経営学部が初の『スタディケーション』を釜石市で実施 学生6名が2週間滞在し、地域の魅力を発見・発信

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 文京学院大学(学長:福井勉)は本学と包括連携協定を締結している岩手県釜石市にて、学生が2週間滞在しながら複数の地元企業や行政と産官学連携を実施し、釜石市が抱える課題に対して学生ならではのアイディアで解決に取り組む「釜石スタディケーション」を実施いたします。コロナ禍において、リアルコミュニケーションや学外活動の機会を失われた学生へ、特定の場でしか経験できない学びを提供することにより、自身の成長や社会力の向上とともに、地域社会の発展に貢献する経験を通じて、高度なコンピテンシーを持つ人材の育成を目指します。
  • 「釜石スタディケーション」実施概要

スタディケーションの拠点となる鵜住居駅周辺スタディケーションの拠点となる鵜住居駅周辺

 老年人口が多くを占める岩手県釜石市では、若年層の市外流出による人口減少、人手不足が課題となっており、市では地域の活性化や移住を促進するシティプロモーションを強化しています。また大学が無い地域のため、受け入れに当たって、インターンシップ先の企業や行政機関からは、学生たちの感性や発想力を通して、地元企業だけでなく市全体の活性化や発展、ひいては地域創生への貢献を目指したいと期待を寄せられています。
 今回の『スタディケーション』を実施するにあたり、4月以降、地元の方々とオンラインでコミュニケーションを重ね、2週間滞在する中での自身の課題や目標、インターンシップ先からの課題に対しての事前学習を実施してきました。
 学生6名は、5月15日(月)~6月9日(金)の期間、2グループに分かれ、現地で大学のオンデマンド授業などを受けながら、6日間のインターンシップも行っていきます。2週間の滞在は、普段都会の生活ではできないような経験や地域の人との触れ合いを経験できる貴重な期間となります。

 スタディケーションは、東京から離れた地方で授業を受けながら、その場でしかできないフィールドワークを実施することで学生に新たな教育環境を提供します。スタディケーションを体験することで、学生の生き方も変わり、地域も変わることを期待しています。

■インターンシップ協力先企業・行政機関と主な業務内容と課題
【料理宿】宝来館(URL:https://houraikan.jp/
5/18(木)・19(金)・20(土)・21(日)・24(水)・25(木)
・旅館業務全般の支援。
・宿の公式SNSの運用を実施。学生のアイディアを生かし集客に繋がる情報発信の支援。
【水産加工品製造販売】津田商店(URL:https://www.tsudashouten.co.jp/
5/15(月)・17(水)・19(金)・22(月)・24(水)・26(金)

・新たに立ち上がったSNSプロジェクトチームに参加し、実際にチームとのミーティングを通して、現状のブランディングやマーケティング課題を設定し、ECサイト立ち上げに向けての広報企画を立案。
【行政】釜石市役所(URL:https://www.city.kamaishi.iwate.jp/
5/29(月)・31(水)・6/2(金)・5(月)・7(水)・9(金)

・5月31日(水)に実施される「かまいし未来づくりプロジェクト」会議に参加し、「外国人との共生」についてのワークショップに参加。
・シティプロモーションの一環として、ふるさとの魅力をPRする「ふるさとCM大賞」コンテストに応募する15秒のショート動画を制作。
■スタディケーション期間
第1グループ:2023年5月15日(月)~2023年5月26日(金)※インターンシップ先:宝来館・津田商店
第2グループ:2023年5月29日(月)~2023年6月9日(金)※インターンシップ先:釜石市役所

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