岐阜県大垣市における「スマートスピーカーを活用したひとり暮らし高齢者等見守り実証事業」を受託

この記事は約4分で読めます。
 日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 衣川 和秀/以下「日本郵便」)は、「スマートスピーカーを活用した郵便局のみまもりサービス」を活用し、岐阜県大垣市(市長 石田 仁/以下「大垣市」)が実施する「スマートスピーカーを活用したひとり暮らし高齢者等見守り実証事業」におけるサービス提供を受託しました。
 日本郵便は、地方公共団体と連携したこのような取り組みを通じて、地域が抱える高齢者などの見守りに関する課題解決に引き続き貢献してまいります。
 さらに今後は、高齢者向け住宅や不動産管理会社などの法人へのサービス提供を行い、高齢者見守りのほか、介護予防や健康増進などのさまざまなニーズに応えるべくサービスを充実してまいります。
(1) 事業概要
 大垣市が実施する事業の概要は、以下のとおりです。
■事業名称
 スマートスピーカーを活用したひとり暮らし高齢者等見守り実証事業
■実施期間
 2023(令和5)年1月16日(月)~同年3月15日(水)(予定)
■対象
 大垣市内にお住まいの高齢者(大垣市が指定する方)
■目的
 少子高齢化の進展により、増加するひとり暮らしの高齢者などの世帯において、急病時などに発見・対応が遅れることによる重症化および死亡リスクの高まりが課題となっています。こうした中、ひとり暮らしの高齢者などが住み慣れた自宅で生活を継続していくために、先進的なデジタル機器を活用し、ご家族や関係者の負担を軽減しつつ、見守る側・見守られる側が安心してつながる仕組みの検証を目的として実施するものです。
■内容

  • 日本郵便で独自開発・管理するWebアプリケーションおよびAlexaスキル(注1)が、このサービスのご利用者(以下「利用者」)のご自宅に設置したスマートスピーカー(注2)を通じ、利用者の生活リズムにあわせて生活状況、服薬状況、食事および睡眠の状況を確認します。
  • 利用者のご家族などは、ご自身のスマートフォンやタブレットなどを通じて利用者の生活状況確認結果の把握や写真・動画・メッセージの送信ができるほか、Alexaに登録して利用者とビデオ通話をすることが可能です。
  • 利用者は、スマートスピーカー上で音声・ビデオ通話機能を利用することで、Alexaを利用するご家族などと非対面・非接触によるコミュニケーションをとることが可能なほか、ニュースやラジオ情報など、Alexaを通じたエンターテインメント機能を利用することも可能となります。
  • 利用者に対し、郵便局社員が訪問などを通じて、スマートスピーカーの利用促進などのフォローを行います。

(注1)Amazonが提供する音声アシスタント、「Alexa」上で提供されるAlexaスキル
(注2)Amazonが製造・販売するスマートスピーカー「Amazon Echo Showシリーズ」

(2) 日本郵便の受託内容
 スマートスピーカーを活用した見守りアプリケーション(高齢者の生活状況の確認、確認結果のご家族などへの通知、ご家族などから利用者へのお知らせの発信などが可能)を提供するほか、郵便局社員によるスマートスピーカーの使用方法に関する定期的なフォローを行います。

(3) サービスイメージ

 

 

(参考)
報道発表(2021年12月24日)「地方自治体向けの新サービス「スマートスピーカーを活用した郵便局のみまもりサービス」の開始」
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2021/00_honsha/1224_01.html

タイトルとURLをコピーしました