【SaaS営業職の方に調査】最初に苦労するのは“必要とする知識の多さ”

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株式会社エムエム総研(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役CEO:萩原 張広)は、SaaS企業に勤務する営業職の方1,005名を対象に「SaaS業界の専門性」に関する調査を実施しました。

<調査背景>
近年、新卒就職・中途転職市場においてSaaS※業界が大きな注目を集めています。
特に20代、30代を中心に注目が集まっており、SaaS業界への就職・転職希望者は増加する一方、業界の専門性やご自身の能力、スキルに対して入社後のギャップや不安を感じる方も多いのが実情です。

急成長する業界であるからこそ、その特徴や必要とされる能力をきちんと知っておくことが転職後の活躍にもつながる重要な要素であると考えています。

そこで、『マーキャリNEXT CAREER』(https://next.mar-cari.jp/)を運営する株式会社エムエム総研では、SaaS企業の営業職の方1,005名を対象に「SaaS業界の専門性」に関する調査を実施しました。

※SaaSとは「Software as a Service」の略であり、多様なサービスを提供するためのソフトウェアのことです。

<調査サマリー>

  • 88.1%の方が、SaaS企業に勤務し、苦労した経験があると回答。具体的には『必要な知識の多さ(50.6%)』と回答した方が最も多く、他業界に比べ専門性を重視することが分かりました。

  • 85.2%の方は『SaaS業界に入って良かった』と回答。専門性が高く苦労が多い分自己成長につながると考える方が多いことが分かりました。

  • 「SaaS業界に入って良かったと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(27.4%)』『どちらかといえばそう思う(57.8%)』という結果になりました。その理由は、苦労することが多い分、やりがいや自身のスキルとして身につくものの多さ。

調査結果の全容は下記URLよりご覧いただけます。
記事URL:https://media.mar-cari.jp/tenbo/article/1827

<調査概要>
調査概要:「SaaS業界の専門性」に関する調査
【調査期間】2023年3月10日(金)〜2023年3月11日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】SaaS企業の営業職の方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
 

  • 【SaaS業界特有の苦労とは】最も多かったのは『必要な知識の多さ』

はじめに、SaaS業界で働く上での苦労について伺いました。

 

「SaaS業界で勤め始めた当初、苦労したことはありますか?」と質問したところ、『ある程度はある(54.7%)』 と回答した方が最も多く『かなりある(33.4%)』『多少はある(10.0%)』『ない(1.9%)』 と続きました。

苦労はないと答えた方は2%未満であり、多くの方がSaaS業界に入ったばかりのときに苦労していることが分かりました。

どのようなことで苦労したのかについて、「SaaS業界で勤め始めた当初、苦労したことは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『必要な知識の多さ(50.6%)』 と回答した方が最も多く、次いで『求められるスキルの違い(44.6%)』『専門性の高さ(34.7%)』『顧客との関係性が特殊(27.2%)』『仕事の進め方が特殊(16.2%)』 と続きました。

具体的には以下のような回答を得られています。

■SaaS営業で苦労したポイント
・常に知識のアップデートが必要(30代/女性)

・自分の知識の少なさが欠点となり、SaaSの専門的な仕事について行くことが難しいと感じた(20代/女性)
・未経験に近い状態からスタートしたので専門的な部分にすごく手こずった(20代/男性)
・詳しくないとなかなか売れない(30代/男性)

このように、SaaS業界で働く上では、専門的な知識やスキルが必要なことが分かります。
また、常に新しい知識を取り入れ、主体的に情報をアップデートしていくことが重要であるということも分かりました。
 

  • 8割以上が『SaaS業界に入って良かった』と回答

ここまでの調査で、SaaS業界では必要となる知識の多さと専門性の高さが求められることが分かりました。
専門性の高さが故に、SaaS業界では自己成長を感じる方も多いかもしれません。

 

そこで、「SaaS営業を続ける中で自己成長を感じる場面は多いですか?」と質問したところ、『どちらかといえば多いと思う(57.3%)』 と回答した方が最も多く、次いで『とても多いと思う(25.5%)』『どちらかといえば多いとは思わない(15.3%)』『全く多いとは思わない(1.9%)』 と続きました。

8割以上の方が、SaaS営業を続ける中で自分の成長を感じていると回答しています。

競争が激しい市場の中で結果を出すには、より専門性を磨き学び続ける必要があることが伺える一方、その先に自己成長につながる体験を得られる方も多いようです。

続いて、自己成長を感じられた経験や、その経験から身についたスキルを具体的に伺いました。

■SaaS営業の経験から身についたスキルとは?
・営業でセールストークのスキルが身についた(20代/女性)
・営業経験から他社の知識も習得できる(30代/女性)
・たくさんのクライエントと関わる中で、コミュニケーションスキルが身につく(30代/女性)
・顧客のニーズを理解するためにヒアリングを行い、それを具現化することでインプットとアウトプットの合理性を高めることが出来た(30代/男性)
・IT、インターネット関連の知識は多く身についた(50代/男性)

自己成長を感じられれば、仕事に対し充実感や満足感が生まれ、結果的にSaaS業界に入って良かったと感じる方が多いのではないでしょうか。

 

最後に、「SaaS業界に入って良かったと思いますか?」と質問したところ、『どちらかといえばそう思う(57.8%)』 と回答した方が最も多く、次いで『とてもそう思う(27.4%)』『どちらかといえばそう思わない(12.8%)』『全くそう思わない(2.0%)』 と続きました。

「どちらかといえばそう思う」「とてもそう思う」を合わせると8割を超える結果となりました。
具体的に、SaaS業界に入って良かったと思う理由を伺いました。

■SaaS業界に入って良かったと思う理由を具体的に教えてください
・やりがいがある。 給与が平均よりも高い点(30代/男性)
・勉強になることが多く、成長に繋がるから(30代/女性)
・得られる知識がとても豊富で、日々が勉強の連続で充実しているから(40代/男性)
・今後、どのような業界、仕事においても、SaaSほかのIT関連の知識や経験は活きる(50代/男性)

専門的な知識を学ぶのは大変ですが、自己成長を感じながら働くことができ仕事のやりがいがあることがSaaS業界の魅力の一つとも言える結果となりました。
 

  • 【まとめ】SaaS業界で働くには専門スキルや知識の幅と深さが必要。自身の成長やスキルアップを実感できる!

今回の調査によって、SaaS業界に転職した際に苦労することとして、業界や商材、また仕事の内容に関する専門性の高さ、従来のやり方との違いに苦労する方が多いことが分かりました。

8割以上の方が、SaaS業界で勤め始めた当初、「苦労をした」と回答していることからも専門的な知識やスキルの習得は必須と言えます。

また、営業職として結果を出すには、常に新しい情報をインプットすることが求められるということも分かりました。

その一方で、業界に入って良かったと感じている営業職の方が8割を超えていることから、自己成長を実感していることが判明しました。
 

  • キャリアプラットフォームDiv. Div.長 今井からのコメント

転職して新たな職場で働くということはどのような状況においても苦労は多いですが、その中でもSaaSというまだ新しく、成長著しい市場・組織の環境下に身を置くことは多くの方が経験のなく、苦労も多いことだろうと思います。

継続利用を前提としたビジネスモデルやテクノロジーに関する細かい知識について幅広く求められるということは仕事をする上で、一定障壁になる一方、その後の成長実感ややりがいにつながるということが今回の調査結果からも読み解くことができました。

私たちが運営するマーキャリNEXT CAREERでは、転職を支援することがゴールではなく、転職した後に仕事に対して前向きに取り組むことができることを目的に、引き続き多くの皆様にご利用いただけるようサービス提供をしていきたいと考えております。

 

  • SaaS企業へ転職のサポートを受けるなら「マーキャリNEXT CAREER(ネクストキャリア)」

 

 

今回、「SaaS企業への転職(求職者の意見)」に関する調査を実施した株式会社エムエム総研は、SaaS営業特化型転職エージェント『マーキャリNEXT CAREER』(https://next.mar-cari.jp/)を運営しています。

■「マーキャリNEXT CAREER(ネクストキャリア)」とは

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 面談では、業務経験や希望するワークスタイルをもとに、次世代キャリアの適性を診断。転職やキャリアアップのためのアドバイスも受けられます。

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ぜひ、ご相談ください。

■マーキャリNEXT CAREER:https://next.mar-cari.jp/
■マーキャリに関するお問い合わせ:https://mmsouken.satori.site/contact-marcari

■株式会社エムエム総研:https://www.mmsouken.co.jp/
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