“ワタミの「夢風車 風民」”発電開始10周年

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ワタミ株式会社(東京都大田区、以下当社)の「夢風車 風民」がお陰様で10周年を迎えることができました。2022年9月までの累計で約47,869千kWhの再生可能エネルギーを発電しました。この発電量は約11,000世帯分が年間で使用する電気の量です。また、「風民」の環境価値はワタミグループの「RE100」達成に寄与しており、当社が目指す「SDGs日本一」に貢献しています。今後も、「持続可能な社会」実現のために環境にやさしい再生可能エネルギーを生み出し続けてまいります。
 ■「風民」について
「風民」は持続可能なエネルギーを創出すべく、秋田県にかほ市に2012年4月から固定価格買取制度※2を利用して稼働しました。一日最大で48,000kWhの発電を行うことができます。開発、運転に際しては、「株式会社市民風力発電(北海道札幌市)」や秋田県にかほ市と強く連携し、「風民」の建設を通じて人材などの交流も行われ、地域の活性化にも貢献しています。現在、「風民」で発電された再生可能エネルギーの環境価値は、ワタミグループ本社や、郁文館夢学園(東京都文京区)などで活用され、CO2削減に寄与しています。

※1 1世帯の電気使用量の全国平均値を参考にしています。
※2 「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。
 

 

■「RE100」宣言
ワタミグループでは2019年に外食(レストラン・居酒屋)企業として日本で初めて「RE100」を宣言しました。
①2040年までに事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーすること。
②中間目標として、2035年までに事業活動の消費電力のうち50%を再生可能エネルギーにすることを目標に、
外食や宅食といった事業における使用電力の再生可能エネルギーへの切り替えおよび使用電力の省エネルギー化
に取り組むことで「RE100」の達成を目指します。

​※「RE100」について

「RE100」は再生可能エネルギー100%を目標に掲げる企業が加盟する国際イニシアチブです。再生可能エネルギーの使用は、企業にとってエネルギーコストの抑制だけでなく、CO2等の排出削減目標達成などにも寄与が見込めます。メンバー加盟企業はITから自動車製造まで、幅広い業種を含みます。「RE100」は、「The Climate Group(クライメイト・グループ)」が「CDP」とのパートナーシップの下で主催する、「We Mean Business」連合の一部です。
 

■気候変動問題への取り組み
当社はグループ会社であるワタミエナジー株式会社を通じて電気の小売事業を行っています。
ワタミエナジーでは2020年から電気料金売上の1%を再生可能エネルギー開発に投資する取り組みを開始しました。投資先の第1弾として、岩手県陸前高田市のワタミオーガニックランドのぶどう畑にソーラーシェアリングを建設し、太陽光発電を行う予定です。発電された電気は施設と地域の電力会社で使用され、CO2削減とエネルギーの地産地消に寄与していくことを目指します。今後もお客様とともに再生可能エネルギーの発電量を着実に増やし、気候変動問題の解決に貢献していきます。

▽電気料金売上1%を再生可能エネルギー開発に投資 詳細
https://watami-energy.jp/news/release/renewable_energy20211228.pdf

■ワタミ株式会社
【所在地】東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者名】代表取締役会長兼社長 渡邉美樹
【設立】1986 年 5 月
【事業内容】国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業
【ホームページ URL】https://www.watami.co.jp

■ワタミエナジー株式会社
【所在地】 東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者】 代表取締役 清水邦晃
【設立】 1998 年 7 月
【事業内容】 電力事業、地域電力支援
【ホームページ URL】 https://watami-energy.jp

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