プリマペンギーノは、地域・高校毎に魅力化プロジェクトの支援を実施しています。例えば、地域・高校毎の特徴ある地域連携授業づくり・カリキュラム改革、公営塾の設立・運営支援、教育寮の運営支援、全国生徒募集の広報支援、魅力化スタッフの人材募集など、地域内外から生徒が学ぶ場・環境づくりを支援しています。また、都道府県単位での探究学習・PBL/STEAM教育の促進、カリキュラム・教材開発のサポート、生徒へのPBL/STEAM教育、教員研修も実施しています。
一方、地域・教育魅力化プラットフォームは、都道府県の枠を越えて全国各地の公立高校への進学や単年留学を可能にする「地域みらい留学」を実施し、公立高校の全国生徒募集を支援する全国向け広報や合同説明会を実施しています。また、最近では、都道府県教育委員会向け「高校魅力化伴走事業」、全国の高校・市町村・都道府県向け「現状の見える化・評価事業(高校魅力化評価システムの導入・活用)」、「地域・教育魅力化コーディネーター採用・配置支援事業」「コンソーシアム構築・協働推進支援事業」を実施しています。
今回、全国の高校魅力化のより一層の進化・展開に向けて、地域・高校毎の高校魅力化プロジェクト支援、探究学習・PBL/STEAM教育のカリキュラム開発のノウハウと実績を持つプリマペンギーノと、全国の地域・高校を支援するプラットフォーム、ツール、サービスを持つ地域・教育魅力化プラットフォームの両者が連携することになりました。
■背景
プリマペンギーノは2009年、島根県立隠岐島前高校魅力化プロジェクトに代表の藤岡慎二が参画した事をきっかけに、全国で高校魅力化プロジェクトを支援しています。業務範囲や強みが異なる地域・教育魅力化プラットフォームとはかねてより、高校魅力化プロジェクトを始めたい自治体・高校をプリマペンギーノに紹介、また全国生徒募集を希望する自治体・高校を地域・教育魅力化プラットフォームへ紹介するなど、相互協力を実施してきました。このほど、全国の高校魅力化プロジェクトのより一層の進化・展開に向けて、連携を強める方向性を確認し、基本合意に至りました。
連携内容については、今後、以下について議論を進める予定です。
1) 地域・高校毎の魅力化プロジェクトの課題解決の推進
2) 地域・教育魅力化を進める人材コミュニティの形成
3) 高校魅力化プロジェクトの財源獲得支援
4) 地域・教育魅力化プラットフォームが進める都道府県教育委員会向け「高校魅力化伴走事業」へのプリマペンギーノの協力
5) 新たな高校魅力化プロジェクトの構想・実現