エンジニアリングのアイコンに捧ぐ:ベントレー スピード エディション12

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(2023年5月9日)2003年以来、ベントレーのフラッグシップモデル、そしてブランドを支えてきたW12エンジンを記念して、限定モデルのスピードエディション12を製作しました。

現代において最も成功した12気筒エンジンを搭載したスピードエディション12は、並外れたエンジニアリングの功績に別れを告げるのにふさわしいモデルです。

エディション12パッケージは、スピードシリーズのベンテイガ、フライングスパー、コンチネンタルGT、コンチネンタルGTコンバーチブルをベースにしながら、多くの特別なデザインが施されています。例えば、エディション12のバッジ、エンジンナンバー入りプレート、エディション12の刺繍、グラデーションのシートコントラストステッチ、グランドブラックパネルのフェイシアには、エディション12のバッジと一緒にエンジンの始動のシーケンスが刻まれています。

スピードエディション 12は、4モデルそれぞれ120台のみの限定生産です。20年にわたりベントレーの車とその成功を支えてきたエンジンに対するトリビュートとして、希少価値が高く、人気の高いモデルとなるでしょう。

ベントレー W12

2003年、ベントレーのW12エンジンは、フォルクスワーゲングループ傘下となって初めてのオールニューモデルであるコンチネンタルGTのパワートレインとして、ベントレーの新時代を告げました。6.0リッターツインターボW12エンジンは、独自のWフォルムにより、パワー、効率、洗練性に妥協することなく、同等のV12エンジンよりも24%短いボディを実現しました。それ以来、継続的な進化により、出力は37%、トルクは54%向上し、排出ガスも25%削減されました。スピードエディション 12モデルでは、W12エンジンは最高出力659PS/5000-6000rpmを発揮し、ベントレーの名高いトルクの波形は、わずか1500rpmで900Nmのピークに達し、5000rpmまでそのまま維持されます。

エクステリア:控えめな存在感

スピードエディション 12モデルの外観上の特徴は、繊細でありながら慎重に吟味されており、わかる人には一目でそれと分かるようになっています。特徴的なディテールとして、他のベントレーモデルにはないシルバーのブレーキキャリパーがあります。また、コンチネンタルGTおよびコンバーチブルでは、フロントフェンダーにスピードエディション 12のバッジが、ベンテイガおよびフライングスパーでは、リアクォーターに既存のスピードのバッジとともにエディション12のバッジが取り付けられています。ボンネットを開けると、エンジンカバーにエディション12のシリアルナンバー入りのプレートが掲げられています。

その他、ブラックラインスペシフィケーションのエクステリアブライトウェア、22インチのブラックペイントのスピードアロイホイール、セルフレベリングホイールバッジを装備しています。オプションで選択できる新色オパライトは、明るいグレーグリーンで、明るい日差しに照らされると微かに銅色に輝きます。

インテリア:精妙なクラフトマンシップ

エディション12のウェルカムランプとイルミネーテッドトレッドプレートが、ドライバーと乗員を手作業で作られた個性的なインテリアに迎え入れます。インテリアのメインカラーはベルーガブラックで、1色で統一することも、ブルネルブルー、クリケットボールレッド、リネン、オレンジでアクセントを利かせることも可能です。いずれの場合も、パネルは光沢のあるグランドブラックです。 

この限定車ならではの特徴として、シートにはマリナーシルバーのパイピングとエディション12の刺繍が施されています。また、シート上部はキルティング加工され、アンスラサイトからポーポイズ、ストラトスへグラデーションとなるコントラストステッチが施されています。ドアパネルはキルティング加工され、コントラストステッチが施されています。

オルガンストップエアベントは、無垢材から削り出した数字「12」を配したユニークなデザインです。また、助手席のグランドブラックパネルのフェイシアには、W12エンジンの始動のシークエンスとスピードエディション 12のバッジが刻まれています。

記念すべき15%スケールモデル W12ブロック

最後の仕上げとして、机やキャビネット、棚の上に飾っていただけるベントレーW12ブロックの精密な15%スケールモデルを記念品としてお客様にお届けします。このスケールモデルは、フルサイズのW12エンジンブロックから取り出したアルミニウムで鋳造されており、ベントレーの最も重要でパワフルなエンジンの1つであるW12エンジンを永久に記念するものとなります。

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