第11弾である地域ベンチャー事業化環境構築サービスでは、リバネスが持つ知識プラットフォームを活用して地域で生まれたベンチャー企業の事業化を促進します。
地域で生まれたベンチャー企業は首都圏に比べると、事業成長の機会を得ることが難しいのが現状です。事業プランを実現するための試作品開発や概念実証、経営者として自身の成長促進など、これらの課題を創業者自身の力で解決しなければならないため、地域で生まれたベンチャー企業が成長機会を求めて首都圏に移るという事例が多く見られます。このような状況は、地域の産業支援機関(自治体、金融機関等)にベンチャー企業の成長支援のために必要な知見が少なく、事業化を促進する環境を整えることができていないことに起因していると私たちは考えます。
本サービスでは地域特有のアセットやリバネスが持つ知識プラットフォームを活用し、ベンチャー企業が持つ事業化プランの実装を推進する仕組みづくりを行います。その中でも、研究開発、試作品開発、量産開発、IPOを含む事業化支援体制を構築します。そのために、本サービスでは、リバネスが持つ科学技術の社会実装を実現する一気通貫のエコシステムとの連携やそこで培った知見を最大限活用します。
具体的な取り組み内容
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事業プランの実証、試作促進
- ベンチャー企業がもつ技術シーズの概念実証、試作開発、市場化テストを促進するための事業の提案および事業内での支援を行います。具体的には、ベンチャー企業が概念実証・試作開発ができる事業や制度を設計し、技術シーズの適切な試作方法や計画の策定および進行をサポートします。また、事業化プランの推進・試作開発に向けた適切なパートナーとなる企業候補を提案します。
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起業家としての成長促進
- 個別メンタリングや経営や知財などを学ぶスクールや、外部企業との連携で必要なコミュニケーションやプレゼンテーションを学ぶワークショップを行う事業を提案します。これらを通じて起業家としての成長、事業プランのブラッシュアップを促します。
サービス導入のメリット
地域で生まれたベンチャー企業の成長を促進することができます。その結果、新たな研究開発型ベンチャーの共同研究の創出、地域内外からの資金調達などの成果が生まれています。
- 2021年度までの実績
- 共同研究費や助成金の獲得総額 13億円以上
- 資金調達の総額は31億円以上
- サービス導入の実績がある地域
- 熊本県、滋賀県、栃木県、大阪府
- 詳細は各地域での取り組みをまとめた地域活動レポートをご覧ください https://go.lne.st/l/66312/2023-01-14/2htx31k
地域で実証を進めたベンチャー企業が超異分野学会東京大会で発表、取材を募集します
地域で生まれたベンチャー企業が協業パートナーを求めて、東京で開催される超異分野学会にてブース出展を行います。当日の取材をご希望の方は下記までお問い合わせください。
<開催概要>
大会:超異分野学会東京大会2023
日時:2023年3月3日(金), 4日(土)
場所:九段会館テラスコンファレンス&バンケット
テーマ:知の航路を拓く
地域開発事業部とは
地域開発事業部は「地域の産業を再構築し、新産業を生み出す」をミッションとし、リバネスの知識プラットフォームを地域課題に活用することで、地域に眠る資源の発掘や新技術の導入支援など、地域の発展に資する事業を行っています。
地域開発事業部 https://lne.st/about/division/ld/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リバネス 地域開発事業部(担当:福田)
03-5227-4198
info@Lne.st