お披露目会では、当事業所代表理事の神尾 久美子と責任者の小鹿政子が開所にあたって、日本財団による子ども第三の居場所が、子どもたちと地域の皆様との居場所に末永くなるようにと子ども第三の居場所事業に挑戦した思いなどをご説明した後、ご来賓の三島市長 豊岡武士様、静岡県議員の伊丹雅治様、日本財団より祝辞を賜りました。また、衆議院議員の細野豪志様も立ち寄り、子どもたちや来賓で来られた皆様、地域の皆様と一緒に餅つきを行うなど温かい雰囲気のイベントとなりました。
「ONe✌ぴーす」は、地域の人々との交流を通じて子どもたちが人と関わる力や自己肯定感を育む手助けをするとともに、課題を抱える子どもの早期発見や見守りを行っています。また、子育てに関する保護者の支援にも積極的に取り組んでいます。子どもたち個々の気持ちを尊重して孤立させず、地域全体で幸せを共有し、子どもたちが成長できる居場所を目指しています。
現在、地域の子どもたちが気軽に立ち寄れる居場所として、スタッフ3名とボランティアで平日の月・火・木曜日(13時~19時)の週3日、運営しています。5月には1Fにコミュニティカフェも開設予定で、子どもだけでなく地域のたくさんの方々が集える場所として発展していく予定です。
「子ども第三の居場所・ONe✌ぴーす」は、二つ目の家です。すべての子どもたちにとって「ただいま」と帰ってこられる暖かい居場所となることを願っています。
- 「施設概要」
所 在 地:静岡県三島市東本町1-13-18
対象者:小学生~高校生
開所日時:月、火、木曜日 13:00~19:00
スタッフ:常勤職員1名+非常勤2名、
ボランティアスタッフ5名
設備:1F コミュニティカフェ(5月open予定)
SNS:Instagram
「みんなのわが家」@wagaya111
「ONe✌ぴーす」@onepiece20220801
- 運営主体:特定非営利活動法人 縁について
2019年より有志が集い、地域の課題解決に向けた取組を展開しています。障がいを持っている方の居場所に、少子高齢化、核家族、一人暮らしの増加など、人との希薄化により、一人にならず、お互いを支え合える居場所、誰一人孤立することなく寄り添える居場所を創りたい。「今日、行く用がある。今日、行く場所がある」自分を必要とされ、みんなでHAPPYを造れる。そんな、みんなの居場所を創りたいと思い活動しています。
〇ホームページ https://www.en39-wagaya.com/
- 「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子供たちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の犠牲による機会の剝奪など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後に場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に146ヶ所設置され、全国500拠点の開設を目指しています。(2023年2月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place