株式会社 ヒノキヤグループ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 近藤昭 以下、ヒノキヤグループ)の子会社である株式会社日本ハウジングソリューション(本社:東京都文京区、代表取締役社長 荒木伸介、以下日本ハウジングソリューション)は、全館空調システム「Z空調」の意匠権に関し2022年6月3日付で株式会社大進建設(本社:青森県青森市、以下、大進建設)を相手取り東京地方裁判所に提訴していましたが、2023年4月11日付で和解が成立しましたのでお知らせします。
1.訴訟の経緯
大進建設は、2016年6月にヒノキヤグループとフランチャイズ・チェーン契約を締結し、「桧家住宅」ブランドや「Z空調」などを取り扱う加盟店として建築工事請負業務を行っていました。
その後、ヒノキヤグループは、「Z空調」をもとに創作したと思われる住宅設備の意匠が、大進建設により2022年1月から登録されていた事実を確認しました。この行為はヒノキヤグループが保有する意匠やノウハウを利用しており、フランチャイズ・チェーン契約に違反しているため、子会社の日本ハウジングソリューションを通じ、大進建設に対し2022年6月3日、当該意匠権の移転および違約金の支払を求める訴訟を東京地方裁判所に提起しておりました。
2.和解の相手方(被告)の概要
(1)名称 株式会社大進建設
(2)所在地 青森県青森市浪館前田一丁目14番25号
(3)代表者 八木橋 一
3.和解内容の骨子
・大進建設は日本ハウジングソリューションに対し、和解金を支払います。
・大進建設は当該意匠権を日本ハウジングソリューションに移転する手続きを行います。
4.今後について
ヒノキヤグループは、自社およびグループ全体で保有する知的財産を厳格に管理していくとともに、「Z空調」をはじめとする商品やサービスで今後もより快適な住環境をサポートしてまいります。
《ご参考》
『Z空調』概要
『Z空調』は、ヒノキヤグループである株式会社日本アクア(https://www.n-aqua.jp/)が提供する断熱材『アクアフォーム』で建物の断熱・気密を高め、空調をダイキン工業株式会社、換気を協立エアテック株式会社が担うことで実現した、快適で経済的な全館空調です。独自技術により従来の全館空調の導入コストを大幅に下回る販売価格と壁掛けルームエアコン同等の電気代を実現しました。24時間365日、家中どこでも快適な温度を維持することができ、導入されたお客様からも非常に高い評価をいただいています。2016年12月に発売を開始し、2017年には特許を取得。2017年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)も受賞しました。2022年4月末時点で、発売開始から累計受注棟数が20,000棟を突破しました。
【会社概要】
株式会社 ヒノキヤグループ
■ 代 表 : 代表取締役社長 近藤 昭
■ 本 社 : 〒100-0005東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館
■ ホームページ : https://www.hinokiya-group.jp/
■ 事業内容 : 住宅事業、断熱材事業、不動産投資事業、リフォーム事業