自分の言葉で残す 生前ビデオ「天国からのメッセージ」3月18日サービス開始

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もし、あなたが余命宣告を受けたとしたら、残された時間をどう生きていきますか?

生前ビデオ「天国からのメッセージ」は、自分の葬儀や偲ぶ会で上映する最期の挨拶を撮影する新しいサービスです。人生の最期を覚悟した人が残された人に贈る最高のプレゼントであるとともに、自分自身と向き合う機会でもあります。

コロナ禍で家族葬が当たり前になり、最後のお別れができないケースも増えています。旅立った人が感謝の言葉を口にして、笑顔で手を振る映像は、残された人に大きな力を与えてくれます。

自分史ビデオ制作会社・株式会社アンテリジャン(本社:大阪市北区、代表:子守康範は、2023318日(から生前ビデオ天国からのメッセージ制作サービスを開始いたします
がんなどの病気で余命宣告された方が、自分の葬儀や偲ぶ会で上映する最後の挨拶を弊社メモリースタジオやご希望の場所で撮影し、懐かしい写真やお好きな音楽を入れたメッセージビデオに編集。旅立った後、動画配信サービスを通じて家族や親しい方にご覧いただくサービスです。
【URL】https://www.message.intelligentv.co.jp (サイトオープン3月18日)
 

 

45歳で旅立った緩和ケア医 関本剛さん
神戸市の緩和ケア医だった関本剛先生は、2019年自らが肺がんに侵され脳転移もしていて余命2年であると告げられました。家族とともに大きなショックを受けましたが、治療方法を決め、病状が落ち着いたところで、いつか訪れる旅立ちの日に備え、自分の葬儀で上映するお別れメッセージビデオを撮影されました。2022年春、45歳の若さで亡くなりましたが、そのビデオは葬儀だけでなく同級生たちの行った偲ぶ会でも上映され、大きな感動を呼びました。地元新聞・神戸新聞がYouTubeにアップした動画は、再生回数370万回を超えています(2023年3月時点)。

 

余命宣告とSNS
近年、余命宣告された人たちがSNSで自分の気持ちや行動を発信するケースが多くなっています。命に限りがあることを知りながら生きる人の言葉は、感動と勇気を与えています。旅立った後にパートナーたちが訃報を伝えると、コメント欄には追悼の言葉が溢れます。
余命宣告は確かにショッキングなことですが、突然死と違って、残された時間をどう生きて、何を伝えておかなければならないかを考えることができるのだとも言えます。不治の病と言われたがんがある程度コントロールできるようになった今、天国からのメッセージを残すことは、本人はもちろん家族や仲間にとっても大きな意味があると私たちは考えます。

自分史ビデオと生前ビデオの違い
私たちはこれまで、生きているうちに思い出を語り、家族の歴史を将来世代に伝えるための自分史ビデオを作り続けてきました。それらの動画は家族みんなを笑顔にしてきましたが、関本先生のお別れビデオはまったく違う意味で残された家族たちに大切なメッセージを伝えていました。
誰にでもいつかは訪れる死を前に、落ち着いて「最高の人生でした」と笑顔で話す関本先生の動画は、葬儀を終えてからも家族たちがいつでも見ることができ、天国で安らかに過ごしながら、できるだけ遠い未来での再会を待っているのだと伝えてくれています。また、動画を残した関本先生は、撮影を機に残された時間に趣味のスキーを楽しみ、最期の1ヶ月まで患者に向き合いました。
このビデオがお客様にも残された人たちにとってどれだけ大切なことかを知った私たちは、余命宣告された方のためのサービス、生前ビデオ「天国からのメッセージ」を立ち上げようと決めました。

サービス内容
スタジオ撮影
弊社メモリースタジオに来ていただき、最期の挨拶をビデオ撮影します。カメラの前に原稿の文字が表示されるプロンプターをご用意。2台のカメラで撮ることにより、言い間違えたところもスムーズに編集で仕上げます。お好きな音楽をBGMにしたり、懐かしい写真を入れ込むなど、お客様のご要望に沿った形に仕上げ、YouTubeに限定公開状態でアップ。その時が来たら、「約束カード」に記載されたQRコードから動画を視聴していただきます。
価格:22万円

出張撮影
自宅や職場、思い出の場所、病状によっては病院などにスタッフが出向いて最期の挨拶を撮影します。仕上げはスタジオ撮影と同じように、できるだけお客様のご要望に沿った形にいたします。
他にも遺影撮影や偲ぶ会の運営なども別途お受けいたします。
価格:33万円

誰もが生前ビデオを残す文化を作りたい
がんは不治の病を言われた昔と違い、医療の進歩である程度コントロールできるようになってきました。余命宣告というショッキングな場面から一呼吸置いたところで、誰もが生前ビデオを残す世の中になれば、死という避けられない悲しみが命のバトンをつなぐ機会となると信じています。誰もがスマホで動画を撮れる今だからこそ、生きてきた証を残せる生前ビデオが文化として広がっていけばと願っています。

代表取締役子守康範 コメント

関本先生のお別れビデオを見た時、私がこれまで作ってきた自分史ビデオとは違う映像のチカラを感じました。それは残された人の心を動かすチカラです。「また会いましょう」と手を振る息子が天国で待ってくれていると思うと、関本先生のお母さんはおっしゃっていました。また偲ぶ会に出席した同級生たちは、「家族のことを頼みます」と言われて、サッカーやバーベキューにしょっちゅう声をかけているそうです。
このサービスの事業化を考えたタイミングで、私の友人からステージⅣの末期がんで余命半年もないことを告げられ、偲ぶ会で上映するメッセージの撮影を依頼されました。スタジオで、彼は関本先生のように、「最後は笑顔で」と手を振っていました。この映像は、家族や仲間にとって生きるチカラを与えてくれるものだと信じています。

株式会社 アンテリジャンについて
毎日放送アナウンサーだった子守康範が、祖父の自分史ビデオを制作したことをきっかけに1999年独立創業。自分史ビデオや社史ビデオなど記憶を記録する映像制作を行ってきました。

【会社概要】
社名:株式会社 アンテリジャン
本社所在地:大阪市北区梅田1−1大阪駅前第3ビル17階
代表取締役:子守 康範
事業内容: 映像制作業
設立: 1999年4月
事業内容: 自分史ビデオ、社史ビデオ制作
HP:https://www.message.intelligentv.co.jp/ (3月18日〜)

以上

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