トライアンフから「2023年のDYNAVOLT TRIUMPHがニキ・トゥーリとハリー・トゥルーラブを獲得」のお知らせ

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トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(代表取締役社長:大貫陽介、東京都港区)はこのたび、DYNAVOLT TRIUMPHが2023年FIMスーパースポーツ世界選手権に向けて、ニキ・トゥーリとハリー・トゥルーラブの2名を獲得し、チーム編成を完成させたことを発表いたします。
フィンランド出身、27 歳のトゥーリ選手は、2016年のデビューからわずか3戦でスーパースポーツ世界選手権(以降WSSと表記)の舞台に躍り出て大いなるポテンシャルを見せつけ、2017年にはカリオ・レーシングの正ライダーとしてWSSでの初のフル出場。2018年はPTRレーシングでWSSに参戦した後、Moto2™に転向し年内に初ポイントを獲得。その後はMotoE™に2シーズン参戦し、2020年のチャンピオンシップで6位入賞。2021年と2022年にはMVアグスタでWSSに復帰し、先月には同ブランドにとって2017年以来の勝利をインドネシアで収めました。

Niki-TuuliNiki-Tuuli

ニキ・トゥーリ
「WSSに参戦し続けることができて、本当に、本当に嬉しく思っています。トライアンフとの新しいプロジェクトに参加できることは本当に魅力的だし、いま以上にもっと多くのものを与えることができると思うのでとても嬉しいです。トライアンフは今年、1年目でありながら素晴らしいポテンシャルを発揮し、良い結果を残してくれました。このことからもチームの実力とマシンの性能がよく分かるので、新しいマシンに乗る来シーズンが待ち遠しいです。
来年も3気筒のマシンに乗れることは本当に気分が良いですね。3気筒は私のライディングスタイルに合っているので、期待に応える良い仕事をしたいし、現実的にもそれが可能だと思っています。
最後に、サイモンとDYNAVOLT TRIUMPH、スポンサー各社、そして支えてくださる方々に心から感謝したい。皆さんからの沢山の助けが、このチャンスを与えてくれました。だから、来シーズンは皆さんと一緒に最高の仕事をすることが楽しみで待ちきれません」

サイモン・バックマスター:DYNAVOLT TRIUMPH チームマネージャー
「ニキ・トゥーリがチームに戻ってきてくれて嬉しいです。彼は2018年も当社のライダーとして参戦していましたが、当時フィンランドGPの開催が計画され、フィンランド人の若手ライダーとしてMoto2に参戦するチャンスがありました。結果的にその挑戦は上手くいきませんでしたが、その後に彼はWSSへ復帰し、時間をかけて今のライディングレベルを取り戻しました。
今年は足の指を失うという怪我で何戦か欠場しましたが、復帰してからは絶好調。来シーズンは良い仕事をしてくれると期待していますし、私たちはみんなお互いを知っているのですぐに馴染めるはずです。
以前とは別の3気筒マシンですが、DYNAVOLT TRIUMPHのストリートトリプル 765 RSにはかなり早く適応できると思います。
テストライドの時間が少ないのは逆に好都合で、ニキとハリーはお互いにとても上手くいくだろうし、本当に良いチーム編成になると思います。WSSのタイトルへ挑戦するために、ニキがチームに、そしてトライアンフファミリーに来てくれたのは大歓迎です。早くもテスト走行が待ち遠しいので、皆様お楽しみに」

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イギリスのリンカンシャー州出身、26才のトゥルーラブ選手は2022年シーズンをランキング3位で終え、アップルヤード・マカダムのチームで優勝を含む10回の表彰台を獲得。スーパースポーツイギリス選手権で成功を収めて、ついに世界の舞台へ躍り出ました。
スーパースポーツイギリス選手権パークのワイルドカードによってWSSのデビューを果たし、このたび経験豊富なDYNAVOLT TRIUMPHとともに、WSS制覇に向けて始動します。

Harry-TrueloveHarry-Truelove

ハリー・トゥルーラブ
「DYNAVOLT TRIUMPHチームに参加できることをとても嬉しく思っています。WSSへの参戦をずっと夢にみてきので、トライアンフと共にこの夢を実現できることに興奮しています。私を信じてこの素晴らしい機会を与えてくれたサイモンと、いつも応援してくれて、ずっと支えてくれた家族のみんなに感謝します。
この新しい挑戦を楽しみにしながら来るべきシーズンに向け、全力を尽くしていきます。私自身とチームが共に素晴らしい結果を残せる事を心から信じています」

サイモン・バックマスター:DYNAVOLT TRIUMPH チームマネージャー
「チームはハリーを歓迎します。私は数年前からハリーを見てきましたし、もちろんイギリス選手権で彼とも競い合いました。昨年、彼の家族を含めて、我々のライダーになってほしいという話し合いをし、今年も話しました。イギリスのチームとして、イギリスのバイクで、イギリス人のライダーを起用できるのは嬉しいことです。
また、ハリーをイギリス選手権から呼び寄せることで、イギリスのモーターサイクル界にとっても若いライダーが国内選手権から世界選手権へと進んでいく良い機会になると思っていますし、イギリスへの愛国心という意味でも素晴らしいことだと思います。
彼にとって大きなステップアップになることは間違いありません。しかし、目の前には過酷な試練が待っていることも話しました。でも私たちの周りには仲間がいて、家族的な雰囲気の結束の固いチームがあります。今後ハリーが成長してWSSで成功できるようにその環境を整えていくつもりです。テスト走行とシーズン開幕が待ち遠しいです」

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トライアンフについて
・1902年に設立されたトライアンフ モーターサイクルズは、オートバイ製造を開始して2022年で120年周年を迎えました。トライアンフモーターサイクルズは30年以上にわたり、レスターシャー州ヒンクレーに拠点を置き、本物のデザインと個性、カリスマ性、パフォーマンスが完璧に調和した象徴的なバイクを生産し続けています。

・トライアンフは英国最大のオートバイメーカーで、2021年度の生産台数は75,000台*以上、世界に約700のディーラーを展開しています(*自社調べ)。

・この集中力と技術革新、そしてエンジニアリングにかける情熱をもって、魅力的な新型Speed Triple 1200 RRやTiger Sport 660、素晴らしいTiger 900、世界をリードするRocket 3 Rと GT、ハイパフォーマンスが特徴のStreet Triple RS、象徴的なScrambler 1200、大陸横断用のTiger 1200、2021年にアップデートされた伝説的なTriumph Bonnevilleファミリー(Bonneville Bobber、Thruxton RS、Street Twin、Street Scrambler、象徴的なBonneville T120とT100)から、エキサイティングで乗りやすいトライアンフ モーターサイクルズのA2シリーズ*まで、あらゆるライダーのニーズを満たす幅広い種類のバイクを生み出しています(*国内では未展開)。

・トライアンフは現在、世界中で約2,000人の従業員を抱え、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、インド、中国、タイで系列企業を経営するとともに、独立販売代理店のネットワークを有しています。また、レスターシャー州ヒンクレーおよびタイに製造工場、ブラジルとインドにCKD工場を持っています。

・Triumph Bonnevilleは、トライアンフが米国ユタ州ボンネビル・ソルトフラッツで1956年に速度記録を達成したことを祝って名付けられたことで有名ですが、元々はイギリスのスーパーバイクでした。あっという間に数々のレースで優勝するオートバイになり、その伝説的なハンドリング、スタイル、個性により、過去の有名なモーターサイクリストたちに選ばれてきました。2021年向けにアップデートされ、パフォーマンス、機能、スタイルがさらに向上したTriumph Bonnevilleですが、新たなBonnevilleファミリーを今日正真正銘のモダンクラシックバイクたるものにしているのが、ライダー志向の技術と組み合わさったまさにそのハンドリング、個性、象徴的な外観なのです。

・トライアンフは、モーターサイクルスポーツのほとんどすべてのクラスと分野に参戦し、数々の勝利を獲得するという輝かしいレースの歴史を有しています。1908年の第2回マン島TTレースで優勝を飾り、1960年代にはヨーロッパやアメリカで開催されたロードレースやトラックレースで勝利を独占し、最近のレースとしては、トライアンフの675cc 3気筒エンジンによる2014年のデイトナ200で勝利、2014年マン島スーパースポーツTTで勝利、2014年と2015年のイギリススーパースポーツで複数のタイトル獲得とワールドスーパースポーツレーシングで勝利し、そして2019年には、ピーター・ヒックマンが乗車したマン島スーパースポーツTTでの優勝など、現代のレースでの活躍にまで至っています。

・2019年シーズンの開幕以降、FIM Moto2™世界選手権への独占的エンジンサプライヤーとして、トライアンフのレーシング伝説は今なお続いています。トライアンフ モーターサイクルズは出場全チームにレース専用チューンを施した765cc 3気筒エンジンを供給しており、このエンジンはクラスをリードするStreet Triple RSエンジンをベースにしています。初年度にはこのクラスを再定義しながら、Moto2™  マシン初の300kmhオーバーの最高速度達成を含め、次々と記録を塗り替え、2020年シーズンは記録更新がさらに高速化され、15回のレースから、前代未聞の11個のラップレコードと7人の異なる優勝者が生まれました。

・トライアンフのレース活動はさらに強化され、2021年にはブリティッシュスーパーバイクのパドックに戻り、ファクトリーサポートのレースチーム、DYNAVOLT TRIUMPHとしてブリティッシュスーパースポーツ選手権に参戦しました。

・2021年、トライアンフはモトクロスとエンデューロの両方のシリーズで最高峰の選手権レースに取り組むことを約束し、モトクロスとエンデューロの世界への参入と新しいファクトリーレースの取り組みを発表しました。

お客様お問合せ先
トライアンフコール:
TEL 03-6809-5233
トライアンフ WEBSITE:http://www.triumphmotorcycles.jp/

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