〈発起人:谷田 脩一郎、主催:KIFUBAR運営事務局(ソーシャル・エンライトメント株式会社内)〉
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関心がある一方、行動へのハードルが高い「社会貢献」活動
内閣府の社会意識に関する世論調査*「社会への貢献意識」では、「日頃、社会の一員として、何か社会のために役立ちたいと思っているか」について、64.3%が「思っている」、34.1%が「あまり考えていない」と回答しています。約3人に2人が社会に貢献したいと思っている一方で、社会の全員が実際に行動に移すことが出来ているわけではありません。その要因として、
・そもそも具体的な「社会問題の存在、解決手段、協力方法」を知らない。 |
・課題に取り組む団体、人が身近にいない。 |
・社会貢献、寄付などへの心理的ハードルが高い。 |
などが考えられます。そこで、社会問題について知り、社会貢献への行動ハードルを下げることを目的に、参加者同士で気軽に交流し、お酒を飲むだけで気軽に寄付ができるスタンディングバー形式のイベント「KIFUBAR」が誕生しました。
(*内閣府「社会意識に関する世論調査」https://survey.gov-online.go.jp/r04/r04-shakai/index.html)
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コンセプトは「飲めば飲むだけ、寄付になる。」
~1杯=1票で、だれもが気軽に社会貢献できる「KIFUBAR」の仕組み~
「KIFUBAR」は、飲めば飲むだけ寄付になるスタンディングバー。参加費やドリンクの購入金額の一部が、社会貢献活動に取り組む団体への寄付になるキャッシュオン形式のBARイベントです。集まったイベント参加費のうち、会場費など運営に必要な費用をのぞいた金額がすべて寄付されます。また、追加で頼まれたドリンク代のうち、原価をのぞいた金額がすべて寄付されます。
当日は、NPO団体職員やボランティア支援者など社会貢献活動に取り組むプレゼンターが5分間の簡単なピッチを実施。参加者は、オーダー1杯毎に必要なドリンクコイン=1票の分だけ、登壇した団体の中から寄付先を投票できます。
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KIFUBARの特長
~気軽に、身近に、繋がれる。~
〇気軽に、社会貢献に参加できる。 |
近年、大企業を中心としたESG・SDGs、社会課題などが注目されている一方で、一般生活者にとってはまだまだ身近ではなく、実際に関わる機会が少ないのが現状です。KIFUBARは「参加するだけ、ドリンクを飲むだけ」で寄付を通じた支援に繋がる他、SNS上でのシェアを通じた普及促進など、気軽に社会貢献活動ができます。
〇気軽に誘い、繋がれる。~「一緒に、話を聞きに行こう」ではなく「一緒に、飲みに行こう」~ |
だれかが社会貢献に関心を持っても、興味があるかもわからない知人・友人を、NPO団体の説明会や公共ボランティアに「一緒に話を聞きに行こう」とは中々誘えません。KIFUBARは、会議室や公民館などの場所で真面目な話を1、2時間かけて聞くような空間ではなく、「飲めば飲むだけ寄付になる」と正当化のもと、気軽に行き、気軽に誘うことができます。社会貢献や異業種交流、お酒等に関心のある一般の方と、支援や認知を必要としているNPO団体などの関係者が繋がることができます。
〇社会課題と解決に取り組む団体を、身近に感じられる。 |
社会課題に取り組む企業のピッチ型イベントは増えているものの、投資関連イベントやコンテスト形式が多く、参加者との気軽な交流・会話がなく距離感があるため、聞き手が”自分事化”しにくいといった側面があります。KIFUBARのプレゼンでは、社会課題や活動について一方的に説明するのではなく、聞き手の表情とグラスの空き具合に注意しながら、活動を紹介・質疑を行うなど適度な距離感で交流することができます。
2017年11月に初めて開催し、有志メンバーにより定期的に開催して来ましたが、コロナ禍の影響でBAR形式の飲食店やイベントは軒並み開催を制限。一次的にKIFUBARも開催を中止していましたが、それでも依然として社会課題は存在し、寄付を必要としている場所はたくさんある状況を受けて、昨年より開催を再開しました。これまで累計53回開催、980名以上参加し、2,100杯以上のオーダーに繋がり、計100万円以上を寄付しています。
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開催概要
・日時:2023年4月24日(月) 19:00~23:00
※自由入退室
※プレゼンタイムは参加人数や登壇者の都合に合わせて適宜実施
・場所:Café & BAR M
・住所:東京都港区赤坂3-10-14 赤坂フォディアビルB2
※サウナリゾートオリエンタル赤坂の目の前のビルの地下です。
・アクセス:赤坂見附駅から徒歩2分、赤坂駅1番出口から徒歩4分
・参加費: チャージ:1,000円、ドリンク代:キャッシュオン(※領収書発行可能)
・申し込み:https://bit.ly/peatix_KIFUBAR_0424
(MLMなどの勧誘行為は禁止しております。)
※取材をご希望のメディア様は事務局までお問合せください。
◆過去の登壇団体の活動内容例の一例(登壇は事前申込、当日受付も可能。)
・アジアの障がい者・車いす支援に取り組む、自動車関連メーカーが発足した団体
・国際教育里親システムで、経済的貧困で中学生教育を受けられない子どもたちを支援する団体
・”建物なき寺院”としてオンラインで地域貢献活動を行う宗派を超えた僧侶グループが発足した社団法人など
・海外のテロ・紛争解決や国内非行少年の更生支援を行う団体
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みんなで一緒に飲みながら「より良い社会、より良い未来」を語りたい。
「社会に貢献する、社会をより良くする」 それって高尚?偽善?近寄り難い?ハードルが高い? そう見えるかもしれないし、実際、そうかもしれない。 でも、よく考えてみると、 その価値観が、本来は多様で豊かな社会、広いはず世界を、狭く生きづらくしているかもしれない。 社会課題にまっすぐに取り組むあなたも、 苦しみのど真ん中にいるあなたも、 社会課題、社会貢献が身近にないあなたも。 みんなで一緒に飲みながら、「より良い社会、より良い未来」を語りたい。 初めましての誰かと、未来を作る一杯を。 |
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発起人コメント
「普段生活していると「寄付」について考えることほとんどないと思うんです。
多くの人はどこかで震災など悲惨なことが起きたら、「何か私にできることないかな」「そうだ、寄付しよう!」のように、多くの人にとって「寄付」は特別なことで、「寄付」が日常にある人は、社会課題の当事者だったり、当事者が近くにいたり、支援してきた人が多いのではないでしょうか。
「寄付」が多くの人にとって当たり前にしていくためには「真面目に向き合う」だけでなく、
「カジュアルに楽しむ」ものへ変えていきたいと考えています。我々KIFUBARは「飲めば飲むだけ寄付になる」を掲げて、
寄付のムーブメントを起こしていきたいと思います。乾杯。
(谷田脩一郎/発起人)」
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寄付という行為が、社会に対する前向きな意識変化に(参考情報)
「寄付白書2021」によると、寄付をした人ほど社会現象を変えられるという意識が「強まった」と回答する割合が、高い傾向にあるがことが判明。寄付という行動が社会に対して前向きな意識を持つことに影響を与えていることが見て取れます。(参照:日本ファンドレイジング協会「寄付白書2021」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000059179.html)
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運営のサポートしてくれる方も募集
KIFUBARは社会貢献に関心のある社会人・学生など有志のボランティアの方々によって運営をサポートいただいています。現在、当日の運営や司会、バーテン、写真撮影などにご協力して頂ける方を募集しています。
ご関心のある方は、当日スタッフまでお声がけください。
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開催者情報
・企画、発起人:谷田脩一郎
・KIFUBAR公式サイト:https://kifubar-official.studio.site/
・主催:KIFUBAR運営事務局
(ソーシャル・エンライトメント株式会社内/本社:東京都 渋谷区、代表:伊東 正樹)