2023年度は、推奨の対象として新たに3分野を設定し、第3回推奨品募集を開始いたします。
2021年度、2022年度の合計11分野も対象とし、継続して募集を行います。
選定された製品は、FFSAが定めた基準を満足する高い品質を有するものであり、協議会として推奨いたします。
1.2023年度 新規設定対象分野
2023-01:保管・輸送環境制御機器(スマートフードチェーン向け)
2023-02:保管・輸送環境改善資材(スマートフードチェーン向け)
2023-03:給餌システム(魚類)
2.2021年度、2022年度より引き続き募集する対象分野
2021年度 対象分野
2021-1:人工光育苗設備(施設園芸・植物工場向け)
2021-2:環境制御装置(施設園芸・植物工場向け)
2021-3:衛生検査機器(人工光型植物工場向け)
2021-4:種苗(植物品種)
2021-5:養殖システム(海面魚類)
2022年度 対象分野
2022-1:検査分析機器(施設園芸・植物工場・養殖システム向け水質分析)
2022-2:養液栽培システム(施設園芸向け)
2022-3:栽培環境調節用機器(施設園芸向け)(※1)
2022-4:栽培環境改善資材(施設園芸向け)(※2)
2022-5:輸送環境測定機器(スマートフードチェーン向け)(※3)
2022-6:陸上養殖システム(魚類)
〈補足説明〉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(※1)施設園芸での栽培を前提に、栽培対象である野菜などが適切に生育するよう、栽培環境(温湿度・光環境・気流・空質・根域環境・防除など)を適切に設定するための機器を対象とします。例えば、温湿度を適切に設定する機器として農業用ヒートポンプエアコンなどが該当します。
(※2)施設園芸での栽培を前提に、栽培対象である野菜などが適切に生育するよう、栽培環境(温湿度・光環境・気流・空質・根域環境・防除など)を改善するための資材を対象とします。例えば、温湿度環境を改善する資材として熱線遮断フィルムなどが該当します。
(※3)保管環境管理を必要とする製品(農林水産物、食品、医薬品、工業材料等)の輸送を前提に、製品の品質維持に影響する環境(温度、湿度、衝撃など)について測定・記録する機器やシステムを対象とします。例えば、輸送中の温湿度環境を測定する温度計や湿度計、衝撃計、環境記録システムなどが該当します。
3.選定方法
本事業において、選定基準作成及び応募候補の中からの推奨品の選定に関しては、下記5名の外部有識者からなる選定委員会での協議により行っております。
委員長 古在 豊樹 千葉大学名誉教授
委員 北澤 大輔 東京大学教授
委員 鈴木 克己 静岡大学教授
委員 糠谷 明 静岡大学名誉教授
委員 丸尾 達 公益財団法人園芸植物育種研究所 理事長
(委員は五十音順)
提出いただいた書類に基づき、選定委員による厳正な審査により選定します。
4.推奨品の特典
FFSAの推奨品は、ホームページへの掲載や展示会への出展、プレスリリースなどFFSAの様々な活動を通じて広く世の中に宣伝されます。 FFSA出展ブースの写真:
推奨品として選定されると、当該製品本体やパッケージ、カタログなどの販促物等に下記の推奨マークを表示し、またFFSAの推奨品であることを表記することができます。
FFSA推奨マーク:
推奨マークは「安全・安心、高品質の証」として、推奨品の認知度・信頼度を高め、正当な価格を維持した販売の基盤となるような顧客価値を創造します。
★2023年度推奨品の募集要項
(詳細はFFSAホームページを参照ください。https://www.ffsa.jp/)
「FFSA推奨事業」が目指すものは下記の通りです。
1)施設を利用した第1次産業の設備・検査機器等の高度化
2)商品の多面的な価値の向上
3)FFSA推奨基準の普及を通じて、日本や海外(特にアジア)での推奨品の販売を促進し、付加価値が高い「食」を提供することで、世界の食生活を向上
FFSAは、国内外で安心・安全なスマートフードチェーン構築に貢献し、その価値を高めることにより、世界、とりわけアジアの食生活向上を目指して、推奨事業に取り組んでまいります。
【FFSAについて】
FFSAは、2019年7月に、任意団体として設立し、2020年4月に一般社団法人化しました。
産学官による連携活動を通じて食と健康を担保する日本の食関連産業を革新、拡大し、Society5.0の実現に貢献することにより、日本の食材と、関連するサービスを高付加価値化し、日本の食関連産業の事業拡大及び収益性強化に貢献することを目指し、海外事業支援、推奨・認証事業、政策提言事業に取組んでいます。
【問い合わせ先】
一般社団法人食の未来システム創造協議会
業務執行理事 佐藤嘉記 https://www.ffsa.jp/contact/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2021年度、2022年度に選定された推奨製品 (https://www.ffsa.jp/certification/)
2021-1:人工光育苗設備 施設園芸・植物工場向け
・苗テラス (三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社)
2021-2:環境制御装置 施設園芸・植物工場向け
・Smart菜園’sクラウド (パナソニック株式会社)
・施設園芸用 環境制御栽培支援システムHERBEST (協和株式会社)
・Arsprout(アルスプラウト) (アルスプラウト株式会社)
2021-3:衛生検査機器 人工光型植物工場向け
・ルミテスターSmart、ルシパックA3 Surface/Water(キッコーマンバイオケミファ株式会社)
・サニタリーチェックシステム (株式会社エルメックス)
(拭き取り検査キットST-25PBSとSwabstar、フィルム培地Easy Plate、コロニーカウントシステム)
2021-4:種苗(植物品種)
・ハンサムグリーン(レタス) (横浜植木株式会社)
・ベイビーキス レッド(パプリカ) (横浜植木株式会社)
・ベイビーキス イエロー(パプリカ) (横浜植木株式会社)
・桃太郎ホープ(トマト) (タキイ種苗株式会社)
・ごちそうPR-7(トマト) (タキイ種苗株式会社)
・フルティカ(トマト) (タキイ種苗株式会社)
2021-5:養殖システム(海面魚類)
・大規模養殖システム (日鉄エンジニアリング株式会社)
2022-01:検査分析機器(施設園芸・植物工場・養殖システム向け水質分析)
・[オフライン型]ポータブル水質計 (株式会社堀場アドバンスドテクノ)
・[オフライン型]ポータブルマルチ水質計(株式会社堀場アドバンスドテクノ)
・[オフライン型]コンパクト型水質計(株式会社堀場アドバンスドテクノ)
・[オフライン型]マルチ水質チェッカ(株式会社堀場アドバンスドテクノ)
・[オフライン型]放射線計(株式会社堀場アドバンスドテクノ)
・[オフライン型]残留農薬測定キット(株式会社堀場アドバンスドテクノ)
・[オンライン型]現場型工業用水質計(株式会社堀場アドバンスドテクノ)
・[オンライン型]現場型工業用水質計 アンモニア態窒素計(株式会社堀場アドバンスドテクノ)
2022-02:養液栽培システム(施設園芸向け)
・ハイポニカⓇプラント(水耕栽培プラント)(協和株式会社)
・ナッパーランド(葉菜類養液栽培システム)(三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社)
2022-03:栽培環境調節用機器(施設園芸向け)
・ぐっぴーバズーカ(ヒートポンプ空調)(株式会社イーズ)
2022-04:栽培環境改善資材(施設園芸向け)
・ダイヤスター(耐久塗布無滴農POフィルム)(三菱ケミカルアグリドリーム株式会社)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・