海の生き物の“暑さ”を体感できる「海とつながるサウナ」ついにその全貌が明らかに!3月22日(水)~3月29日(水)両国湯屋 江戸遊にて開催中

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株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、 3月23日(木)の世界気象デーに合わせ、サンゴやペンギンなど全6種の海の生き物が感じる“暑さ”を体感※1できるサウナ体験「海とつながるサウナ PRODUCED BY DOCOMO」を、3月22日(水)から3月29日(水)まで、両国の温浴施設「両国湯屋 江戸遊」にて開催しています。

  • 「海とつながるサウナ PRODUCED BY DOCOMO」開催概要・体験詳細

■開催期間 3月22日(水)~3月29日(水)各10:00~翌8:30 ※22日は15:00〜開催
■場所 両国湯屋 江戸遊(〒130-0014東京都墨田区亀沢1丁目5−8)
    HP:https://www.edoyu.com/ryougoku/
■海とつながるサウナHP:https://www.docomo.ne.jp/special_contents/brand/sauna/

<体験内容>
①〜暑くても、外気浴に出られません。〜
サンゴとつながるサウナ(女性用フィンランドサウナ)

様々な生き物のすみかや産卵場所として重要なサンゴ礁。温暖化によって海が暑くなってもサンゴはその場から移動ができないため、白化が起こってしまい、なかには死滅してしまう現象が数多く報告されています。2022年は石垣島周辺において、平年の夏場の水温は28℃前後に対し、30℃以上の日が1か月以上続き、大規模な白化現象が起きました。

②〜ふるさとが、この暑さ。ととのうどころではありません。〜
エンペラーペンギンとつながるサウナ(男性用フィンランドサウナ)

温暖化により南極のエンペラーペンギンが暮らす地域が、1960年代から2010年ほどにかけて、年間の平均気温が3度程度も上昇。周囲の環境が変化し、ひなの生存率は低下。ペンギンが徐々に減ってしまったことで、集落の消滅につながりました。鳥の場合は産卵が基本的に同じ場所なので、死亡せざるをえなくなってしまったと考えられます。

③〜貝殻のなかで、じっと暑さに耐えています。
真珠貝とつながるミストサウナ(女性用ミストサウナ)

美しい真珠をつくるアコヤガイ。アコヤガイの生息する水温は、夏場は22~28℃位ですが、これを超えた高水温になったときに度々大量死が起こっています。29℃以上が続くと死亡率が上昇し、そして30℃以上では生存が難しい水温になってしまいます。将来は真珠養殖のできる地域が減っていくかもしれません。

④〜海流は、もはや熱波です。〜
イタチザメとつながるサウナ(男性用中温サウナ)

海の生態系の頂点に君臨している、巨大なイタチザメ。イタチザメが住んでいた北太平洋では、海水温が10年間で0.1度くらいのペースで上昇しています。この温暖化によってイタチザメにとって過ごしやすい水温ではなくなってしまったため、本来の生息地域から移動していることが確認されています。

⑤〜この暑さで、45キロもダイエット。〜
ホッキョクグマとつながる岩盤浴

温暖化によりアザラシなどの獲物が取れなくなったホッキョクグマは、1980年から2007年にかけて行われた野外調査によって、体重が45キロ以上も減ってしまったという報告があります。北極周辺では、10年間で0.3~0.4度のペースで気温が上昇しているそうです。

⑥〜この暑さで生まれると、メスだらけ!? 〜
ウミガメとつながる岩盤浴

ウミガメは、卵からかえる時の砂の温度によって性別が決まり、29度以上でメスが生まれる確率が高くなります。温暖化によって砂の温度があがったことでメスが増加しオスが減少しつつあると言われています。このまま進行すると、絶滅する可能性がある地域も報告されています。

⑦海とつながる浴場

浴場では青色のライティングと音の演出で、海にいるような感覚を味わうことができます。

⑧オリジナル暖簾や展示パネルも

 

入口は「海とつながるサウナ」オリジナル暖簾でお出迎えし、一緒に写真を撮れるフォトパネルや、海の温暖化に関する展示などを設置しており、全館で「海とつながるサウナ」をお楽しみいただけます。ご来館いただいた方にはオリジナル施設案内をお渡しいたしますので、ご一緒にお楽しみください。
 

  • 海の温暖化による生き物たちの現状と企画背景

地球温暖化が進む中、地球全体で蓄積された熱エネルギーの9割以上は海に吸収される※2と言われており、今、海も温暖化が進んでいます。サンゴの白化に代表されるように、海の温暖化は数多くの海の生き物のくらしに大きな影響を与えており、時にはその命をも奪ってしまう状況にあります。海の生き物のからだの仕組みや住んでいる環境は人間と大きく異なるところが多く、温暖化が進む海は、もはや人間にとって熱く閉ざされたサウナ空間とも言える状態です。

こうした背景を受け、サウナという身近な体験を通して海の環境問題を知り、海の生き物たちが感じる“暑さ”に思いを馳せることで、地球温暖化について考えるきっかけを作りたいとの想いから、3月23日(木)の世界気象デーに合わせ、ドコモは「海とつながるサウナ」を企画しました。本企画では、サンゴやエンペラーペンギン、ウミガメ、ホッキョクグマなど、全6種の海の生き物の“暑さ”を疑似体験できる、特別なサウナや岩盤浴を、両国の温浴施設「両国湯屋 江戸遊」に期間限定で展開。それぞれのサウナや岩盤浴で、テーマとなる海の生き物たちの環境を伝え、施設全館が「海とつながるサウナ」仕様となっています。空前のサウナブームの中、いつもと少し違うサウナでととのいながら、ぜひ海の生き物たちに思いを馳せてみてください。

自社の事業活動での温室効果ガス排出量を2030年までに実質ゼロ「カーボンニュートラル」にする「2030年カーボンニュートラル宣言」を通じて、地球環境保全に貢献する活動に積極的に取り組んでいるドコモは、「海とつながるサウナ」にて、環境問題を考える機会を作り、世界の美しい海を次世代へつないでいきたいと考えています。

※1 「暑さを体感できる」とは、①各サウナの室温と湿度から計算した熱の負荷(WBGT)をベースに、②海の生き物の移動可否や形状特徴ならびに、③過去文献から示される生き物への実際の影響を加味した上で、④各サウナの特徴や装飾を含めて人間が体感しやすいように生き物を選定・配置していることを指します。
※2 気象庁 地球温暖化と海洋 https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p10.html
 

  • 来場者の声

先行体験でご来場いただいた方に、感想をお聞きしました。

20代後半 女性「普段サウナに行くときは、リフレッシュや美容のために行くのですが、今回の「海とつながるサウナ」では、新しい発見を得る機会となりました!私がサウナに行く時は、10分程度の時間だからこそ楽しめるけど、サンゴや真珠貝は動くことはできないので、そこで一生過ごしていかないといけない。それってすごく辛いし、すごく深刻な状況だと思いました。体験を通して、実際に自分の肌で暑さを感じることができたので、来てよかったなと思います。」

20代前半 女性「サウナは初めてで、今回楽しみにしていました!青い空間や、海の音など、サウナ全体が海っぽくなっていて驚きました。学びながら楽しめる、不思議な体験ができてよかったです。」

ぜひ皆様も開催期間にご来場いただき、普段とは違ったサウナで楽しみながら、新しい発見や驚きを感じてみてください。
 

  • ドコモグループの取り組み

ドコモは、「これまでもこれからも社会的責任を果たし、世界をよりよく変えていきます。あらゆるステークホルダーのみなさまとともに力をあわせ、事業を通じてさまざまな社会課題の解決、新しい価値の提供に取組み、誰一人取り残さないサステナブルな社会の創造に貢献します。」というサステナビリティ方針のもと、事業活動を通じて、SDGsの達成に貢献していきます。今回の取り組みは、SDGs 17の目標のうちのひとつである「14.海の豊かさを守ろう」にもつながると考えます。
ドコモはこれからもお客さま・パートナー企業とともに、グリーン5Gや環境配慮型スマートフォン等の取り組みを通じて、サステナブルな社会の創造に貢献します。
 

  • 両国湯屋 江戸遊について

両国湯屋 江戸遊

営業時間:10:00 – 翌8:30 ※22日のみ15:00-
住所:〒130-0014 東京都墨田区亀沢1−5−8
Tel:03-3621-2611

 

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