三井住友銀行が取り組む本融資実績の中で,「AAA」評価は年間数件のみであり, 今回の評価でIHIは「企業経営において大変優れたESG・SDGsの取り組みと情報開示を実施し,事業を通じたSDGs達成への貢献意欲がある」との評価を受けました。
本融資は,企業の事業活動が環境・社会・経済にもたらすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し,サステナビリティ経営の実現に向けた活動を継続的に支援することを目的とした,ポジティブ・インパクト金融原則(*2)及びモデル・フレームワーク(資金使途を特定しない企業向け金融商品)に適合した融資商品として,三井住友銀行が第三者認証機関である DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(代表取締役社長:前田 直樹)よりセカンド・オピニオンを取得しております(*3)。
IHIは,DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社よりポジティブ・インパクト金融原則への適合を確認する書簡を取得しております(*4)。
今回の評価を受け, ESG経営の実現に向けて,今後いっそう社会課題の解決に真正面から取り組み,新たな価値を創造してまいります。
(*1) ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価融資
三井住友銀行と日本総合研究所が作成した独自の評価基準に基づき,企業のESG側面の取組や情報開示,SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を評価し,取組や情報開示の適切さについての現状分析,今後の課題,課題への取組事例などを社会へ還元していく融資商品。
本融資商品について,三井住友銀行は,第三者認証機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社(代表取締役社長:前田 直樹)よりセカンド・オピニオンを取得している。
(*2) ポジティブ・インパクト金融原則
SDGsの達成に向け,金融機関が積極的な投融資を行うための原則として,2017年1月に国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)により策定されたもの。資金提供先企業のネガティブな影響を軽減し,現実的かつ信頼性のある方法でポジティブな影響を高めるための資金提供のあり方を定めており,「定義」,「枠組」,「透明性」,「評価」の4つの原則で構成されている。
(*3) 2020 年 9 月 30 日 三井住友銀行ニュースリリース参照
https://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20200930_04.pdf
(*4) DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社ホームページより
LETTER OF CONFORMANCE参照
https://webmagazine.dnv.co.jp/assets/images/sus_list/data/sus_finance_list_/pdfreport_j/82.%20%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%EF%BC%A9%EF%BC%A8%EF%BC%A9.pdf?_sm_au_=iVV0WNTPStQstwMFJttRtK3Q0RckM
【本件に関するプレスリリース】
2022年12月21日 ポジティブ・インパクト金融原則適合型ESG/SDGs評価融資 融資契約締結のお知らせ
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2022/other/1198125_3483.html