■4月号のみどころ
4月号では、文化財の保存科学を特集。
文化財修理に用いられた合成樹脂がもつ問題点や、近年の研究成果による解決策について最前線の取組を紹介。
連載「伝統的建造物群保存地区を味わう(お酒を味わう旅)」では福島県喜多方市を、連載「日本遺産をめぐる」では「日本ワイン140年史」として茨城県牛久市と山梨県甲州市を取り上げています。
■4月号の表紙解説
国宝銅造阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏)と像内頸部のFRP補強
■『月刊文化財』とは?
文化庁が監修する、昭和38年創刊の文化財総合月刊雑誌です。
長年ご愛読いただいている読者の方からは、「報道発表だけでは絶対に分からない、新指定文化財の持つ価値を知るのにとても得難い」「文化財行政を学ぶ上でも大変有用である」等のお声をいただいています。
■商品紹介ページはこちら
https://www.fujisan.co.jp/product/789/
■4月号目次
特集 文化財の保存科学(3)―文化財修理と合成樹脂―
特集にあたって(文化庁文化財保存科学室)
文化財修理における合成樹脂の使用について(川野邊 渉)
木質文化財の保存と修理に用いられる材料(高妻 洋成)
文化財修理に使用された合成樹脂とその再処置について(早川 典子)
【事例報告①】泉穴師神社本殿における板絵の合成樹脂除去と剥落止めについて(丸石 暢彦)
【事例報告②】建造物修理における人工木材の使用と再処置─如庵を事例として─(奥野 裕樹)
【事例報告③】合成樹脂による金属文化財の処置(奥山 誠義・河﨑 衣美)
【事例報告④】有形民俗文化財の保存修理と合成樹脂の使用事例(雨森 久晃)
【事例報告⑤】重要文化財大阪府狭山池出土木樋のメンテナンス(米村 祥央)
「文化財の匠プロジェクト」の改正について
(文化庁文化資源活用課)
文化財保存活用地域計画の新規認定
(文化庁地域文化創生本部・文化庁文化資源活用課)
連載 伝統的建造物群保存地区を味わう
お酒を味わう旅 第5回
喜多方の日常に息づく蔵と地酒(蓮沼 優介)
連載 日本遺産をめぐる 第18回
日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~(木本 挙周)
表紙解説 国宝銅造阿弥陀如来坐像(鎌倉大仏)と像内頸部のFRP補強
口絵解説 下高井戸塚山遺跡のFRP製遺構復元レプリカ
【商品概要】
商品名:月刊文化財 令和5年4月号
監修:文化庁
定価:785円(本体714円+税10%)
ページ数:約60ページ
判型:B5判
発売日:3月24日
商品紹介ページはこちら
https://www.fujisan.co.jp/product/789/
発売元:第一法規株式会社
https://www.daiichihoki.co.jp/?utm_source=prtimes