水平ロボット×垂直ロボットによる「物流3Dロボット」の実用化に成功

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当社(澁澤倉庫株式会社:東京都江東区、取締役社長:大隅毅)は、物流ロボティクスのサブスクリプションサービスを展開するプラスオートメーション株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役:山田章吾)と共同で、水平移動ロボットのAGV型ロボットソーターと、垂直移動ロボットソーターをシステムリンクさせ統合運用する「物流3Dロボット」の実用化に成功しました。
この「物流3Dロボット」システムは、当社のパイロットモデル倉庫である松戸営業所で実地運用中です。これまで同営業所にて、水平移動ロボットソーター「t-Sort sd5」により、アパレル関連商品の仕分け(店舗別、返品、EC)を行ってきましたが、この度、これを垂直移動ロボットソーター「t-Sort 3D」と組み合わせ、統合運用することにより、同等の処理能力を維持した状態で、機材使用スペースを57%カットする事に成功しました。

         水平ロボット単独運用               水平ロボット×垂直ロボット統合運用
水平ロボット単独運用時は、平面15仕分け間口の場合、約8m長のスペースを使用。垂直ロボットとの統合運用により、垂直方向の空間活用ができ、同じ間口数を2m長で対応。使用スペース57%カット、スペース当たり生産性は2.3倍向上。
 
当社は、グループ中期経営計画2023において、強みの明確化、競争力の強化、収益機会の多様化等に取り組んでおりますが、本件は、その中のテーマの一つ「High-mix,Low-lot(多品種少量)貨物の効率的運営モデルの確立」に係るイノベーションの導入となります。今後もDX・最新イノベーションの活用により、物流サービスの高度化に取り組んでまいります。
                                                 以上
本件に関する問い合わせ先:澁澤倉庫株式会社 総合企画部 加澤 Email:release@shibusawa.co.jp

<澁澤倉庫についてhttps://www.shibusawa.co.jp
澁澤倉庫は渋沢栄一が1897年に現本社所在地で、渋沢家直営事業として創業しました。現在、総合物流企業として日本全国約60拠点、海外では中国、香港、ベトナム、フィリピンを始めグローバルに事業展開しております。当社は今まで培ってきたノウハウをもとに3PL事業者としてお客様のサプライチェーンの運営・管理に留まらず、計画・設計まで行い、お客様の経営戦略に基づいた物流戦略の立案と最適なオペレーションの提案を得意としております。創業者の精神を受け継ぎ、正しい道理で追求した利益だけが永続し、社会を豊かにできると考え、物流を越えた新たな価値創造により持続可能で豊かな社会の実現を支えてまいります。
 

 

 

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