理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向け人材紹介「PTOT人材バンク」スマートデバイスに対応しサイトデザインを大幅リニューアル

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株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向け人材紹介「PTOT人材バンク」(URL:https://www.ptotjinzaibank.com/)を、この度リニューアルしたことをお知らせします。

スマートデバイスに対応したサイトデザインに大幅変更し、検索機能を強化したほか、より良いキャリア形成支援の一環として公益社団法人日本理学療法士協会(以下、日本理学療法士協会)会長の斉藤秀之氏に理学療法士の在り方と今後のキャリア像に関するインタビューを実施し、公開しました。(URL:https://www.ptotjinzaibank.com/interview/japanpt-chairman1

超高齢社会が進行し、2020年時点で1,860万人の「75歳以上人口」は、2025年には2,180万人に達する見込みです(※1)。これに伴い、今後医療・介護の需要が増大していくことが予想されています。また、高齢者の増加に伴い、住み慣れた地域で高齢者の尊厳を保ちながら自立した生活を支援する「地域包括ケアシステム(※2)」の重要性が増しており、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等リハビリテーション専門職に求められる役割も拡大しています。病院での回復期の患者に向けたサービスにとどまらず、高齢者の運動機能の維持・回復やできるだけ介護を必要とせずに生活していくための介護予防に特化した健康指導等、さまざまなニーズに対応していくことが求められています。

職場の選択肢も広がっています。介護分野での理学療法士・作業療法士の需要推計は年々増加しており、2018年の2.5万人から、2040年には約1.5倍の3.8万人となる見通しです(※3)。近年は、病院やクリニックなどの医療機関、介護施設での勤務に加え、小児療育施設での需要も拡大しています。

一方で、理学療法士と作業療法士の供給数は、2040年には需要数の約1.5倍になるとの予測(※4)もあり、求められる事業所種別や地域によって需要と共有のバランスが偏る、リハビリテーション専門職の機能間・地域間の偏在が大きな課題となっています。加えて、患者の生活の質(QOL)の維持・向上や医療の高度化への対応等の観点からチーム医療が推進されているため、専門知識や技術だけでなく、医師や看護師、管理栄養士等多職種とのコミュニケーション力や対応力など、リハビリテーション専門職に求められる能力も変化しています。これらの状況を受け、今後のキャリアをどのように形成していくか、悩む人も多いのが実態です。

当社では2008年より、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向け人材紹介「PTOT人材バンク」を提供しており、専任のキャリアパートナーが豊富な選択肢の中から求職者のこれまでの経験や今後のキャリア志向、職場環境・雇用形態等の希望条件を踏まえて、最適な職場を紹介してきました。2021年からは、履歴書の書き方や面接対策などの転職ノウハウや、リハビリテーション専門職の労働環境、結婚・出産後の復職、定年後の生活についてなど、働く際の疑問や悩みに応えるコラムを多数掲載しています。現在リハビリテーション専門職として働く方や、これからリハビリテーション専門職を目指す学生に向けて、就転職の支援だけでなく、その後も長期に渡ってより良いキャリアを形成していけるよう情報提供を通じてサポートしています。

この度、求職者のより良い求人探しとキャリア形成のサポートをさらに強化するため、サイトデザインを大幅にリニューアルしました。スマートデバイスに対応し、検索機能を強化することで、就業希望エリアの複数選択や、診療科目での検索も可能となるため、求職者のこだわり条件による検索を実現します。また、より良いキャリア形成支援の一環として日本理学療法士協会会長である斉藤秀之氏のインタビューを新たに掲載します。2022年4月に刷新された認定理学療法士制度や理学療法士の児童・介護領域への進出なども踏まえて、理学療法士の在り方と今後のキャリア像について考えを伺いました。

当社は今後も、PTOT人材バンクの提供を通じて、求職者と事業者のより良いマッチングと情報提供による求職者の長期に渡るより良いキャリア形成を支援し、リハビリテーション専門職の機能間・地域間における偏在解消につなげていきます。

※1:内閣府「令和4年版高齢社会白書」より
※2:厚生労働省が2025年(令和7年)を目途に構築を推進。高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるような、地域の包括的な支援・サービス提供体制
※3・4:厚生労働省「平成31年4月5日 理学療法士・作業療法士の需給推計について」より

【「PTOT人材バンク」概要】
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士向け人材紹介。専任のキャリアパートナーが、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に向けて最適な職場を紹介。業界に特化した経験とノウハウを活かした的確なサポートが可能です。
・提供開始:2008年9月
・利用対象者:理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、養成学校の学生
・会員数:約140,000人(2022年6月時点)
・登録費用:無料
・URL:https://www.ptotjinzaibank.com/

▼リニューアル概要
・スマートデバイスでの使いやすさを強化した新しいサイトデザインに大幅変更
・検索機能を強化し、こだわりの希望条件に対応可能
 ‐就業希望エリアの複数選択が可能に
 ‐施設形態での検索時に選択できるカテゴリをより詳細化
 ‐診療科目での検索機能を新規追加
・日本理学療法士協会会長 斉藤秀之氏のインタビューを掲載
 ‐タイトル:“理学療法士に求められる対応力” 日本理学療法士協会会長に聞いた理学療法士の在り方と求められるキャリア像
 ‐URL:https://www.ptotjinzaibank.com/interview/japanpt-chairman1

▼主なサービス・機能
・求人紹介:専任のキャリアパートナーが豊富な選択肢の中から求職者のこれまでの経験や今後のキャリア志向、職場環境・雇用形態等の希望条件を踏まえて、最適な職場を紹介。面接や条件交渉、入職の手続きにも対応
・求人検索:希望の勤務地・職種・雇用形態・こだわり条件などを組み合わせて求人検索。気になる求人はお気に入り登録することやキャリアパートナーに問い合わせることも可能
・メールマガジン:希望条件に合った新着求人がメールで届く
・転職コラム:履歴書や職務経歴書の書き方等の就転職時に必要なノウハウ、リハビリテーション専門職の労働環境、結婚・出産後の復職、定年後の生活についてなど、働く際の疑問や悩みに応えるコラムを多数掲載

<スマートデバイスの画面イメージ>

<PCの画面イメージ>

【公益社団法人日本理学療法士協会について】
国民の医療・介護・保健・福祉の増進のために活動するとともに、理学療法士が活躍し続けるための学び・仲間づくり・環境づくりを支援しています。
名称:公益社団法人日本理学療法士協会
所在地:東京都港区六本木7-11-10
代表者:会長 斉藤秀之
設立:1966年7月
主な活動:会員の学習をサポートする教育・研修活動、制度の改善などを政府に働きかける職能活動、研究を支える学術活動、国民に向けた広報啓蒙活動など
URL:https://www.japanpt.or.jp/

【エス・エム・エスの医療キャリアサービスについて】
■看護師・助産師・保健師向け人材紹介「ナース人材バンク」
施設種類や診療科目、働き方など希望条件に合う事業所を専任のキャリアパートナーが紹介。求められる事業者への就業機会提供や最適マッチングで、良いキャリア形成を支援します。
URL:https://www.nursejinzaibank.com/

■診療放射線技師向け人材紹介「放射線技師人材バンク」
専任のキャリアパートナーが、求職者の希望をもとに最適な職場を紹介。業界に特化した経験とノウハウ、独自のシステムを活かした的確なサポートが可能です。
URL:https://www.jinzaibank.com/hjb/

■臨床検査技師向け人材紹介「検査技師人材バンク」
専任のキャリアパートナーが、求職者の希望をもとに最適な職場を紹介。業界に特化した経験とノウハウ、独自のシステムを活かした的確なサポートが可能です。
URL:https://www.jinzaibank.com/kjb/

■臨床工学技士向け人材紹介「工学技士人材バンク」
専任のキャリアパートナーが、求職者の希望をもとに最適な職場を紹介。業界に特化した経験とノウハウ、独自のシステムを活かした的確なサポートが可能です。
URL:https://www.jinzaibank.com/mejb/

■管理栄養士・栄養士向け人材紹介「栄養士人材バンク」
専任のキャリアパートナーが、求職者の希望をもとに全国の医療・介護・福祉施設、保育園、一般企業など最適な職場とマッチング。的確なサポートで良いキャリア形成を支援します。
URL:https://eiyo.jinzaibank.com/

【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:23億1,022万円(2022年3月31日現在)
従業員数:連結3,303人、単体2,109人(2022年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:https://www.bm-sms.co.jp/

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