いつまで続く物価の高騰、来年には収まる?

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  • 10月の消費者物価は40年ぶりの上昇率

物価の高騰が続いています。総務省が11月18日に発表した2022年10月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)の総合指数(生鮮食品を除く)は103.4で、前年同月比は+3.6%。1982年2月以来、40年8ヵ月ぶりの上昇幅となりました。

円安と資源高に伴う食品・エネルギーなど生活に身近な品目の値上がりが続いているためです。

グラフは直近1年間のCPIの3つの指数の動きを示したものです。いかに急ピッチで物価が上がっているのかがわかります。グリーンで示した「生鮮食品・エネルギーを除く総合指数」の10月分は前年同月比+2.5%ですから、今回の物価高騰の背景を浮かび上がらせています。

ナビットでは、このタイミングを捉えて、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「物価について」アンケートを実施しました。

《調査概要》
調査期間:2022年11月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査
 

  • 景況感は「悪くなった」が8割以上

【調査】
質問:現在の景況感をどう感じていますか?

現在の景気について「悪くなった」と感じている人は8割を超えており、「良くなった」は2.3%どまりです。
 

  • 9割以上が家計に「影響がある」と回答

【調査】
質問:物価高騰により家計に影響はありますか?

家計への影響について「影響がある」(60.4%)と「どちらかといえば影響がある」(33.2%)を合わせると、9割を超えています。
 

  • 4割弱が家計を「既に見直している」

【調査】
質問:物価高騰により、家計の見直しをしましたか?

物価の高騰を受けた家計の見直しについて「既に見直している」人の割合は38.9%、「今後見直す予定でいる」が46.3%。合わせると8割を超えています。
 

  • 今後も物価高騰が続くと「思う」人がほとんど

【調査】
質問:今後も物価高騰が続くと思いますか?

今後の物価高騰の見通しについて「続くと思いますか」との問いには「思う」が58.6%、「どちらかといえば思う」の38.0%を合わせると9割を超えており、家計への悪影響が今後も続くと心配している人が大半を占めていることがわかります。
 

  • 節約しているのは「光熱費」「食費」など

【調査】
質問:現在おこなっている節約術は何ですか?(フリー回答)

具体的な節約術をフリー回答で求めたところ、「光熱費」がトップで約20%。次いで「外食なども含めた食費」が約15%。このほか「スマホなどの通信費の見直し」「保険の見直し」「特価日やセールなどの利用」「余計なものを買わない」などの回答が目立ちました。
その一部を原文のまま、紹介します。

「とにかく光熱費。まめに電気を消し、お風呂も毎日入らない」

「食材の質の見直し、外食を減らして自宅でまとめづくりを徹底している」

「すぐに必要でないものは特売などをしているときにまとめて購入するようにする」

「一般的な節約は全てやっていますが限界があるので、今後はさらにお財布の紐をかたく締めたいです」

「旅行を近い場所に切り替えるようになった。車を手放しシェアカーにすることにしました」
 

  • いつまで続く物価高~「あと半年」説もあるけれど

諸外国が金融引き締めを続ける中、日本銀行の金融緩和維持の方針は変わっていません。そのうえで黒田日銀総裁は11月18日の衆議院財務金融委員会で「時間はかかるものの、賃金の上昇を伴う形で2%の物価安定の目標を持続的に安定的に達成できる」と述べています。「時間はかかる」点が気になりますね。

経済アナリストの森永卓郎氏は各種のメディアで「今の物価高は外的な要因である資源高と円安が原因で、ピークは過ぎた。物価高が続くのはあと半年」と語っています。

経済は生き物。物価の先行きを予想するのは難しいですが、家計を預かる主婦だけでなく、企業など経済界にとっても、一日も早く収まってほしい課題です。

 

 

  • 昭和40年の1万円札は今の物価に換算すると?

現在の1万円札の肖像画は福沢諭吉ですが、2024年ごろには渋沢栄一新1万円札が登場する予定です。福沢諭吉の前は聖徳太子でした。

昭和40年(1965年)ごろの1万円札は、現在の物価で換算するとどれくらいの価値になるのでしょうか。日銀によると、2021年の企業物価(企業同士が国内で取引する財の値段)は当時の約2.1倍になっており、単純計算では2万1千円、消費者物価は約4.2倍なので4万2千円。逆に言うと、現在の1万円札の値打ちは50数年前に比べて、消費者物価換算では約4分の1に減ったということになります。
 

  • 1000人アンケート

今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。

  • 1000人アンケートとは

「1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。

調査モニターの中心は、30~50代の女性です。

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。
 

  • お気軽にご利用下さい!

ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!
★「1000人アンケート」詳細はこちら★
https://www.navit-j.com/media/?p=62470

★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
https://www.navit-j.com/inquiry/soho_enquete_entry.html

【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com

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<例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると……」
<リンク先>https://www.navit-j.com/media/?p=80768

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