【インドネシア地震】人々に寄り添う支援を届けている国際NGOがネット募金をスタート

この記事は約3分で読めます。
日本同様、繰り返し地震に見舞われているインドネシアで再び地震が発生しました。多くの犠牲と被害が出ている中、大切な家を失ってしまった方々が支援を必要としています。

現地時間11月21日の午後1時20分頃、インドネシアの西ジャワ州チアンジュール県においてM5.6の地震が発生しました。

認定NPO法人ADRA Japan(アドラ・ジャパン、 所在地:東京都渋⾕区神宮前1-11-1 代表:柴⽥俊生)は、現地インドネシア支部との連携のもと、地震によって被災された方々に寄り添い、必要とされている支援を届けるために、インドネシア緊急募金をスタートしました。

インドネシア国家防災庁によると、これまでに死者272人、行方不明者39人、けが人がおよそ2,000人確認されたほか、59,000人以上が、倒壊してしまった家を離れて、避難生活を強いられています。

ADRAはインドネシアで1981年より活動しており、子どもや母親の健康を支える支援活動のほか、災害によって被災した方々へ緊急支援を届けてきました。先月10月にスマトラ島北部でマグニチュード5.9の地震が発生した際にも、この地震によって被災された方に迅速に支援を届けています。

ADRAは、今回の地震で大きな被害が発生したチアンジュール県に、地震発生直後からスタッフを派遣し、被災された方の声を聞き、また関連機関との調整を進め、必要な支援の準備をしています。

現地での調査と、これまでの地震被災者支援の経験から、今回被災された方々への支援として必要となる活動は以下の通りです。

・一時的なシェルターの支援
(丈夫なビニールシートやロープなどの購入、配付)
・水や食料の支援
・生活に必要な物資の支援
(水タンク、調理用コンロなど)
・生活再建のための現金給付
・損壊家屋を地震に強い住宅にする支援
(低コストでできる修復技術のトレーニング など)
・倒壊した学校の復旧に必要な物資支援
・子どもたちの心理ケア

※現地の状況によって必要となる支援の内容や活動が変更・追加となる場合があります。

特に、家屋が倒壊してしまった方々は、家の近くで過ごすことを望んでいるため、一時的なシェルターを建てられるシェルターキットの支援を急いでいます。

約5,500円あれば、1世帯分のシェルターをつくるための丈夫なビニールシートやロープ、くぎ、ハンマーのセットを用意することができます。

地震被害に見舞われているインドネシアの方々に、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

Tポイントでも寄付ができるYahoo!ネット募金の募金ページはこちら
【インドネシア地震】大切な家を失ってしまった方に寄り添う支援を(ADRA Japan)
bit.ly/3VlqSex

■■■認定NPO法人 アドラ・ジャパンについて■■■
アドラ・ジャパン(ADRA Japan)は、世界中約120ヶ国に支部を持つ世界最大規模の国際NGO、ADRAの日本支部です。各国ADRA支部や国連等のパートナー団体と連携し、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに人種・宗教・政治の区別なく、紛争や自然災害の被災地また途上国において、一人ひとりに寄り添い、自立を助ける支援に取り組んでいます。

 

タイトルとURLをコピーしました