就労志向の女性が、日々の生活で必要としている情報源は?1位「インターネットHP」、2位「テレビ番組」、3位「LINEなどのSNS投稿」/60代以上では「テレビ番組」がダントツ

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仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『働く女性の情報源』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:204件)
■調査結果概要

1.日々の生活に必要な情報源の1位「インターネットホームページ」
2.日々の生活に必要な情報源:年代別ランキング TOP5
3.フリーコメントより

1.日々の生活に必要な情報源の1位「インターネットホームページ」

 

2.日々の生活に必要な情報源:年代別ランキング TOP5

3.フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

・Instagramの情報に振り回されてしまう時があり、正しく情報をえることに気をつけたいと思う(40代:派遣社員)
・今は素人でも投稿できるSNSがあり、個人の思いで投稿しそれを見た人が信じ賛同し、雪だるま方式で情報として大きくなることもあります。その情報が正しいのかどうなのか見極めるのが大変な時代になったと思います(40代:パート/アルバイト)
・移動中に見るSNSが情報源(40代:パート/アルバイト)
・正しい情報を確実に早く知りたい(60代:正社員)
・情報が溢れすぎていて、疲れる(60代:パート/アルバイト)
・現実やニュースなどより、信頼できる同業者との繋がりのほうが勉強になり、自分が成長でき考え方が前向きになれる(50代:パート/アルバイト)
・SNSは便利だけど、チェックしている時間が無駄だなと思う(40代:今は働いていない)
・スマホから得る情報はかなり増えていると思う(40代:パート/アルバイト)
・情報は押し付けられるのではなく自分で取りたい(50代:契約社員)
・テレビはちゃんと情報を流さない。YouTubeの方が信頼性が高い(50代:パート/アルバイト)
・インターネットを情報源としていますがやはり情報は偏ると思います(50代:その他の働き方)
・ソースが真実なのかが解らない世の中(50代:パート/アルバイト)
・新聞が一番信用できる(80代:今は働いていない)
・情報が溢れているが、自分がどこを見て収集するかは決まっているし、きりがないのである程度決めた方が良いと思っている(50代:パート/アルバイト)
・地元の新聞を取っているが、ほとんど読まずに過ぎている。スマートニュースなどで、足りてしまう(50代:今は働いていない)
・安全・正確性を確認することが難しい(50代:パート/アルバイト)
・ネットやSNSより、いろいろ細かいことは親しい友達や年上の人から直接教えてもらってます(20代:その他の働き方)
・インターネットで何でも情報得られる(50代:パート/アルバイト)
・発生した事件や事故などの情報は出すのに、その後の経過や結論が不明なので、情報提供可能な範囲でテレビやその他媒体で発信して欲しいです(40代:今は働いていない)
・テレビはネットの内容を流し、ネットはテレビの内容を流している。なんだろうって思う(50代:パート/アルバイト)
・いろんな情報がありすぎてどれを信じたらよいのかと思うことがある(50代:正社員)
・ニュース番組による情報が多い。ネットや口コミ等は、間違った事が載っている事も多いから、信憑性に問題がある(60代:派遣社員)
・必要な情報は欲しいが、嫌なニュースからは離れたい(40代:パート/アルバイト)
・メインはテレビニュースですが、地域情報はチラシやDM、自治体の定期刊行物を利用します(60代:派遣社員)
・偏った報道などされていないか気になる(50代:パート/アルバイト)
・情報源を広げると情報量が増えすぎて取捨しにくい(40代:派遣社員)
・家族が寝てからしか、自分の時間がとれないので、0時過ぎても情報番組があると嬉しい(40代:今は働いていない)
・結局はまだこれからもテレビ文化が進むと思います(30代:今は働いていない)
・人と人のコミュニケーションが一番大事(30代:派遣社員)
・ネットやSNSは、情報が多過ぎて逆に不安に感じることも多い(40代:今は働いていない)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 インターネットが普及し、スマートフォンによっていつでもどこでも情報に触れられるようになった現代。主婦層を中心とする就労志向の女性に「あなたにとって、日々の生活に必要な情報源として当てはまるものをお教えください」と尋ねたところ、「インターネットのホームページ」が27.9%で1位、次いで「テレビ番組」26.0%、「LINEなどのSNS投稿」11.3%となりました。トップは「インターネットのホームページ」であるものの、いまも「テレビ番組」が情報源として重宝されていることがわかります。

 回答を年代別に集計してみると、3つの年代で「インターネットのホームページ」がトップとなりました。しかし、2位以降は年代によって違いが見られます。30代以下では、「LINEなどのSNS投稿」「YouTubeなどの動画コンテンツ」「テレビ番組」が同率2位となっています。しかし、40代と50代では「テレビ番組」が単独2位です。また60代以上ではトップが「テレビ番組」で、その比率は2位の「インターネットのホームページ」の倍以上となっています。一方で、「インターネットのホームページ」と「テレビ番組」以外では、「YouTubeなどの動画コンテンツ」が全世代でランクインしています。世代によって情報源の傾向に違いはあるものの、インターネットや動画コンテンツ配信などのテクノロジーは世代を超えて行き渡っているようです。テクノロジーの進化と共に、これからも情報源のありようは変わっていくと思われます。その際、手軽にスピーディーに得られる情報の価値であったり、テレビや新聞などのマスメディアがこれまで届けてきたしっかりとした取材にもとづく情報の価値など、情報自体が有する価値も問い直されながら、情報源の取捨選択が進んでいくのかもしれません。仕事シーンや生活シーンをより豊かにしていく上で、情報源との向き合い方もより大切になっていきそうです。

 

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。

仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦・主夫層”のべ40000人以上の声を調査・分析し、200本以上のレポートを配信。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など

◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数

◇執筆・その他 ITメディア連載『「人材サービス」が滅ぶ日は来るのか?』/マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』
他、日本経済新聞、日経MJ、時事通信、NEWSポストセブン、アーバンライフメトロなど執筆・寄稿記事多数

大学や男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターなども務める

 

■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:204名 ※女性のみ/複数選択された回答は無効
調査実施日:2022年11月18日(金)~2022年12月2日(金)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて> https://www.bstylegroup.co.jp/

『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。

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