このたび、令和4年度の研究開発を完了し、成果の一部を「第31回 日本医学会総会 2023東京」オープンステージプログラム 4月19日(水) 16:00 からの部で発表することをお知らせします。
入場無料・登録不要ですので、お誘い合わせのうえ是非お越しください。
■NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)委託研究開発事業について
【背景】
国策としての「国民が well-being を実感できる社会の実現」に向けて、高齢化による要介護者と認知症患者が急増しているが、学校卒業以来、体力等のテストを受けていない人が多くを占め、健康無関心層の健康行動動機づけをできる機会が少ない。 また、現在の体力測定や認知機能測定の方法も、新体力テスト・心肺運動負荷試験(CPX)・MMSE 等の認知機能テストは測定に10分以上を要し、計測の補助も必要で、簡易に測定できる環境ではない。
そこで、WEB での登録要件を極力簡易にし、誰でも利用できる体力・脳力測定プログラムを、動作分析の AI 技術・脈拍検知技術を用いて開発し、体力・脳力の測定結果を本人にフィードバックすることで、健康事業への関心を高め健康事業参加者のすそ野拡大を目指す。実証実験として、大阪府下の市と連携し、成人への体力・脳力測定プロジェクトを実施し、健康事業への新規参加者の拡大と体力・脳力改善効果の検証を行う。
【研究課題の概要】
研究開発課題名)
データ利活用等のデジタル化の推進による社会課題・地域課題解決のための実証型研究開発
採択番号:22606(https://www.nict.go.jp/collabo/commission/k_22606.html)
副題)
誰でも利用できる非接触 WEB 体力・脳力測定システム開発による自治体と連携した健康事業参加者のすそ野
拡大
受託者)
・代表研究者:学校法人関西医科大学
・共同研究者:コガソフトウェア株式会社
・連携研究者:東京大学次世代知能科学研究センター
・研究実施協力者:関西医科大学健康科学教室、大阪府阪南市
研究開発期間)
令和4年度~令和6年度(3年間)
研究開発の目標)
WEBカメラを活用した計測者不要の体力・認知機能測定データと従来の心肺運動負荷試験(CPX)及び認知機能
計測(MMSE)との相関性を確認し、その有用性を検証する。そして、計測の有用性を確認すれば、各家庭におい
て普及が拡大しつつあるWi-Fiに繋がったパソコン等で体力・認知機能測定ができることになり、測定結果が
本人の健康への動機づけの一助となると考えている。この研究結果を踏まえ、地域において「成人への体力・
脳力測定プロジェクト」を実施し、健康事業の参加者のすそ野拡大を目指す。
関連する活動)
「TEAM EXPO 2025」プログラム 共創チャレンジ
(詳しくは https://www.kogasoftware.com/topics/post-12507/)
■第31回 日本医学会総会 2023東京 について
【開催概要】
名称)
第31回日本医学会総会2023東京 博覧会
テーマ)
みんなで健康 みんなの医療 みんなが長寿
URL)
https://isoukai-expo.jp/marucube/index.html
会期)
2023年4月15日(土)~23日(日)
会場)
東京国際フォーラムおよび丸の内・有楽町エリア
入場料)
無料
主催)
日本医学会
実行機関)
第31回日本医学会総会
主務機関)
東京大学医学部、東京医科歯科大学医学部、慶應義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学、順天堂
大学医学部、杏林大学医学部、昭和大学医学部、帝京大学医学部、東京医科大学、東京女子医科大学、東邦大
学医学部、日本大学医学部、日本医科大学、国立がん研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立
国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、東京都医師会
後援)
日本医師会、日本歯科医師会、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、総務省、東京都
、 NHK、日本病院会、日本看護協会、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会、日本診療放射線技師会、国際博覧会
推進本部、読売新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、日本経済新聞社、東京新聞、共同通信社
【出展プログラム】
プログラム)
「非接触のAI動作解析による脳・身体機能評価を体験しよう!」
内容)
カメラの前に立って指示された動きをするだけで、AIがあなたの脳・身体機能を自動評価します。自分の脳・身体機能を知ることは、あなたの健康を守るための第一歩です。最先端の動作解析技術を体験してみませんか?
会場)
丸ビル1階「マルキューブ」
日時)
2023年4月19日(水)16:00~17:30
登壇者)
木村 穣 先生(EIM Japan 理事長 / 元・関西医科大学 教授)
協力)
Exercise Is Medicine (EIM) Japan(https://eimj.jp/)
対象)
日常生活での自立歩行が可能な方
■コガソフトウェア株式会社について
システム開発のコガソフトウェアは、コンピュータシステム開発等を通じた日本国の発展並びに日本国民の福祉への寄与を経営理念とし、持続可能な社会保障の実現に取り組んでいます。ソフトウェア・インフラ開発事業を事業の柱に据えるとともに、蓄積した技術・知識を応⽤することで、交通、健康、環境の領域で社会貢献事業に取り組んでいます。会社設⽴以来、資格取得を⽀援することで、全社員の技術レベルの向上に注⼒し、精鋭技術者集団となることを目指します。
【会社概要】
商号:コガソフトウェア株式会社
本社所在地:〒110-0005 東京都台東区上野1-17-6 広小路ビル4階
電話番号:03-3833-0733
設⽴:2000年3⽉21⽇
代表取締役:古賀 詳⼆
事業内容:システム開発および社会貢献事業
URL:https://www.kogasoftware.com/
【本件に関するお問い合わせ】
コガソフトウェア株式会社 ヘルスケアサービス部 担当:藤崎
Mail: helpdesk@kogasoftware.com
電話番号:03-3833-0733
※営業に関するお電話はご遠慮下さい。