ジャンボフェリー株式会社(本社:神戸市 社長:山神正義)が運航する神戸~小豆島~高松間のカー フェリー「こんぴら2」(3,633 総トン)が、新船「あおい」の就航に伴い、12 月 6 日(火)に引退することとなり ました。
最終運航は、同日の神戸発 13:30 便。 なお、最終便の出発前に「お別れセレモニー」を実施します。式中、神戸港への入港回数のフェリー 最多記録と、日本鋼管製の船舶エンジンとして国内最長記録の表彰を予定しています。
最終運航は、同日の神戸発 13:30 便。 なお、最終便の出発前に「お別れセレモニー」を実施します。式中、神戸港への入港回数のフェリー 最多記録と、日本鋼管製の船舶エンジンとして国内最長記録の表彰を予定しています。
- 「こんぴら2」の概要
林兼造船で建造。1989年12月29日より運航開始。以来33年間に渡り、神戸~高松間を1日2.5往復(2009年7月から1日2往復)し、通算で約516万人もの旅客と、数多くの貨物を運んで参りました。
[諸元] (2022年11月現在)
・総トン数 3,633G/T
・全 長 116m
・全 幅 20m
・航海速力 18.5kn
・旅客定員 475名
・積載台数 大型トラック64台
- こんぴら2が達成した記録の数々
1.神戸港への入港回数
フェリーで国内最多となる「26,246回」
2.営業運航での航海距離
約654万キロ、「地球163.6周」 (1周4万キロで計算)
3.明石海峡航路の通行回数
世界最多の「52,493 回」 (航路の横切船や斜行船を除く)
4.メインエンジンの稼働時間
日本鋼管製の船舶エンジンで、国内最長の約「212,600 時間」
くわしい説明は、補足資料、数字で振り返る「こんぴら2」(.pdf)もご確認ください。
- お別れセレモニー
こんぴら2の最終便(神戸発13:30便)の出発前に、下記の通りお別れセレモニーを実施します。(ターミナル建物内の行事は一般見学も可能。ヤード内・船内は乗船者以外の方は入れません。)
■ 場所
神戸三宮フェリーターミナル
■ 日時
12月6日(火)12:50~
・ 神戸市様より、船長に、神戸港への入港回数最多の記念盾贈呈 |
・ JFEエンジニアリング(旧 日本鋼管)様より、機関長に、エンジン稼働時間最長の表彰状授与 |
・ 記念撮影 |
・ 13:00~より乗船開始、 13:30出航、紙テープを投げてお見送り |