〜3/24はホスピタリティの日。視覚障がい者の方をサポートする勇気を〜 視覚障がい者の方をサポートするか躊躇した経験がある人は約6割。

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3月24日は、思いやりを実践する「ホスピタリティの日」。晴眼者と視覚障がい者が抱えるギャップを埋めるべく、リール動画公開

3月24日はホスピタリティの日。日常生活の中で他人を思いやる心をほんの少しでもあらわす実践の日となるよう、日本ホスピタリティ推進協会が1994年3月24日に制定された日です。株式会社Ashiraseでは、このホスピタリティの日をきっかけに、少しでも多くの方に視覚障がい者の方をサポートしていただけることを願い、この度、晴眼者(視覚障害を持たない)の方と視覚障がい者の方双方にアンケート調査を実施しました。

アンケート調査の結果、晴眼者からは、普段の生活で視覚障がい者の方にサポートをするか迷った経験のある人は約6割にのぼり、声をかけるのを躊躇した理由は「声の掛け方がわからなかったから」「お節介になる可能性があると感じたから」が上位となる結果に。
一方で、視覚障がい者の方が恐怖を感じるシーン第一位は「道に迷った時」。そのほか「積極的に声をかけてくれると嬉しい」「ヘルプを断られても不快に思わないで」の声も得られました。
当社では視覚障がい者の方へ気持ちよくサポートできる方が増えますよう、この調査結果を周知するとともに、「視覚障がい者の方に聞いた!声かけされて嬉しかったこと3選」をまとめたリール動画を公開することといたしました。

【調査概要】
■晴眼者への調査
調査対象:晴眼者20歳〜69歳 計1,056人   
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査       
調査期間:2023年3月10日(金)~10月13日(月)

■視覚障がい者への調査
調査対象:「あしらせ」のメルマガに登録されている視覚障がいを持つ方 10代〜70代 計127人
調査方法:アンケート調査          
調査期間:2023年3月15日(水)~3月20日(月)
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
※調査結果をご紹介いただく際は、「株式会社Ashirase調べ」と注釈をご記載ください。

 

  • 調査サマリー

■晴眼者への調査
・普段の生活で身内を除き、視覚障がい者の方を見かけたことがある人は72.9%。そのうち視覚障がい者の方を手助けするために、声をかけた経験あるいはサポートした経験がある人は37.1%に止まる結果に。
・視覚障がい者の方をサポートすべきか判断に迷った経験がある人は59.3%に上った。
・一方、声をかけるか迷ったシーンは「視覚障がい者の方が道を歩いていた時」「視覚障がい者の方を見かけた瞬間」が上位にランクインし、見かけた時点で配慮する方が多い傾向が窺えた。
・声をかけられなかった理由は「声のかけ方がわからなかったから」「お節介だと捉えられる可能性があると思ったから」という声が最も多く上がった。
・視覚障がい者の方がどんな時に困っているかがわかれば、積極的にサポートできると感じる人は78.7%という結果に。以上の結果から、サポートしたくてもなかなか実行に移せないジレンマが生じていることが明らかとなった。

■視覚障がい者への調査
・日常で恐怖を感じてしまうシーン第一位は「道に迷った時」で、8割以上が回答。そのほか、歩いている最中の行動については、半数以上が恐怖を感じてしまいやすい傾向。
・これまで声かけなどサポートをしてもらえて嬉しかったシーンについては、第一位「お店で買い物をする時」で62.8%、続いて第二位は「信号待ちをしているとき」、第三位は「道で立ち止まっている時」。今後サポートしてもらえると嬉しい瞬間については、第一位「音のない信号を横断するとき」で79.5%、第二位は「お店で買い物をする時」で70.9%、第三位は「電車内やバス内で空席を探す時」で66.9%という回答が得られた。

■晴眼者への意識調査
・普段の生活で身内を除き、視覚障がい者の方を見かけたことがある人は72.9%。そのうち視覚障がい者の方を手助けするために、声をかけた経験あるいはサポートした経験がある人は37.1%に止まる結果に。
・視覚障がい者の方をサポートすべきか判断に迷った経験がある人は59.3%に上った。
 

 

 

・声をかけるか迷ったシーンは「視覚障がい者の方が道を歩いていた時」「視覚障がい者の方を見かけた瞬間」が上位にランクインし、見かけた時点で配慮する方が多い傾向が窺えた。
・声をかけられなかった理由第一位は「声のかけ方がわからなかったから」第二位「お節介だと捉えられる可能性があると思ったから」第三位「サポートの仕方がわからなかったから」と回答が得られた。
 

■視覚障がい者の方への意識調査
・日常で恐怖を感じてしまうシーン第一位は「道に迷った時」で81.9%、第二位は「初めて歩く道を歩いている時」で74.8%、第三位は「横断歩道を渡る時」で66.9%。そのほか、歩いている最中の行動については、半数以上が恐怖を感じてしまいやすい傾向が窺えた。
・これまで声かけなどサポートをしてもらえて嬉しかったシーンについては、第一位「お店で買い物をする時」で62.8%、続いて第二位は「信号待ちをしているとき」、第三位は「道で立ち止まっている時」。
・今後サポートしてもらえると嬉しい瞬間については、第一位「音のない信号を横断するとき」で79.5%、第二位は「お店で買い物をする時」で70.9%、第三位は「電車内やバス内で空席を探す時」で66.9%から回答が得られた。

 

 

 

 
■そのほか、視覚障がい者の方からの声
声をかけてくれるのはありがたいという声が多く寄せられる一方で、声の掛け方や接し方によっては却って不安を煽ってしまうケースもあることがわかった。最初に一言「白状の方」や「盲導犬の方」など声をかけてあげてからサポートをしてあげると、スムーズにコミュニケーションが取れる可能性が示唆された。

<寄せられた声>
・「視覚障害者と一言で言っても見え方は様々、しかも初心者からベテランまでスキルも様々なのでとても支援が難しいと思います。が、めげないでお声をかけていただきたいです。」
•「余裕がある方や、優しい方が声がけくださるので、気持ちもほぐされ嬉しい気持ちになれます。ありがたいなぁと思っています。」
•「お声がけ、いつでも、どんな時でも、嬉しいです!」
•「お声がけは嬉しいのですが、突然体に障られたりすると恐怖を感じます。」
•「順調に歩いていて、特にヘルプが必要ない場合もあるので、ヘルプを断られても不快に思わないでもらいたい。立ち止まって、困っているよう表情や動作を見かけたら、積極的に声かけをしてもらえるとありがたい。」
•「大丈夫な時は、大丈夫ですと答えるし、お手伝いして欲しい時は、お手伝いお願いしますと答えます!」

 

  • 視覚障がい者の方が本当に欲しているサポートを調査!リール動画「視覚障がい者の方に聞いた!声かけされて嬉しかったこと3選」制作!

今回のアンケート結果を踏まえ、当社では今年の「ホスピタリティの日」をきっかけに少しでも視覚障がい者の方へサポートされる方が増えますよう、視覚障がい者の方が本当に欲しているサポートをまとめた、 「視覚障がい者の方に聞いた!声かけされて嬉しかったこと3選」を制作しました。

この動画をきっかけに、少しでも多くの方が周りへの思いやりを実行に移していただけることを願っています。ひいては、障がいの有無にかかわらず、互いが尊敬し合える社会になりますよう、尽力したいと考えています。

■タイトル: 視覚障がい者の方に聞いた!声かけされて嬉しかったこと3選
■公開日 : 2023年3月22日(火)
■リール動画: https://www.tiktok.com/@ashirase_com/video/7213595631133150472?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7170690036614514177
■公開場所: TikTok

 

 

  

  • 視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム『あしらせ』〜靴にデバイスを装着し、足への“振動”と音声で目的地へ誘導

株式会社Ashiraseでは、視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム『あしらせ』を提供しています。
「あしらせ」をご自身の靴に装着し、あしらせ専用のスマホアプリに目的地を入れると、振動で進行方向を教えてくれます。

視覚障がい者の方は、進行方向の確認と同時に、聴覚や触覚を通じて周りへ注意を払う必要があるため、新しい目的地に行くことを諦めてしまう方がいらっしゃいます。
本商品は進行方向を振動や音声で伝えてくれるので、行ったことのある場所と同様、ルート確認の負担を減らし、周りに注意を払うことに専念できるよう開発しました。

 
<商品概要※2>
商品名:あしらせ
希望小売価格:88,000円(税込)予定
サービス特徴
・靴にデバイスを装着し、アプリと連携。足への振動で目的地に誘導
・言語レスのため、世界中の方に使っていただける仕様
・CES2023 Innovation Awardを受賞※1
・2022年度グッドデザイン賞 金賞
・歩行者がより安全確認に集中できるよう、ルート情報を足元から直感的に伝えることで、これまで苦労していたルート確認の作業負担を軽減
・専用アプリは現在「iOS」対応のみ。「Android」への対応は時期未定。
概要動画:  https://youtu.be/2DwOW-ZJfgs

 

寸法 :片足につき約230mm×100mm×30mm
質量 :片足につき約65g
靴サイズ目安:22.5〜28.5cm
カラー:3色(ネイビー、ダークグレー、ライトグレー)
充電仕様:USB TypeC
充電時間:約1.5時間
最高連続使用時間:10〜12時間
防水性能:IPX5準拠(雨の日や水飛沫には対応していますが、水没すると壊れる可能性があります。)

※1 The CES Innovation Awards are based upon descriptive materials submitted to the judges. CTA did not verify the accuracy of any submission or of any claims made and did not test the item to which the award was given.

※1 Innovation Award受賞者は『CES2023』イベント会場のイノベーションアワード・ショーケースのエリアでプロダクトを展示することが可能。また、Innovation Awardを獲得した日本企業は、『CES2023』に出展した日本のスタートアップ企業36社のうち、7社のみ。

※2 2023年1月13日時点での情報となります。先行販売モデルリリース以降、常に便利で使いやすい機能を追加していく予定です。

  

  • 会社概要

 当社は、「自分を好きになれて、他者を尊敬できる。そんな人たちであふれた社会」をビジョンに、心身ともに“歩み続ける”ことが人の豊かさに通じると考え「人の豊かさを“歩く”で創る」をミッションに掲げています。その第一歩として、現在は視覚障がい者の方が心身ともに”歩み続ける”ことを支援できるよう、歩行ナビゲーションシステム『あしらせ』のサービス提供を行なっています。

<会社概要>
・社名      : 株式会社Ashirase(アシラセ)
・代表者  : 代表取締役 千野歩
・本店所在地: 東京都墨田区横川一丁目16-3 センターオブガレージ Ground07
・設立   : 2021年4月
・資本金  : 約1億7750万円
・事業内容 : 歩行ナビゲーションシステム『あしらせ』の開発、販売、運用
・HP     : https://www.ashirase.com/

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