犬山周辺に伝わる「桃太郎伝説」や、木曽川とともに発展してきた犬山の歴史、地元の方々の思い出が作品に昇華し、多くの方が愛着を感じられる駅舎となっております。
MIYASHITA PARK(渋谷区立宮下公園)内作品 “YOUwe.” などのパブリックアート作品を手掛けるWA!moto. motoka watanabe が制作しました。
関連して、犬山遊園駅のパブリックアート完成に伴うお披露目式典が2023年2月3日に開催されました。
【作品概要】
- 作品名 “IYMMTRSTN.”
- 作品詳細 駅舎壁面レリーフ、駅舎に投影する影絵、駅構内の彫刻作品3点
- 設置場所 名古屋鉄道 犬山遊園駅(犬山市大字犬山字瑞泉寺24番地1)
- アーティスト WA!moto. motoka watanabe
- プロデューサー 清水敏男
- コーディネート TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE
- アート制作 WA! Co.,Ltd.
- 施主 名古屋鉄道株式会社
【作品についての説明】
- 駅舎壁面の鏡面パネルは、木曽川の豊かな流れを表現しています。金色の桃は古くから不老長寿や子孫繁栄の象徴とされてきたモチーフです。これらは、木曽川とともに発展してきた犬山の歴史と、今後の更なる繁栄を表しています。
- 駅構内のアートワークは、犬山周辺に伝わる「桃太郎伝説」をもとに制作しました。きび団子を鼻に乗せたイヌ、木曽檜の筏(いかだ)にまたがり国宝犬山城を眺めるサル、きび団子を握りしめ、少々待ちくたびれてしまったキジ。桃太郎が迎えにくるまで、3匹と一緒に犬山の四季を楽しみませんか。
- 地元の方々に伺った犬山の歴史や思い出を凝縮したコンテンツ「犬山パブリックストーリーズ」を制作。影絵作品をもとに劇団ままごとが制作した、サウンドドラマをお楽しみいただけます。 https://c.wa-moto.net/iymmtrstn/stories/
【企画経緯について】
WA!moto.と名古屋鉄道のつながりは2014年に東京・銀座で開催された展覧会「THE MIRROR」に遡ります。
当時銀座にあったビル「名古屋商工会館」を取り壊す際に行われた展覧会「THE MIRROR」にWA!moto.が参加。この展覧会を清水敏男がプロデュースしていました。
その後、2016年には、同ビル裏手の神社「宝童稲荷神社」への参道に作品”猿結参道”を設置するなど、WA!moto.と清水敏男、名古屋鉄道は共同してプロジェクトを実施してきた経緯があります。
名古屋鉄道は、かつては遊園地や日本初の跨座式モノレール、現在はモンキーパークやホテルインディゴ犬山有楽苑など、犬山遊園駅周辺で様々な事業を展開してきました。
そうした経緯のある犬山遊園駅を、より楽しく、犬山の歴史や文化を反映した駅にできないかとご相談を受け、TOSHIO SHIMIZU ART OFFICEのコーディネートのもと、作品のご提案・制作を実施しました。
【WA!motoについて】
1981年北海道出身。都市空間と人間の関係性に興味を持ち、人々が精神的に都市空間とつながる手助けとなるよう、公共空間での彫刻作品を制作・設置する取り組みをおこなっている。
主な作品に銀座4丁目 宝童稲荷神社参道 “猿結参道”(2016年、銀座)、MIYASHITA PARK SHIBUYAのボルダリングウォールのシンボルアート”YOUwe.”(2020年、渋谷)。高さ5.7mの大型彫刻 ”Find Our Happiness”(2021年、中国中山市 https://www.uapcompany.com/projects/find-our-happiness )がある。
【ご取材について】
取材をご希望のメディアの皆様、下記メールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
個別取材対応、画像素材を提供させていただきます。
【会社概要・問い合わせ先】
会社名:WA!co.,ltd.(わッ株式会社)
代表:渡辺 元佳(わたなべ もとか)
サイトURL:https://www.motoka-w.com/
お問い合わせ先メールアドレス:pr@office.wa-moto.net