通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

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土木・建築資材及び各種不織布を製造・販売する前田工繊株式会社(本社:東京都港区、社長:前田尚宏)は、2023年5月12日開催の取締役会において、2022年8月10日に公表いたしました2023年6月期(2022年7月1日~2023年6月30日)の通期連結業績予想を下記のとおり修正することといたしましたので、お知らせいたします。

1.2023年6月期連結業績予想数値の修正(2022年7月1日~2023年6月30日)

2.修正の理由

 通期の連結業績予想につきまして、ソーシャルインフラ事業のうち、土木資材分野は原材料価格・運賃値上げ等があったものの、価格転嫁が浸透したことから利益面では計画通り推移していますが、盛土補強材の施工延期等が当期中には回復しないことから、売上において計画未達となる予定です。また、不織布事業において、マスクの需要が低調であることから売上・利益とも計画を下回る見込みです。しかしながら、その他の子会社の業績は順調に推移しています。インダストリーインフラ事業のうち、BBSホイール事業は、国内・国外のOEM分野が回復したため、売上・利益とも計画を上回る見込みです。このほか、当社が保有する Svelte Medical Systems,Inc.の株式(非上場株式)について、実質価額が著しく低下し、その回復可能性が認められないことから、減損処理による投資有価証券評価損 1,041百万円を特別損失として計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は、当初予想を下回る見込みとなりました。以上により、売上高、親会社株主に帰属する当期純利益は当初予想を下回るものの、営業利益及び経常利益は当初予想を上回る見込みとなりました。 なお、配当予想については前回予想から修正はありません。

 (注)上記の業績予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

【会社説明】
当社は、1972年の設立以来、インフラ(社会資本)の整備・維持に携わる会社として、土木資材の製造・販売ならびに各種繊維を原料とした産業資材および不織布の製造・加工・販売を行うことで業容を拡大してまいりました。
「ジオシンセティックス」の総合企業として、地域の皆様の安心・安全で豊かな社会づくりや、より災害に強い国土づくりに貢献しています。

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