- 一般社団法人カーボンリサイクルファンド主催による、企業の若手社員と広島大学の学生とともにカーボンリサイクルをテーマにしたワークショップを2月末に広島で開催
- カーボンリサイクルでできる未来の広島ヴィジョンをチームでデザイン
- 学生/社会人混合の様々なバックグランドを持ったチームで、デザイン思考も活用しながら自由な発想からデザインした広島の未来を、AIを用いて各チーム個性ある画(ビジュアル)を作成
一般社団法人カーボンリサイクルファンド(CRF)では、2050年カーボンニュートラルを達成するために、カーボンリサイクルの広報活動に加えて、必要な人財育成にも力を入れています。
CRFはこの度2月末に、広島大学構内において、広島大学の学生とCRF会員企業の社員が参加するワークショップを広島大学等の協力と株式会社ロフトワーク運営のもと開催しました。
ワークショップのテーマは「カーボンリサイクルでできる、広島のありたい未来の景色を描く」とし、学生と社会人の混成チームが「ありたい未来の広島ヴィジョン」の作品を作りあげました。CRFは、数十年後に活躍される将来世代の若者に対して、カーボンニュートラルに必要となるカーボンリサイクルの考え方の理解促進を図るとともに、未来志向の学ぶ場を提供しております。
ワークショップ当日は、インプットトークとして「カーボンリサイクルの必要性」についてCRFより、「広島の魅力やユニークなポイント」について広島を拠点に地域活性化に取り組まれている株式会社FRASCO代表の尾崎香苗様より、チームでクリエイティブなアイデアにたどり着くための「デザインマインドセット」について株式会社loftworkより講義を頂き、様々な学びを得てからチーム毎のワークに移りました。
チームでのワークでは、個人が想像する広島の未来から、共有/統合することでチームの広島の未来へと発展させ、未来の景色のワンシーンを表現するため、画像生成AIを用いて「画」という作品に仕上げて参加者全員で共有しました。また、広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会 会長も務められる広島大学大学院先進理工系科学研究科 市川貴之教授からも、今後の参加者の次の活動に対するアドバイスなど、ご講評を頂きました。
■参加者からの感想
たった一日という短い時間ではありましたが、普段は接しない方々との意見交換ができ、カーボンリサイクルはじめ、デザイン思考、そして広島について学べた、刺激のある貴重な機会になったと多くの感想を頂きました。
■CRFの今後の活動
カーボンニュートラル達成に向けて、カーボンリサイクルを推進していくためには、多くの方のカーボンリサイクルの浸透/理解をはじめ、様々な業種との連携、そしてその土地の理解が重要となります。
CRFではこうした広報活動に加え、革新的なカーボンリサイクルに係る技術開発を後押しする研究助成活動等を通じて今後も会員のみなさまとともに様々な活動を展開してまいります。
<当日の様子>
<CRFの広報活動>https://carbon-recycling-fund.jp/public_relations/
主催・協賛・後援企業/団体
■主催:一般社団法人カーボンリサイクルファンド
■運営:株式会社ロフトワーク
■協賛/後援: