期治療が一番大切です」
いずれにしても内視鏡手術の一番のメリットは低侵襲治療で職場や自宅に戻れるということだろう。そのうえで大圃研氏はご来場者に向けて次のように語ってくれた。
「治せるがん、大腸がんで命を落とさない為にも内視鏡検査を是非受けてください。公開セカンドオピニオンでは、大腸の内視鏡検査、治療などについてのご相談、ご質問にお答えしたいと思います。よろしくお願いいたします」
皆さんも、ぜひ公開セカンドオピニオンで大圃研氏に直接ご自身の症状やがんに対するご相談をしてみてはいかがだろうか。
現在、大会HP(https://cancer-zero.com)にて入場エントリーの受付を行っており、入場は無料。すでに東京都、奈良県、神戸市などのエリアからお申し込みが入っているとのことだ。
また同じく大会HPにてお問合せを受け付けているが、メールのみとなっている。